先日007の「スカイフォール」を改めて見ました。
やっぱりここからジェームズ・ボンドのキャラが変わってストーリーやプロットも浅くなって007は面白くなくなったと思っているのですが(シリーズのDVDも集めていましたが、「スカイフォール」以降は買っていません)、そんな「スカイフォール」にあって良かったと思う部分はアデルの主題歌と綺麗な映像、ボンドカーと並ぶボンドに欠かせないアイテムである時計にオメガのシーマスターでも3針のアクアテラが採用されたことです。
ボンドの時計と言えば、やはり初代のショーン・コネリーから4代目のティモシー・ダルトンまでのボンドが一度は腕に巻いたロレックスのサブマリーナだと思いますし、5代目のピアース・ブロスナンからのオメガのシーマスターもサブマリーナありきだと思います。
ようはボンドの時計 ≒ ダイバーズだったので、「スカイフォール」でのシンプルな3針のアクアテラが斬新でしたし、それもまた渋いと思いました。
一方で、アクアテラの採用はロレックスはロレックスでもオイスター パーペチュアルだったと言われる原作(⇒オイスター パーペチュアルの記事はコチラ)への回帰だと思っていましたが、サブマリーナに陰に隠れてしまったショーン・コネリーのボンドのもう一つの時計であるグリュエンのプレシジョン501への回帰でもあったと最近思いました。