春の陽気を通り越して「暑い!」と言いたいほどの京都です。
天気予報では「今日は雨模様」となっていたので、疲労回復の日にしようと思っていましたが、よく晴れているので出かけることにしました。婆さんは娘と用事があるようです。目的地は、五条坂にある安祥院の山桜に決めました。
仏光寺通を歩くことにして、仏光寺の桜を見てきました。ここは枝垂桜が有名ですが、満開まではもう少しの状態で、ソメイヨシノが満開でした。仏光寺通側の門の所にある桜が奇麗でした。
御影堂門から境内に入ります。門の脇にあるソメイヨシノは見応えがあります。
枝垂桜は大師堂(御影堂)の前に、3本の宮家お手植えの紅しだれ桜があります。全部が満開になった時には、本当に綺麗です。
御幸町通にある「京都市学校歴史博物館」に立ち寄りました。枝垂桜が奇麗に咲いていました。
松原橋を渡ります。川端通側の鴨川の川岸にも、白やピンクの桜が並んでいます。
五条坂の混雑を避けて、東大路通から脇道に入り安祥院に向かいました。山門は、五条坂に面しているのですが、境内まで入る人は余り見かけることがありません。
安祥院は、通称「日限(ひぎり)さん」と呼ばれ、境内の「日限地蔵」に日を限って願い事をすると開運、厄よけ、安産など諸願がかなうと伝わるお寺です。境内には、京都市の保存樹に指定されている山桜の大木があります。「ボケ」の花との競演も見ることが出来ました。
脇道に戻り、八坂通に出ました。多くの人が散策を楽しんでいました。
東大路通を渡り、安井金比羅宮 の桜を見に行きました。桜見物と言うより「縁切り、縁結び」のご利益を得ようとする人達で一杯でした。
建仁寺へ向かいました。建仁寺の北門前にある「大中院」の桜が、垣根を越えて道を覆うように咲いています。
建仁寺の桜は、北門を入ったところから三門のあたりまで並んでいます。桜の時期は、本当に境内が華やかになります。モミジの新芽も奇麗でした。
境内から摩利支天堂に通じる小道にも桜があります。「こぼれんばかり」に花が咲いていました。
帰りは、京都ゑびす神社の境内を抜け、宮川町を歩きました。歌舞練場では「京おどり」が始まっていて、いつもは静かな通りが華やかな風景になっていました。
川端通から団栗橋を渡り河原町~蛸薬師通と歩いて帰りました。新京極通も賑やかでした。
今日は、安祥院の山桜を目当てに出かけたわけですが、外に出かけるとあちこち行きたくなって、結局、歩数が多くなってしまいます。とても「疲労回復の日」にはなりませんでした。満足はしたのですが。
今日の歩数は、13,400歩。