ドイツのスタッフ15名の小さなスポーツカーメーカー、ヴァルモット社がウインドスクリーンのないスピードスター、ヴェリタスRSⅢを2010年1月から30台生産するそうです。
1940年代にドイツから初めてF1に参戦したチームの名前を車名に冠したヴェリタスRSⅢに搭載されるエンジンはBMWのM5&M6の5.0リットルV10。最大出力507psを発生するこのエンジンとカーボンケブラーを使用した1080kgの軽量ボディと組み合わせられた結果、0-100km/h加速はメルセデス・ベンツのSLRマクラーレンの最終モデルで、同じスピードスターのスターリングモスの3.5秒を上回る3.2秒になるそうです。
で、ヴェリタスRSⅢの価格は約4670万円で、ABSやトラクションコントロール、ESPなどのハイテクは未装備。ヴェリタスRSⅢの限界性能は引き出すにはレーシングドライバー並みの運転技量が求められそうですが、既に5台が売れたそうです。
また、現在8台が商談中で、今年中には30台が完売するとヴァルモット社は見立てているそうです。
と、かなりスパルタンなヴェリタスRSⅢですが、写真で見た限りはBMWの5.0リットルV10を搭載しているからかどうかはわかりませんが、スターリングモスにZ4のフロントを伸ばしてくっつけたような感じ。
というか、ヴェリタスRSⅢのかなり釣り上がった目(ライト)と口というか歯のようなフロントグリルは。「ファースト」のMA-04X ザクレロみたいです、、、。