「日刊自動車新聞」の電子版によると、フォルクスワーゲンの2023年の日本国内の新車販売台数は前年比1.3%減の3万1,851台で、これは2014年と比べると52.8%減になるそうです。
そこから先の記事は有料になるので詳しくは読んでませんが(大体検討も付きますが)、それで2021年の夏に6代目クワヒロカーのゴルフ7を買い取り業者に買い取ってもらった際にフォルクスワーゲンの正規ディーラーには二度と連絡してこないで欲しいとお伝えしたのに、去年の秋頃に以前フォルクスワーゲンを乗っていた人にもう一度乗ってもらいたいとディーラーからセールス電話が掛かって来たのだと思いました。
もちろん丁重にお断りましたが(⇒ドイツ車だけに思わずドイツ語で断りした話とゴルフ7の車検2回目にまつわるエトセトラはコチラからどうぞ)。
正規ディーラーのサービスに持ち込むようにと異常を示す警告灯が点灯してマイスター揃いだと掲げる正規ディーラーのサービスにゴルフ7を持ち込んでも、警告灯は一時的には消えても再び点灯し、MTでもないのに勝手に走行中にエンストしますし。
それをフォルクスワーゲンの日本法人に直接クレームを入れても、「保証期間を過ぎた車は保証しかねるが、取り敢えずゴメン」というノリですし。
ちなにみ延長保証にも加入していましたが、延長保証の概念はナチュラル無視ですし、それは半減してもおかしくないと思いました。
もっともその状態でも車検を通っているので、公道を走行中に警告灯が点灯して突然エンストしても、私がただ神経質なのかもしれませんが。
ただ、客観的に推移を見ると7万台近く販売した2014年から2015年の所謂ディーゼルゲートを境に一旦5万台を切るまで落ち込むも2018年には再び5万台まで盛り返しており、その一方で劇的に下がったのは4万台を下回った2020年、すなわちパンデミックに端を発する半導体不足の影響が著しいのかと思います。
一時期に比べると国産車では不足しているは言わなくなりましたが、相変わらず不足している半導体は、不足しているみたいですし。
また、フォルクスワーゲンの看板とも言えるゴルフが8にモデルチェンジした際に、限られた半導体をゴルフ8よりも集計性の高い姉妹車のアウディのA3に回す ≒ 8よりもA3の販売に注力するとセールスの方はおっしゃられていたので、きっとフォルクスワーゲンの販売台数が減った分アウディの販売台数が増えていると思います。
その頃はセールストークをしてきても、フォルクスワーゲンで売る車はTロックしかない、といった感じでしたし。
その分、輸入車SUVで販売台数No,1に輝く訳ですが。
あと、私は利用しませんが、残価設定で2020年以降に期限を迎えて新車に乗り換えようとしても、乗り換え先はTロックしかなくて乗り換えるつもりだった人は、車両を返却して他のメーカーに流れたのかもしれません。
もちろんフォルクスワーゲンの代わりに販売台数を伸ばしているとされるメルセデス・ベンツやBMW及びMINIも半導体不足で新車の納期は長いもしくは未定みたいですが、こちらはフォルクスワーゲンからの乗り換え需要に対して残価設定 ≒ リース契約満了で返却された車両を中古車として即納できたのではないかと想像します。
ヤナセも最近中古車のCMを流していますし、ゴルフ7を手放してBMWの1シリーズへの乗り換えも検討して見ましたが、新古車という触れ込みの中古車 ≒ 走行距離1万キロオーバーの試乗車上がりでしたし。