朝から曇り空で、風も冷たく感じる京都です。
午後になって、青空が出るようになりました。私たちの荷物も発送し、今出来るだけの引っ越しの準備は終わりました。婆さんは午後から用事が有る様なので、私は「祇園白川の白梅」を見に出かけてきました。
せっかくなので八坂神社にも行ってこようと思い、四条通を八坂神社を目指して歩いて行きました。平日とは言え歩く人は少なく感じます。四条大橋の様子です。
花見小路も、以前でしたら外国人の団体客で賑わっているのですが、今日は人通りもまばらでした。
八坂神社も外国人観光客の姿は僅かです。舞殿の前にある斎館の所に、紅梅が咲き始めていました。
円山公園を抜けて知恩院に向かいます。円山公園も人の姿が少ないので、余計に寒々とした風景に感じてしまいます。
知恩院へは、円山公園の一番東の端まで行って、鐘楼の方から入ることにしました。公園を登り切った所に小さな広場があります。数本の梅が植えられていて花が開いていました。今まで桜ばかり気なっていた場所でしたので、梅が有ることに気が付きませんでした。あまりこの時期には来ない場所ではありますが。
石段を登ると知恩院の鐘楼です。何時見ても大きな鐘です。知恩院の境内もひっそりとしていました。
今日は、三門ではなく北門を通り黒門の方に回りました。途中にある石垣の苔が奇麗でした。
黒門を出て、華頂通を白川に向かいます。途中には河津桜が満開でした。
白川の手前には知恩院の古門があり、額縁の絵のようになって知恩院の黒門まで望めます。白川ものどかな風景でした。
一本橋の所から横道に入り、古川町商店街を歩いて見ました。閉まっているお店が多くひっそりとしていました。
東大路通に出て、祇園新橋に向かいました。巽橋や白川筋も静かなものでした。人が多いよりは良いのですが、観光面のことを考えると複雑な気持ちになります。
風情のある旅館として人気の「料理旅館 白梅」の所に白梅があります。白川、老舗の旅館、白梅、絵になります。静かな白川筋の風情を楽しんで来ました。
帰りは四条大橋を渡り、先斗町を歩いてきました。こんな所に「マスク」を売っているお店がありました。
木屋町通、新京極、錦市場と歩いてきました。錦市場は、少ないとは言え外国人の姿がありました。そこを歩いていた時には、少しコロナウイルスのことが頭をよぎってしまいました。
明日、長野に帰りますが、引っ越しで忙しかった割には街歩きが楽しめました。今度は、何時、京都に来られるのか分かりません。残念ながら桜の時期には無理だと思います。
今日の歩数は、11,266歩。