「京都・北山丸太」 北山杉の里だより

京都北山丸太生産協同組合のスタッフブログです

北山がテレビで紹介されました

2013年06月13日 | お知らせ

先週日曜日(6月9日)、BS日テレのテレビ番組『森人MORIGIN』で、「京都の美林 北山の旅」のタイトルで我が北山・中川地域が紹介されました。

 

私達には見慣れた風景ですが、テレビの映像を見ると改めて北山杉の特異な美しさが際立ちます。

 

台杉も必要から生まれた工夫なんですが、今や庭園や盆栽にも使われる芸術品的存在として有名。

 

これら北山の里で育った杉はこのような見事な丸太になります。

通常“丸太”と聞くと板材や角材を取る前の原料木を想像しますが、「北山丸太」はこれが“製品”です。

 

このような絞りと呼ばれる独特の模様の丸太は、茶室の床柱等に主に使われています。

北山丸太は「絞り丸太」だけでなく、菩提の砂で磨く「磨丸太」や、台杉から取れる「垂木」、その他様々あります。

 

生産者の方の北山杉、ひいては北山の山そのものに対する愛情・情熱が感じられました。

 

「林業女子会」の方々もこの北山をプロデュースするべく力を注いでおられます。

 

これら沢山の方々の情熱と努力によって、北山は必ず再生する!!!

と言いたいところですが、日々北山に関わる人達と接していると、そう楽観も出来ないのが現実です。

生産者の高齢化、市場低迷による収入の減小、伝統的日本家屋の激減、今の建築基準では木材そのものの使用が限定される等々、一朝一夕には解決不能な、先行きもっと顕著になると思われる問題が山積しており、厳しい~~~~現実がそこにあります。

こうやってマスコミに、世間に注目してもらえるのはとても有難いことで、それをきっかけとして関係者全てが変革への努力をしなければならないと思います。

“伝統”には守らなければならない部分と、時代に合わせて柔軟に変化しなければならない部分があると思います。時代は北山に合わせてはくれません、北山が時代に合わせなければ未来は開けないと思います。

北山の伝統技術を生かした新たな、大きな“設計図”、それが必要だと感じます。

 

「京都の美林 北山の旅」は6月23日(日)18時~に再放送されますので、見逃した方や再度見たいと思われている方はご覧になって下さい。

その際は北山の厳しい現実とその未来に思いを馳せて頂ければ幸いです!!!

詳しい番組内容は下記リンクで紹介されています。

http://www.bs4.jp/morigin/onair/51/index.html

 

 

 


年末年始 営業日のご案内

2012年12月28日 | お知らせ

【年末年始 営業日のご案内】

 

本年中は格別のお引き立てを賜り まことに有り難く厚く御礼申し上げます。

早速ではございますが 年末年始の営業日を下記の通りご案内いたします。

本年中のご愛顧に心より御礼申し上げますと共に明くる年も変わらぬご指導 ご鞭撻のほど よろしくお願い申し上げます。

 

平成24年12月28日(金) 通常通り営業

12月29日(土)~平成25年1月6日(日) 休業

1月7日(月)~ 通常通り営業

 

 

いつもこのブログを見ていただいて有難うございます。1年以上に渡り写真をたくさん撮り、中川の物語をたくさん聞いてきました。

全てが自然のままで面白く、自然の成す力の凄さを感じました。

私の文章が拙いため、それらを十分に伝えきれていなかったとも思います。

一旦、このブログはお休みをさせて頂きます。

いつかまた、お逢いしましょう。

皆さまのご健康とご多幸をお祈りして。

 

I appreciate you whom always read this blog. I have been taken many pics and heard various story in Nakagawa for 1year over.

It was all natural,interesting,fascinating,and I found the big power of all God creatures.

Sorry I could not tell enough how fantastic 'cause my composition is poor.

Now I have to say once I'll have a break.

Someday see you again.

Best wishes for your continuing good health and happiness. Thank you.

 


第38回 北山丸太展示大会を終えて

2012年12月27日 | お知らせ

クリスマスが終わると一気に年末ムードです。今年も残すところあとわずか。

時おり伐り出すチェーンソーの音が山にこだまし、搬送するヘリコプターが枯葉を舞い散らせましたが、そろそろ北山杉の里も眠りにつこうとしています。

先週は今年を締めくくる「第38回 京都北山丸太展示大会」が開催されました。

19日水曜日の午前中には展示丸太各賞を授賞された方々の表彰式も行われました。 

 

生産組合の新役員・組合員ともに粛々とご来賓の祝辞に耳を傾けます。

 

見事な丸太を育て上げた生産者に栄えある賞が授けられました。 

 

確か、昨年はご紹介していなかったと思うのですが・・・ 

 

賞状はみやこ杣木(そまぎ)の桧で作られています。珍しいですね! 

