チェルシーOBの元イングランド代表MFのジョー・コールがCLの決勝トーナメント1回戦ファーストレグでバイエルン・ミュンヘンにホームで0-3で敗れた古巣チェルシーに対し、「もしこの結果が先々待ち構えているとわかっていたら、ランパード監督は冬に選手を獲得しようと躍起になっていたはずだ。なぜ補強に動かなかったのか?これは本当に疑問だよ。」と苦言を呈しました。
続けてジョー・コールはかつてのチームメイトである元イングランド代表MFのランパード監督がトッテナム戦に続いてバイエルン戦でもフランス代表FWジルーを先発に起用したことに触れ、「週末の試合では、ここまで冷遇されていたジルーが活躍したね。だけど彼は本調子から程遠い状態にあった。32歳という年齢もあるだろうが、そこまでビッグゲームでコンスタントに結果を期待できる状況でなかったことは明白だ。要するにジルーはこれまで使われなかったことで、勝負勘が損なわれていた。当然攻撃陣の連係面でも不安がある。それがここにきてチーム全体のパフォーマンスにも影響したんじゃないかな。」と、ランパード監督の起用法がバイエルン戦の敗因であったと指摘しました。
そして、ジョー・コールは「一方でバイエルンのクオリティーは見たかい? 最初から最後までハイレベルだった。チームは約束事が徹底されていて、プレスや攻撃のパッケージも見事だったと思う。彼らは今夜、チェルシーに大きなダメージを与えた。でもそれはチェルシーにとって残念なことだが、順当な結果だったのかもしれないね。」と評しました。
1月での退団が噂されたジルーやスペイン代表FWペドロの残留が、チェルシーが補強を見送った原因の一つになると思います。
もちろん前線よりも守備陣の補強が必要だと思いますが、、、。
また、ジョー・コールの指摘通りランパード監督のの起用法にも問題はあると思いますが、特に前線のベテラン勢がランパード監督や若手とフィットしていない印象があります。