現役時代にチェルシーに所属して191試合に出場した元フランス代表DFのフランク・ルブーフが、チェルシーが1-2で敗れたウォルヴァーハンプトン戦でのドイツ代表MFハフェルツのパフォーマンスについて、「私はいくつかのことを前にも指摘したが、ほぼ試合から消えているじゃないか。」と指摘しました。
続けてルブーフはハフェルツと共に今夏チェルシーに加入したドイツ代表FWヴェルナーを引き合いに出し、「(チェルシーの)ランパード監督は『彼に時間を与えるべき。』だと言う。でも私には彼が、欲求や闘争心をもって自信を取り戻そうとしているようには見えないんだ。ヴェルナーも良いパフォーマンスができていなかったよ。でも彼については、一生懸命に何かを変えようとしているのが見て取れるんだ。ハフェルツはそうしようとしているように見えない。だから心配なんだ。」 とコメントしました。
また、ルブーフはチェルシーがハフェルツ獲得に際してレバークーゼンに支払った移籍金約100億円にも触れ、「彼に支払った移籍金を忘れてはならない。まだ21歳とはいえ、昨季に加入した選手もそれほど適応に時間はかからず、既に強い影響力を示している選手もいる。ハフェルツが今、何をしているのか私は知らない。でも答えが欲しい。」とコメントしました。
移籍金の額が額だけに、ルブーフの批判は当然だと思います。
また、ハフェルツはトップ下だと思いますが、ブルーズ全体で考えるとハフェルツをトップ下に据えた4-2-3-1よりもヴェルナーをウイングに据えた4-3-3の方がバランスが良く、本職ではない右インサイドハーフや右ウイングではハフェルツの本領がより発揮できなくなっているのではないかと思います。