よく晴れて、暖かいと言うより暑いと言った方がピッタリの長野です。28度近くまで気温が上がる予報が出ていました。
婆さんは出かけていますので、前回の時に行きたかった「善光寺雲上殿」まで桜を見に行ってきました。
長野市役所の駐輪場に自転車を置き、徒歩で善光寺に向かいます。歩き出してすぐに汗が出始めてしまい、「もっと薄着をして来ればよかった」と少々後悔しました。
陽射しを避けて権堂商店街のアーケードの下を歩いていきました。途中にある「秋葉神社」の枝垂桜が満開です。
中央通りに出て、善光寺までのだらだらとした坂道を登っていくのですが、日陰がありませんのでいつも以上に身体に堪えます。
参道の手前の枝垂桜が、青空の下で鮮やかでした。先日来た時には曇り空でしたので、よりピンクの花が奇麗に見えます。
参道の宿坊にある八重の花桃が満開になっていて、「ふっくら」とした白と紅色の花を咲かせていました。前回は蕾でした。
「大本願」の枝垂桜の様子を見てきました。やはり今日の方が奇麗に見えます。
善光寺の境内に入ります。今日は平日ですので、参拝の方も少なく静かでした。桜も残っていて、本堂の裏側には枝垂桜が満開でした。
善光寺を裏側から見るとこんな景色です。
境内を抜けて雲上殿に向かいます。山の中腹に見えるのが雲上殿です。
雲上殿に向かう道は、善光寺の北参道で通称「桜坂」と呼ばれています。通りの両側に桜の木が並んでいるからでしょう。花桃が奇麗でした。
雲上殿に行く道は、当然のことですが結構な坂道です。普通は自動車で来る場所です。桜の花びらが舞う中を頑張って歩きました。
途中からは、長野市内も良く見えます。かなり登って来たことが分かります。
雲上殿の手前から、奇麗な桜並木が続いています。この辺は、まだ見頃と言っても良いでしょう。
ここまでくれば雲上殿は直ぐ前です。駐車場から境内に向かう周辺も、奇麗な桜と長野市内の景色を見ることが出来ます。
雲上殿は善光寺の納骨堂で、昔から桜の名所としても知られています。この季節が一番華やかな時期です。ピンクの桜の中に、朱色の本殿が奇麗に浮かんでいました。桜の花が雲のようで、まさしく「雲上殿」でした。
本殿の前の広場からも、桜越しの長野市内を見ることが出来ます。
本殿に向かう石段を上がると、枝垂桜があります。「枝垂桜と本殿」も良い景色です。
たっぷりと名残の桜を楽しんでから、坂道を下りました。下り坂ですので足も軽やかに動きます。
途中で「六無坂」「六無が丘」の標柱に気付きました。「六無」とは、「いかりなく おそれもなくてつかれなく 苦なくうむなく やむときもなし 六無」と言うことなのだそうで石碑が建っていました。この辺を「六無が丘」と呼ぶということを初めて知りました。
再び善光寺に戻って、境内を抜けて帰りました。参道は修学旅行の高校生で賑やかでした。来る時には気付きませんでしたが、「ボケの花」がひっそりと咲いていました。
気温も高く、桜坂を登って下りる桜見物の散歩(登山?)で、結構な運動量になりましたので疲れました。十分に桜を楽むことができたので、今年の良い「見納め」になりました。
今日の歩数は、14,168歩。