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爺ちゃんの「ずくだせ散歩」!

京都:下鴨神社「光琳の梅」

 良く晴れて、二月とは思えないような暖かさの京都です。

 婆さんが「今日は散歩にでも行って来たら」と言ってくれましたので、気の変わらないうちに出かけてきました。

 下鴨神社の「光琳の梅」を見に行きました。御池通の御池中学校の角に「御池桜(不断桜)」が咲いていました。この桜は10月頃から4月頃まで咲いている冬桜だそうです。

 寺町通を上がり丸太町通に出る手前に下御霊神社があります。境内を覗くと赤い花の咲いている大きな木が見えました。近くまで行って見ると、それは大きな紅梅でした。この時期には来たことが無かったので、初めて見る景色でした。

 下御霊神社は御所の鎮守として御霊八所神を祀っている神社です。紅梅はなかなか見応えが有りました。

 京都御苑に入り、堺町御門の前にある「黒木の梅」に向かいました。黒木の梅は、公家や皇室ゆかりの由緒と上品な佇まいから京都御苑を代表する梅として大切にされています。3月上旬ころが見頃になる遅咲きの梅ですが、今日は満開になっていました。

 梅林に向かいます。梅も満開で春のような陽気でしたので、多くの人達が梅の花を楽しんでいました。さすがに外国人の姿は見られませんでした。変な話ですが新型コロナの影響で、京都の町は本来の風情を取り戻したような感じです。

 桃林では、白い桃の花が咲き始めていました。

 猿が辻の先にある中山邸跡にも白梅が塀の外に枝を伸ばしていました。中山邸は明治天皇が幼少時を過ごしたところです。

 今出川通から出町桝形商店街を抜け、出町橋を渡って下鴨神社に向かいます。橋の上から見る鴨川は春先のような景色に感じました。大文字山も良く見えます。

 下鴨神社に入りました。光琳の梅は、花が咲いた時に見たことはありませんので楽しみにして来ました。光琳の梅は尾形光琳がこの梅をモデルにして、有名な「紅白梅図屏風(国宝)」を描いたとされています。真偽のほどは分からないようですが、「国宝のモデルとなった梅だ」と思って見た方が「有難み(?)」があります。

 今日は、濃いピンクの花が咲き誇っていました。

 帰りは出町柳から京阪電車で帰ろうと思い川端通に出たところ、赤味がかった数本の木が見えました。長徳寺の「おかめ桜」でした。この桜は早咲きの桜で、今日は数輪が咲いている程度でしたが、京都では早い時期に満開になります。「おかめ桜」は、カンヒザクラとマメザクラの交配種でイギリス生まれの桜なんだそうです。長徳寺は「萩の寺」としても有名です。

 出町柳から京阪に乗って三条駅で下車、三条大橋を渡りました。「弥二さん喜多さん」の像の隣に桜の花が満開になっているのが見えました。河津桜です。桜の咲く景色は春でした。

 春のような陽気の中を散歩して来ましたが、梅も桜も満喫出来て良い街歩きになりました。明日からは、また、引っ越しの準備が待っています。

 今日の歩数は、15,724歩。


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