以前ダイハツでトールに試乗し、ローンを条件に見積もりをお願いすると金利が5%弱と高くて金利が高いことに不満を示し、より低金利な銀行系でローンを組むことを示唆しました。
これは私なりの価格交渉の条件で、銀行よりもディーラーでローンを組む方が確かに時間は節約されるので、まず金利差分の値引きもしくはより金利の低い他の信販会社でのローンを求めるといった次第です。
ところが、この手に全然乗ってこられず、むしろダイハツの営業マンにはお客さんで賑わう店内を見渡しながら『クワヒロさん、今日日ローンを組んで車を買う人はここにはほとんどおられませんよ。ここにいるお客さんは皆さん残価設定でお車を購入されています』と、残価設定での購入を勧める一方で他の信販会社の提示や銀行系のローンとの金利差の値引きには応じられないといった感じでした。
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/entertainment/sponichi-spngoo-20231221-0120
車をローンで購入した際、完済前に下取り査定を出した時に残ったローンと下取り額に差がある、ようはローン残高よりも車の価値が下がってしまうと思っています。
もちろん私が所有した車の話であり、人気車種だと最近はローン残高以上の価値があると査定されるケースもあると思いますが、ようは残価設定で残価を保証すると言われてもピンと来ない訳です。
ましてや一定期間の支払いを終えて保証された残価を買い取ると選択した場合、結局ローンを組んだよりも高くなってしまうと、私のカンピューターは弾いてしまう訳です。
買い取らずに新車に乗り換えるを選択すれば、お得かと言うと、昨今新車の納期が長納期で乗り換え時期とのアンマッチが生じるケースも多いと思っていて、買い取れない場合は車両の返却しななくて次の車の選択の幅が狭まる事や乗り換えも難しくなると思ってしまいます。
ただ、フォルクスワーゲンのゴルフ7をまだローン残高が残っている段階で手放した際に車検を通していたのでまだ残高を回収出来ましたが、車検代で30万円近く持っていかれたことを思うと、結局マイナスになってしまった訳です(⇒ゴルフ7を車検終わってすぐに手放した経緯はコチラからどうぞ)。
そして、ゴルフ7の経験と今回のダイハツの不正を踏まえると、こういう時は逆に残価を保証する残価設定の方が有利だと思いました。
また、今回のダイハツの不正もダイハツが残価設定で販売(というかリース)した車両についてはダイハツが残価を保証するので、ローンを組んだユーザーや現金一括購入したユーザーに比べるとダメージは少ないと思います。