今日は、晴れたり曇ったりの長野です。気温は一桁台で北部では雪も降るとの予報が出ていました。3月下旬の気候に戻ってしまいました。
さて、松代桜巡りの最後は街歩きです!
城跡前の駐車場に車を置いて、地図を片手にまず向かったのが「文武学校」。松代藩が設けた学問と武道の学校です。ここでは、映画「蝉しぐれ」等の撮影が行われているようです。枝垂桜が良い雰囲気を作っています。
今回は街歩きですので、入場はしません。(本音は、入場料が必要だからですが)
次に向かったのが、「旧樋口家住宅」。代表的な藩士公舎で、趣のある景色が楽しめます。内部も見ることが出来ます。(ここは無料です(笑))
象山神社を目指して街並みを見ながらの散策。
象山神社は、幕末の思想家「佐久間象山」を祀る神社。信州にもこんな偉人が生まれていたんですね。
次に向かったのが「山寺常山邸」。
山寺常山は江戸時代の武士、兵学者。佐久間象山らとともに松代三山と並び称された人のようです。邸宅や庭園は無料で公開されています。紅葉の名所でもあります。
「松代にアンズをもたらした」と言われる「豊姫」の墓所がある「恵明寺」に行く途中、山の中腹に神社らしきものを発見。行って来ました。
竹山稲荷神社でした。松代藩四代藩主「真田信弘」が江戸屋敷にあったものを遷座したのが始まりのようです。赤い鳥居が印象的で、高台にありますから松代の町並みが見渡せます。
石段を下る途中、12時を知らせる「小鹿のバンビ」のメロディーが聞こえてきました。急にお腹が空いて来たので、次に向かう「恵明寺」で最後にしようと婆さんと考えが一致。
その恵明寺は、三代藩主「真田幸道」によって開かれました。
宇和島から真田幸道に嫁いだ「豊姫」の墓所があります。豊姫は松代藩にアンズをもたらしたと言われています。ここは大きな枝垂桜等、境内は桜に包まれていて、私的には「桜の名所」でした。
ここ以外にも、太平洋戦争の遺跡「象山地下壕」等見るべき所はあったのですが、時間の都合で今回は諦めました。
駐車場に戻る途中にある「真田公園」で、桜を見ながら一休み。
ここで竹山稲荷神社で聞いた童謡「小鹿のバンビ」について知ることが出来ました。松代出身の童謡作詞家「坂口 淳」の代表作だったんですね。公園には歌碑もありました。
今回の桜巡りは、松代の桜を堪能した散策になりました。
4月2日の桜巡りの歩数は、10,729歩。松代の魅力も再発見した散策でもありました。
「ずくだせアルバム:松代:城下町散歩」