長野は晴れ、最高気温が28度にもなる予報が出ています。午前中は掃除をやったのですが、暑くてシャツ1枚で奮闘しました。婆さんは「掃除やっといてよ!」と言い残して外出。
昨日(14日)は、このところまとまった散歩をしていなくて、運動不足気味の爺さん婆さんでしたので、善光寺まで散歩に行って来ました。目的は、県立長野美術館の「霧の彫刻」です。
「霧の彫刻」は、中谷芙二子さんの霧を使った常設の作品で、見られる時間が決まっています。
その時間を目指して、直接、城山公園にある美術館に向かいました。最短距離を歩いて行くには、この石段を登ることになります。何時もは文句を言う婆さんも、珍しく何も言わずについて来ました。
展望公園から景色を見たり、萬佳亭さんの前にあるモッコウバラを眺めて小休止。
11時15分頃美術館に到着。「霧の彫刻」は、各時間帯の30分からですので、先ずは、屋上の「風テラス」へ。眺めの良い空間が、無料で開放されています。私のような芸術に縁のない者でも、気軽に立ち寄れるのが嬉しいです。
「霧の彫刻」が見られるのは、東山魁夷館との間にある「水辺テラス」です。
霧は、水際に設置されているノズルから噴出されるとのこと。
霧が出てきました。
何処で見るのがベストポジションなのか分かりませんが、霧の中に入って見ている方もいました。足元が見えなくなりますので、お客さんが水に落ちないよう、係の方が誘導していました。
霧の中に浮かび上がる木や観客の姿等が、霧による彫刻といったところでしょうか。霧そのものの変化する姿なのかもしれませんが。
約10分間、幻想的な霧の世界を楽しんだ後、城山公園の広場に向かいました。
5月1日に来た時、御衣黄桜を見つけたのでその様子を見て来ました。緑色からピンク色の花に変化していました。散る間際まで、色の変化を楽しませてくれる不思議な桜です。
広場の周辺も、賑やかな花に囲まれていました。
善光寺へは東庭園から。ツツジが見頃、アヤメが開き始めていました。
本堂西側の庭園は、ツツジが見頃。
本堂でお参りをしてから、中央通りに向かいました。
仁王門の横には、ボタンの花が咲いていました。そろそろ花は終わりですね。
宿坊のシャクナゲを眺めながら、中央通りに出ます。
中央通りには、八重のコデマリやナンジャモンジャも咲いています。歩くのには本当に良い季節だと思いました。
途中でお昼を買って家に帰ったのですが、芸術鑑賞、花巡り、運動不足解消と三拍子揃った散歩が出来ました。
昨日(14日)の歩数は、10,423歩。久し振りに心地良い疲労感を味わうことが出来ました。
「ずくだせアルバム:霧の彫刻!」