今日の長野は青空、14時過ぎに1時間ほど雷雨がありました。猛暑日にはなりませんが暑いです。
九州等では豪雨の被害が出ていますが、被害の出た地域の方々にはお見舞いを申し上げます。早く梅雨明けになって欲しい!
昨日(9日)、前夜からの雨が上がったので、「ながの祇園祭」屋台巡行を見に出かけてきました。婆さんが「行きたいんでしょ、行って来たら!」と盛んに勧めるものですから。私が体調を崩してから家にいることが多くなったので、さすがに一人になる時間が欲しくなったようです。
「ながの祇園祭」は善光寺大勧進の横にある「弥栄神社」の御祭礼。昔は「日本三大祇園祭」の一つとも言われていたようです。
権堂アーケードを歩いているとお囃子の音が聞こえ、屋台がこちらに向かってきました。元善町の屋台です。権堂には会所がありますのでそこで踊りを披露するようです。
私がここに来たのは10時前でしたので、屋台は善光寺へ向かったと思っていたのですが、急げば中央通りを善光寺に向かう屋台が見られそうです。
大門の手前で新田町の屋台に追い付きました。この屋台は平成30年に新調されたものです。
大門を上がった郵便局の所に大門町の会所があります。そこで木遣りが披露された後、踊りが奉納されました。
京都の山鉾にはかないませんが、結構、華やかで踊り屋台になっているのが面白いと思います。
善光寺の仲見世通りから、山門前で踊っている権堂町の「子供勢獅子」の様子を見ることが出来ました。
仲見世通りが賑やかになってきたので振り返ると、権堂町の屋台と勢獅子が上がって来ていました。
善光寺山門に向かう屋台を見送ってから、善光寺の本堂に向かいました。
本堂でお参りをして回廊から山門を見ると、柱の間から屋台が並んでいるのが見えました。
普段は落ち着いた感じの山門前ですが、この時だけは賑やかです。
弥栄神社に向かう前に、大勧進の護摩堂で、お不動様にお参り。
大勧進の境内を抜けて弥栄神社に向かいます。小さな神社ですが、源頼朝が善光寺参拝の際、疫病除けのため京都の八坂神社を勧請したと伝えられています。
仲見世通りに戻ると、権堂町の屋台が善光寺の山門前で踊りを奉納する「山門答礼」の様子が見えました。
仲見世通りを歩いて仁王門に向かいます。狭い仲見世通りを屋台が進む様子は、祇園祭ならではの風景です。山門横に屋台が上がって来ていました。
屋台は大本願前の坂を上がり山門横に出るようです。大きな屋台を動かす人たちの大変さを思うと、思わずそこにいた係の人に「ご苦労様です!」と声をかけてしまいました。
中央通りに出たところで、丁度、「お先乗り」の行列が下がってきました。「お先乗り」は、馬に乗り屋台巡行の先頭に立った稚児に神が乗り移り、疫病を祓うという 大切な役割。
行列を見てから、私は東町の置き屋台を見に行きました。巡行には参加しませんが、会所で屋台が披露されます。丁度、お先乗りの行列も東町の会所に到着しました。
最後に向かったのが、セントラルスクエアに置かれている西後町の屋台。広場にはお囃子の三味線などの音色が流れていて、多くの方がそれを楽しんでいました。
これで今回の祇園祭に参加した全ての屋台を回ることが出来ました。中央通りは祇園祭の賑やかな雰囲気に包まれていて、体調不良や梅雨時の「モヤモヤ感」が晴れたような気分です。
今日(9日)の歩数は、7,242歩。
約2時間ほど祇園祭の中を歩いてきました。祇園祭は疫病を払うお祭り、これで梅雨明けと同時に私の体調も完全回復となることでしょう!
「ずくだせアルバム:ながの祇園祭:屋台巡行!」