婆さんが出かけてしまいましたので、私は、相国寺の蓮を見に行くことにしました。
京都御苑の中を通り抜けていきましたが、出水の小川では、小さな子供達が水遊びに夢中になっていました。野鳥を観察している方も見受けられ、人間にとっても動植物にとっても、ここは貴重な空間です。
今出川御門から今出川通りを渡り、同志社大学の横を進んで行くと「相国寺」です。
蓮の花がそろそろ咲いていると思っていったのですが、残念ながら2~3咲いている程度で、見頃は、もう少し先のようでした。
法堂が特別拝観中でしたので覗いたところ、鳴竜として有名な狩野光信筆「蟠竜図」を見ることが出来ました。これはラッキーでした。
鐘楼の前を通って境内を抜けると上立売通に出ます。法輪寺というお寺の脇の道を下がって、一本目の道を寺町通の方に進んだところに「幸神社(さいのかみのやしろ)」があります。
小さな神社ですが、創建は平安遷都の頃と古く、都の鬼門を守る役割が有ったようです。現在は「縁結びの神」、また、出雲阿国とも関係があると言われ「芸道上達の神」として信仰されているようです。東北隅には「おせきさん」と呼ばれる神石(陽石)が置かれています。拝むと縁結びの御利益がいただけるようですが、触れると祟り(たたり)があるともいわれています。夫婦和合の神でもあるようです。
そこを出て左に進むと寺町通になります。そこには幸神社の石柱が立っていました。
寺町通を少し下がると「出町柳商店街」です。その中を通り抜け、河原町の交差点に向かって下がると、豆餅で有名な「出町ふたば」があります。
買って帰ろうと思っていたのですが、60人位の行列が出来ていましたので諦めました。
賀茂大橋から鴨川に下り、丸太町橋の所から丸太町通に上がりました。河原町の交差点を渡り新烏丸通を下がって、裏から下御霊神社に入りました。目的は、湧き水を頂くためです。京都の名水の一つです。
名水で喉を潤してから寺町通に出て、革堂(行願寺)へ。アジサイが咲いていました。
竹屋町通を西に進み、御幸町通りを下がって御池通に戻りました。二条通に出る手前に、京都十二薬師霊場の一つ「大福寺」がありました。謂われを見ると「聖徳太子が開基した」とありました。天明の大火で大部分が焼失してしまい、現在は本堂部分しか残っていません。
京都の街歩きは、奥が深い!
今日の歩数は、11,400歩。
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