『クワヒロくん、ワーゲンは良いよ、ワーゲンは』
これはある日の出張帰りに車はほぼフォルクスワーゲンの車だった当時の上司から聞かされた言葉だ。
私がフィアットのプントに乗っていた頃にフォルクスワーゲンやドイツ車が「Tipo」に登場することはなく、アルファロメオの155がDTMで活躍したことを振り返ってもWOWOWでリアルタイムで中継されていたDTMがあまり話題にならない一方で、『イタリアでは車はプントかフォルクスワーゲンのゴルフになる』ということも知っていたのでその話は同意する部分もあった。
現在サッカーの鎌田大地が所属するラツィオや本田圭佑が所属したミランでプレーした元イタリア代表のアレッサンドロ・ネスタが最初に買った車、プロサッカー選手になって最初の収入で買った車がゴルフⅢのGTIだったそうで、ネスタ曰く『ゴルフがベストな選択肢になる』と言っていた記憶もある。
何よりプントを買う前に3代目のポロも考えましたし、プントに乗っていた時も3代目のポロのGTIへの乗り換えを考えたこともありましたし、プントを手放した後に5代目のポロに試乗して実感した部分もあった(⇒11年前にポロに試乗した話はコチラ)。
また、プントを手掛けたジウジアーロがゴルフの初代を手掛けていたことも、それを実感させる部分もあった。
故にプントの次はゴルフに匹敵する物、よくゴルフも知らないままにジウジアーロ繋がりでスズキのSX4を選んだ部分もありましたし。
続けて購入したスズキのスプラッシュはオペルからアギーラとして販売されていること、それを裏付ける作りが決め手でしたし、最終的にはゴルフ7へと辿り着く訳です。
そして、かつての上司やイタリア人やネスタが言う事がよりわかる、ゴルフ7があれば、これ一台で十分だと思う作りでした。
よって、ゴルフ7を乗り続けるか、続けてゴルフ8、もしくは車格を上げてパサートだと思った時期もありました。
ですが、『もう一度フォルクスワーゲンに乗っていただきたい』と思ってかかって来たフォルクスワーゲンの正規ディーラーの営業の電話に、ドイツ語で『Kekkoudesu』と答えたのも事実(⇒私のゴルフ7にまつわるエトセトラはコチラからどうぞ)。
ゴルフ7を購入する直前にトヨペットに立ち寄って見たトヨタのシエンタに乗って今日は出勤しようとしているのも事実。
昔このブログにこっちよりもゴルフ7だと書いたトヨタのオーリスに乗って出勤したのもまた事実。
何よりスポーティーなモデルからファミリーなモデルまでフォルクスワーゲンを知り尽くすかつての上司が、次はトヨタかホンダだと今乗っているフォルクスワーゲンを手放すタイミングを探っているのもまた事実だったりする。
DSGも保証期間内で2回載せ替え、その前の車はそのDSGが保証期間を過ぎていたので高額な修理費を前に手放し、DSGを載せ替えた車がこの年末は別の不具合で手元にないとなるとそれは次はトヨタかホンダになるのは必然だと思います。
私も次もトヨタですし。
また、春休みやGWにゴルフ7がない、レンタカーで春の旅行に行きましたし、GWも代車はさすがにやってられませんでした。
それが年末年始となると、気が遠くなりそうです。
代車も時間がかかったみたいなので、退院にも時間がかかりそうな。
ただ、乗り換えたくともトヨタやホンダの新車がすぐ手に入らない状況なのも事実で、私も中古車のオーリスを一回挟んだので、その元上司はワンクッション挟む必要があるかと思っています。