2024年の新車登録台数において、スズキのスペーシアが初の首位に立ち、2022年5月から続いてたホンダのN-BOXの単独首位が2年ぶりに交代したそうです。
gooニュース
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軽初のオットマンの採用等現行のスペーシアはN-BOXから首位の座を奪おうと気合十分だと思っていましたが、N-BOXもフルモデルチェンジで商品力をさらに高め、その牙城を崩すのは難しいと思っていました。
ただ、これがスペーシアの実力なのか、6月以降も注視する必要はあるかと思います。
N-BOXが首位の座を明け渡した原因を現行型のデザインやダイハツのタントの客がスペーシアに流れたと、他責を挙げる評論家もおられるみたいですし。
確かに1年前の2023年5月と比べると、タントは1万1208台から6174台と45%減、スペーシアは逆に7901台から1万5160台とほぼ倍ですし。
また、半導体不足が解消されて長期の納車待ちが改善されて納車が進んでいることから、長納期の人気モデルを中心に販売台数を増やしているそうです。
確かに2023年5月にはラインキングに入っていなかったトヨタのアルファードがこの5月は5814台で普通車の5位にランキングしています。
ですが、アルファードに関しては2023年6月にフルモデルチェンジをしており、去年の5月は絶賛受注停止中もしくは新型の受注を集めていた時ではないかと思います。
他も比べてみると2023年5月は9233台でトヨタのプリウスが普通車の2位でしたが、今年の5月はランク外。
1年前は合わせて13,990台だったトヨタのノア&ヴォクシーもランク外。
トヨタのハリアーも昨年対比で899台マイナス。
ホンダのヴェゼルや日産のノートはそれぞれランキング入りしましたが、同じく日産のセレナも18%マイナスで、増えたのはヴェゼルとノートぐらいのように思えます。
あとはN-BOXが4%増えたかと。