天気が崩れるという予報でしたので、昨日(2日)に梅宮大社と松尾大社に行ってきました。
梅宮大社には、菖蒲、蓮、紫陽花を、松尾大社には、以前、テレビで放送していて、婆さんが「見たい」と言っていた作庭家「重森三玲」の庭を見るためです。
四条烏丸から阪急電車で桂へ。乗り換えて松尾大社駅で下車。駅の正面は松尾大社ですが、帰りに寄ることにして梅宮大社に向かいました。
梅宮大社には、駅の前の四条通を右に進み、松尾橋を渡って「梅宮大社前」の信号まで直進します。左に曲がると梅宮大社の鳥居が見えます。歩いて約10分程です。
この写真を撮ろうとカメラを出したところ、再び、SDカードを入れ忘れたことに気付きました。婆さんの目は、明らかに「物忘れがひどくなったね」と言っていました。
梅宮大社(うめのみやたいしゃ)は、梅の名所として、また、酒造、子授け・安産にご利益があることでも有名です。歴史も古く平安時代にはここに在ったようです。お酒と言えば松尾大社だと思っていましたが、ここも有名なんですね。梅の名所としても京都では一番古いのだそうです。
梅もそうですが、紫陽花なども「神苑」にあります。入苑券500円です。(境内は自由)
神苑には池が二つあり、それを囲むようにして色々な花木が植えられています。菖蒲と蓮が見頃、紫陽花は5分咲きで、特に菖蒲が見事でした。ゆっくり歩けば1時間程度は必要です。
紫陽花は、山紫陽花が見頃でした。
花を満喫してから、松尾大社に向かいました。
お昼を過ぎたので、「どこかで昼食を」と話して松尾橋の所まで来ましたら、桂川の河川敷でお弁当を食べているグループを見て、私達も近くのスーパーでおにぎり等を買って食べることに決定。松尾橋を眺めながら昼食。左奥に松尾大社の鳥居が見えました。
橋を渡って、松尾大社に向かいます。
松尾大社(説明では、「まつのおたいしゃ」と言っていました)は、平安京以前からこの地に在ったようで、土木、建築、商業、安産の守護神として、また、醸造の神として信仰されています。
ここで気づいたのですが、松尾大社は四条通の西の端、東の端は八坂神社なんですね。ビックリすることでも無いとは思いますが。都を護る意識の強さを改めて感じました。
松尾大社駅の前から直ぐに参道になります。
境内には、全国から奉納された酒樽や、亀や鯉の彫刻が置かれていました。
松尾大社の庭園は、昭和50年に「重森三玲」によって作庭されました。石組みを中心として、伝統を重んじながら現代性を取り入れ、「永遠のモダン」を表現した庭なのだそうです。四つの庭がありますが、見方を知らない私でも見応えのある庭でした。
「曲水の庭」
「即興の庭」
「上古の庭」
「蓬莱の庭」
庭の他にも、枯れることのない「霊亀の滝」や、酒造りの際「この水を混ぜると腐らない」、「延命長寿、よみがえりの水」として有名な霊泉「亀の井」などの見所がたくさんあります。私も亀の井の霊泉を頂いて来ました。美味しい水です。
帰りは、再び阪急電車で戻りましたが、充実した時間を持つことが出来ました。
昨日の歩数は、12,430歩。
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