長野は、どんよりとした曇り空で、時々、小雨がぱらつく天気です。桃の花が満開になっているようですが、こんな状況では出かけることが出来ません。
昨日(12日)、良く晴れて暖か、と言うより暑いくらい(22度)の天気でしたので、婆さんとリニューアルオープンしたばかりの「長野県立美術館」を見学に善光寺まで出かけて来ました。
途中、思い出して目薬を買いに仁王門の近くにある「笠原十兵衛薬局」に立ち寄りました。
このお店、時代劇に出てくるような名前のお店ですが、TVの情報番組で紹介された「雲切目薬」を製造販売する生薬の老舗です。
創業は天分12年(1543年)で、目薬はポルトガル人から製造方法を学んだ「伝説の目薬」と言われています。
この目薬は「善光寺七名物」の一つだそうです。ちなみに七名物とは、これ以外に「八幡屋磯五郎の七味唐辛子」「つるやの酒饅頭」「善光寺の茶店、甘酒」で、他は現存していないようです。
城山公園に向かいます。
長野県立美術館は、以前の「長野県信濃美術館」を建て替えてオープンしたものです。私的には「信濃美術館」の名称を残して欲しかったのですが。
展示室のほかに、無料の交流施設「風テラス」等があって、気軽に人々が立ち寄ることが出来る美術館となっています。
屋上の「風テラス」からは、善光寺の風景が一望できます。
公園は、六月に完成する様ですので、一帯が整備されれば楽しみな散歩コースになると思います。
善光寺東庭園に入り、善光寺境内へ。桜はもう終わりでしたが、春の花が咲き出していて、カラフルになっていました。
今日の善光寺は、月曜日ということもあってか、参拝客の姿も少なく静かでした。
仲見世通りの看板犬は、店の中でお行儀よくお店番(居眠り?)。
宿坊前では、花桃などが咲いていて、華やかな雰囲気になっていました。
開花が遅れていた、大門の「ぱてぃお大門」前の枝垂桜は満開でした。
今日は散歩が目的でしたので、美術館の施設を見学しただけでしたが、面白そうな展示をやっていたので、あらためて機会を作ろうと思っています。
昨日(12日)の歩数は、10,070歩。気温が高かったので、歩数の割には疲れました。
ずくだせアルバムは、善光寺の桜が満開だった4月3日の様子です。
「善光寺は満開の桜」