クワヒロ・バラーナのプントから数えて3代目にあたるフィアットのグランデ・プント。正直壊れまくるし(最近ではドアノブのバネが折れました)、フィアットのアフターサービスも悪いし、「二度といらねぇ。」状態なのですが、グランデ・プントをベースにアバルトが開発したラリー仕様車のグランデ・プント アバルト S2000。これがまたカッコいい。
2000ccターボ+4WDのWRカーは制作費が高いことから1600ccのNA+FFのSUPER 1600に続き、新たに創設された2000ccのNA&4WDによるSUPER 2000。このレギュレーション用にアバルトが手掛けたグランデ・プント アバルト S2000。NA特有のエキゾーストノートを鳴らしながらコーナーをドリフトする姿は往年の131 アバルト ラリーを彷彿させます。
話はちょっとそれますが、SUPER 2000のレギュレーションにVWはポロを投入。ホンダもシビック(3ドアのTYPE R)をプライベーターに提供するみたいで、実質シトロエンvsフォード状態になっているWRCの門がSUPER 2000によって広がればおもしろいと思います。WRCから撤退したプジョーも207で復活しそうですし、ルノーはメガーヌ、アウディはA3を投入して欲しいですね。
また、フィアットはターボを搭載したグランデ・プント アバルトを市販することを発表しており、初代や2代目は所詮アクセサリーに過ぎなかったアバルトのサソリのマークはラリーに続き、市販車ではトップグレードとして完全復活を遂げるようです。BMW・ミニやポロ、207など小型FFハッチバックのトップグレードはターボを搭載させるのがここ最近のヨーロッパメーカーの主流になってますが、個人的には安直すぎてこれはちょっといらないかな、、、。
それにしてもターマック用にローダウンされたラリーカーはカッコいいです。今更ながらどノーマルなウチのプントをいじりたくなります。とりあえず洗車しよっと。