バルセロナが約232億円の給与削減が出来なかった場合、年明けにも債務超過の手続きに入ると報じられていますが、ここ数年の移籍市場の収支を考えると当然な気がします。
パリSGに約288億円で放出したブラジル代表FWネイマールの後釜として考えていたブラジル代表MFコウチーニョの獲得を一度断念してフランス代表FWデンベレを移籍金約136億円で獲得したにも関わらず、半年後に移籍金約218億円でコウチーニョを獲得し。さらにて約150億円でフランス代表FWグリーズマンを獲得した訳で、、、。
足し算引き算すれば、おのずと答えが分かると思うのですが、、、。
もちろん費用対効果もあっての投資だと思います。
ですが、デンベレはお世辞にもコンスタンスに活躍出来ているとは言えず、バイエルン・ミュンヘンに期限付き移籍させたコウチーニョには(とバイエルンとの)CLの準々決勝で2ゴールを許し、グリーズマンは本職から遠いサイドで起用、、、。
これでは回収できないと思います。
元スペイン代表MFイニエスタの後釜として獲得したブラジル代表MFアルトゥールはトレード要員で放出し、ローマと争奪戦を繰り広げたブラジル代表FWマウコムもあっさり放出してますし、、、。
元スペイン代表MFシャビやアルゼンチン代表FWメッシら21世紀のバルサの主役を輩出したカンテラも、一時はバルサの強さの要因の一つでしたが、ここ数年は静かですし、、、。
今夏メッシを放出していれば、短期的かもしれませんが、財政状況は好転する可能性はあったと思います。
ですが、そのメッシもこのまま来夏契約満了、すなわち移籍金0円であり、この冬に無理して獲るクラブがあるとは思えません、、、。
そして、レアル・マドリーを筆頭にライバルと比べても、バルサの投資も群を抜いていますし、かつ費用対効果の悪さも群を抜いていると思います、、、。
これら昨今の補強を主導したであろうバルトメウ会長は辞任しましたが、かつてはソシオのクラブと言われたバルサも胸スポンサーが当たり前となり、ずいぶんと様変わりしてしまったと思いました。