レクサスがLBXに40万円程お手頃な新グレードのElegantを追加したタイミングでLBXがデビューした時にYouTubeで公開したモリゾウRRのプロモ動画の編集版をTV-CMで流してそのCMの最後にハイパフォーマンスモデルのモリゾウRRとElegantを並べる、トヨタは商売上手だと改めて思うと同時にモリゾウこと豊田章男会長は会社のトップはトップセールスマンをまさに地で行く人だと改めて思いました。
LBXのベースとなったトヨタのヤリスクロスは現在絶賛受注停止中ですが、先月の新車販売台数のトップはホンダのN-BOXを抜いてヤリスクロスを含むヤリスが首位みたいですし、ヤリス全体の6割がヤリスクロスみたいですし。
また、トヨタイムズを見るとトヨタがホンダのヴェゼルを高く評価、すなわちライバルととらまえ、その刺客にヤリスクロスを送り込んだ感じがします。
それも世界戦略車として位置付けていたC-HRに置き換える形で。
その自信作のヤリスクロスを以ってLBXのベースとなった、販売台数という結果も伴って、と推察します。
もしかすると、LBXまで見据えたヤリスクロスだったのではないかとも思います。
実際ヤリスクロスに試乗し、事前にトヨタらしく潔い(悪く言えばチープ)との評価も耳に入りましたが、ドライバーズシートからの眺めは所有する喜びを得られるものだと思いましたし。
一方で、ホンダがヴェゼルを補う形で投入したWR-Vの中身を知ると、WR-VにはLBXにはない後席のエアコンの吹き出し口を備えており、この部分はもっと評価されるべきではないかと思います。
同じく備えていたグレイスでは、あまりスポットライトを浴びませんでしたが。