レアル・マドリーはクロアチア代表MFモドリッチとドイツ代表MFクロースとマンUに移籍したブラジル代表MFカゼミーロの4-3-3の3の後継トリオとして、ウルグアイ代表MFバルベルデとフランス代表MFカマビンガにドルトムントからイングランド代表MFベリンガムを加えて新たなトリオの結成を考えているそうですが、レアルにはフランス代表MFチュアメニがいるのでわざわざベリンガムを獲得しなくとも後継トリオは揃っていると思います。
gooニュース
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余剰戦力を指摘されるチェルシーとは対照的に、近年のレアルは少数精鋭だと思っています。
特にCBと右サイドバックにウイングはそこそこ揃っている印象ですが、CFは実質元フランス代表FWベンゼマ一択、中盤はカマビンガとチュアメニがそれぞれ加わってようやく揃った印象ではあります。
そのカマビンガが左サイドバックでも起用されたりするので、そこはアンチェロッティ監督がやりくり上手なのと、CBの他に左サイドバックと中盤もこなすオーストリア代表DFアラバもいるので融通しやすいとも思います。
一方で、カマビンガはレンヌで確か10番を背負っていたことを踏まえると、クロースもしくはモドリッチの後継者で、カゼミーロの後継者として昨夏チュアメニを獲得した印象でした。
それが、カマビンガが出場機会に不満と持っていると報じられてからはチュアメニとカマビンガでカゼミーロの後釜を争い出した印象があります。
もちろんカマビンガの万能性もあると思いますし、そもそもクロースとモドリッチとはまた趣が異なる部分もありますし。
ただ、カマビンガやチュアメニに比べるとベリンガムは知名度が高い、すなわち高額な移籍金が生じることが予想され、それをレアルに払えるのかという問題は避けて通れないと思います。
逆を言えば、レアルもバルセロナのようにそもそもソシオのクラブであったにもかかわらず、パリSGと移籍市場で真っ向勝負していたら、バルサのようにレアルも財政難を通り越して破綻も近い状態まで追い込まれていたかもしれません。
もちろんベリンガムの獲得だけでレアルの財布もバルサみたいに借用書だらけになるとは思いませんが、少なくとも噂される移籍金ではパリSGと同じ土俵に乗ることになると思います。
そして、そこはチュアメニとカマビンガのように、クロースやモドリッチが健在な内にベリンガムよりも知名度は低くとも移籍金40億前後の将来有望な若手を加えるか、チュアメニとカマビンガとバルベルデのトリオとクロースとモドリッチの間をつなぐクラスをアラバのように移籍金0円で確保するのかのどちらかが良いと思います。
もちろんベリンガムの移籍金が40億円前後であれば、ベリンガムを獲得すれば良いと思います。