丸太町通に用事があったので、ついでに下鴨神社まで足を伸ばしてきました。
富小路口から京都御苑に入り、京都迎賓館の東側にある「染殿井」を目指しました。射干(シャガ)の群生を見ようと思ったからです。昨年も来たのですが、見頃を過ぎていたため、今回、もう一度寄ってみました。
こんな感じの自然林の中を歩きますが、暑い時には、本当に助かります。
射干は、そんなに目立たない花ですが、可憐な花を咲かせていました。
今出川通に出た所で、枝垂れ桜の時に来た「本満寺」に「牡丹」があったのを思い出し寄ってみましたが、花は終わっていました。
少し戻って「出町枡形商店街」を抜けて、鴨川に架かる出町橋を渡り下鴨神社に行きました。
「糺の森」の緑が綺麗で、暑さを忘れさせてくれます。
参道の左側にある「馬場」では、明日(5月3日)行われる葵祭の神事「流鏑馬」の準備が行われていました。明日は、ここを馬が駆け抜けていくのでしょう。
その先に鳥居と楼門が見えてくるのですが、今日は、その朱色を見ると余計に暑さを感じてしまいました。
舞殿の右横にある太鼓橋周辺の躑躅が、まだ綺麗に咲いていました。
その太鼓橋の所に、「お白石持神事受付」の案内が目に入りました。白石持神事は、「21年に一度の正遷宮の時に合わせて御本殿御垣内に御祓いをすませた白石を元に戻す」神事だそうで、次の機会には「私は生きている可能性は低い」と思い、迷うことなく参加してきました。参加料が「無料」というのも大きな決断理由でしたが。
参加の方法は、まず御手洗池で手を清め、お白石を2個いただき、入り口でお祓いを受け、踏み板の敷かれた道を通り本殿御垣内に入ってお白石を収めます。収めた人には、出口で「御神酒」が頂けます。貴重な機会に出会い幸運でした。
私の後も、多くの方が御手洗池で手を清め、参加していました。
拝殿入り口の所には、お白石持神事の由来等が掲示されていました。
帰りは、再び、御苑の中を歩いてきました。
「青もみじ」が緑色に輝いていました。緑色の京都も良いものです。出水の小川には「黄菖蒲」(だと思いますが)も咲いていました。
家に着く頃は、暑さのためもあり、結構、疲労困憊状態でしたが、思いがけない神事に参加することが出来て、貴重な散歩になりました。
今日の歩数は、16.110歩。
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