キョンシー太郎の日誌

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キョンシーの日記〜刈払機取扱作業者について

2018-09-16 03:16:07 | 日記
最近、私は永らくお世話になった教習所を無事定年退職し、マンションで優雅に隠遁生活?ではなく、バイト探しの人生を歩み始めました。そんな折、朝、目覚めると、ブーン、ブーン。
そう、それは忘れもしない草刈機、いや、刈払機の音です。近くの田んぼで農家のおじさんがやっています。現役時代はこの刈払機の講師をしていました。一日丸々の講習で学科も実技もあります。たぶん、正式には数えていませんが、200回以上はやっていると、思います。ある時期は出張も滅茶滅茶、やって、たぶん全国で私が一番講習回数が多かったのではないでしょうか、、
ギネスに認定でもしてほしいものです。(笑
刈払機?そんなん、資格いるん?と思われる方もいるとおもいますが、労働者であれば、この資格を取ってからしか、草刈りしてはいけないことになっています。自分の田んぼの草刈は給料もらわんし、いらんやろ、また、公団の自治会の草刈りもボランティアやし、いらんやろ、、たしかにそうです、法律上は安衛法(これは労働安全衛生法の略です、巷の企業の安全担当の人が労安法と呼ぶのは間違いです。もっと勉強しろ、といいたくなります。なぜなら、法律の本に安衛法と略す旨、明記されているからです。そんなん、どうでもええやろ、、ん〜どうでもいいようですが、そこは私的にはゆずれません。なぜなら、人の命にかかわる話の元の元だからです。先程、労働者でなければ資格がなくともよいといいましたが、これは単に法律違反でない、ということだけです。
もし、万一、子供に怪我でもさせようものならば、民事訴訟にでもなれば、それは草刈する人間が労働者であろうが無かろうが、そんなこと関係ありません。なぜなら草刈するのは同じ人間だからです。人に怪我させない、走っているクルマのガラスを割らない。まずは刈払機取扱作業者の資格を取ることです。事故を起こした人間がもし、資格を取っていれば防げたのならば、あきらかな重過失となり、民事訴訟では完全なまけです。
また、シルバー人材センターなどではその作業員は請負親方、すなわち、社長なので、資格がなくても、事務局の違反はとわれません。しかしながら、やはり、めちゃ多い、クルマのガラスを割る石はね事故、このことを考えると、事務局も有資格者しか使えなくなってきます。また、仕事を出す大企業の工場の総務の人でも当然、有資格を望むこととなります。なぜなら、事故にあったドライバーは必ず大企業の総務に文句をいいにくるからです。災いの種は残さない。これが、リスク管理の基本です。まあ、なんかへんな話になりましたが、とりあえず、このブログを見ておられる方で、刈払機を使用する方は是非、是非、私のいうことを守ってください。。。いや、これは私がいうことではなく、平成になって新しく資格制度ができてから、刈り払いのプロたちが集まって決めたことを厚労省の役人が持ち帰って、通達、いわゆる法令化したものです。以下、関係ある方は参照願います。関係ない人も、刈払機を使用している人のすぐ近くを通る方は読んでおいてください。
まず、始めに、、
刈払機を使用しない人で近くを歩く方へ、、
刈払機取り扱い作業者から20mはなれてください。石、は20m飛んでくると思っておいてください。また、やむなく、近くを通るのであれば、5m以内は絶対だめです。また、後ろからイノシシが走ってきて、どうしても逃げたいときに、前に刈払いおじさんがいた場合、おじさんの前をはしりぬけましょう。後ろはダメです。首切られて死にます。後ろを逃げるくらいなら、イノシシに体当たりしましょう。まあ、これは究極の選択ですけど、、以上が、刈払機を使用しない人への注意でした。。ここまで読んだら、もう寝ましょう。
さて、ここからは刈払機取扱作業者です。
まず、メガネ、ベルト、安全靴、ヘルメットは必須です。あとは防振手袋、レガースなど
ベルトは首からかけて右手を通す。これは講習じゃないので身体で表現できませんが。キックバック、右の後ろに跳ね返るとき、左手を通しているときよりはるかに安全だからです。わかります?
まあ、私の講習きいた人はわかるとおもいますけど、また、この説明をちゃんとできてる講師はたぶん、もう日本にいないでしょうけど、ん?なに自慢してんねん?ってか、、、まあ、自慢じゃないですけど、そこまで細かくはいわないでしょう。あとは緊急離脱装置付きのベルトで刈払機をセット。まず、刈る時は両足を肩幅よりやや広く。また、右足を足のサイズの約半分くらい前に
右足を半歩すり足で出し、体重をのせて、左足を半歩擦り寄り体重移動しながら、右から左に刈る。左から右に刈るとキックバックしてあぶない。これが基本です。このことは安衛法通達できまってますが、これはあくまでUハンドル式とツーグリップ式の話です。ループハンドル式背負い式は当然左足が前になります。通達ではこのことは触れていません。刈る方向は前と右と左です、後ろ方向はダメです、手前が低く前が高い場合刈ってOK、なぜなら、逆にすると、すべったとき右足を刈払機で切りやすいから、右が高く左が低いのはOK。なぜなら、逆にすると石が跳ねて目にとんでくるから、刈り幅はら1.5mなぜなら大振りすると転倒しやすいから、刈刃の角度は地面に対し前後に5〜10度なぜなら石跳ねをすくなくするため、また、軸のナットの磨耗を減らすため、
登りの急傾斜は刈ってはいけない。なぜなら、目に石が飛んでくるから、あまりすすめられませんが、急傾斜は右が山側、左が谷側。
作業者間は5m、一般の人とは15m離す。クルマがきたら刈るのをやめる。
クルマが駐車してれば、まずどけてもらう、むりなら、手で抜く、カマで抜く、根こそぎくんで抜く、刈ったろうで抜く。まあ、あと、いうこといっぱいありますが、あとは興味あるひとは教本よんでくださ〜い。ブログの字数制限にひっかかるといやなので、このへんで、、
御安全に、!‼️

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