  

そして京都北山丸太生産協同組合の前理事長・中田氏には長年にわたる功労に対して、感謝状が贈られました。

 

昼食を終えると、いよいよ今年最後の市・競りによる即売、主催者も気合いを入れていざ!

 

先日伺った摂津の全銘展と比べると規模は小さいですが、北山丸太がズラリと並んだ光景はここでしか見られない格別のものです。

オレンジの帽子が買い方さま。皆さん、お目当ての丸太は同じなのでしょうか。 

 

振り子さんの目は鋭く、買い方さまの手の動き指の動きを見逃しません。あっという間に競り落とされていきます。 

 

当日はあいにくの冷たい雨でしたが、皆さまたくさん着込んでらして静かにアツい闘いが繰り広げられます。 

 

関係者も生産者も、少しでも多くの北山丸太が少しでも高値で買っていただけるよう祈りながら、競りを見守ります。 

 

京都府知事賞・北山人造絞

 

京都市長賞・北山磨丸太 

 

京都市森林組合組合長賞・北山磨丸太

 

京都北山丸太生産協同組合理事長賞・北山天然出絞 

 

全国銘木連合会会長賞・北山人造絞

 

近畿中国森林管理局局長賞・北山出絞面皮

 

2012年を締めくくる展示大会が終了しました。

厳しい状況下にあるとは言え、こうして盛況のうちに終えることが出来まして買い方さまには感謝の気持ちでいっぱいです。

奈良や関東、遠くまで晴れてお嫁に行く丸太たちは、ふるさとを旅立ちどこでどのように使っていただくのでしょう。

日が暮れた後も灯りのともる倉庫の中には、荷造りをする生産者さん達の笑顔がありました。

手塩にかけて育てた自慢の丸太を、最後まで美しく。

長い年月、流した汗は今この瞬間のためにあったのだと。

切れそうに冷たい空気の中、作業する職人さん達が元気なせいか、燃え上がるストーブの炎のせいかわかりませんが何故か北山杉の里は温かさに包まれているような気がしたのでした。

 


Facebookに参加しました!

2012年10月05日 | お知らせ

10月4日より、Facebookに参加しました。

北山杉・北山丸太のこと、北山杉の里のこと、京都のことをお話ししながら、たくさんの方と触れ合いたいと思います。

あ、このブログのUPのお知らせもしますよ!

恐れ入りますがアカウントをお持ちの方は、「京都北山丸太生産協同組合」で検索してページにお入り下さい。準備が整い次第、こちらにもリンクを貼ります。

今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

 


夏季休業のご案内

2012年08月11日 | お知らせ

夏季休業のご案内


暦の上では立秋を過ぎましたとは言え、まだまだ猛暑が続いておりますが、皆さま方におかれましては益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。

さて、誠に勝手ながら、北山杉の里総合センターでは8月13日(月)~16日(木)までを夏季休業期間とさせて頂きます。

皆さまにはご不便をおかけしますが、何卒ご了承のほど宜しくお願い申し上げます。

 

北山杉の里総合センター

京都市北区中川川登74 

TEL:075-406-2212

研修・セミナー等のお問合わせTEL:075-406-2955


京の七夕 ~願いを京都に~ 始まります!

2012年08月03日 | お知らせ

8月は各地で夏祭りや夜空を彩る花火大会、昨日お知らせした企画展などたくさんのイベントが行われます。家族や友人どうしでお出掛けして、たくさんふれあい、出会い、発見し、思い出のページを増やしていきたいですね。

 

京都では今週の土曜日、8月4日から「京の七夕」が開催されます。

今年で3回目を迎える「京の七夕」は京都の夏の風物詩として定着しつつあり、テーマは「一年に一度、願いごとをする」七夕にちなんで「願い」。

「府・市民の参画」・「京都ならではの七夕」・「出逢いが溢れる演出」で全国へと発信するという趣旨のもと行われます。

「京の七夕絵はがき短冊」に書いた願いを全国から募集し、その願いは五山の送り火で天に届けられるそうです。絵はがき短冊の売り上げの一部は東日本大震災の復興支援に役立てられるなど、昨年に引き続き復興を祈るとともに日本全体を元気にしよう!という強い気持ちが込められています。

 

堀川や鴨川の会場は七夕飾りや竹と光のアート作品の展示で彩られ、光の天の川(ライトアップ)や光の友禅流しなど、ファンタジックで壮大な演出が訪れる人を迎えてくれます。

夜間特別公開やライトアップの実施を協力して下さるお寺や神社もありますし、様々な事業体が「京の七夕」を盛り上げるために協賛、また和装・浴衣でご来場の方には優待特典もあるそうですよ。

 

そして! 堀川会場の堀川いこいの広場では北山杉コーナーも設置させていただきます。ぜひ、お立ち寄り下さいね!

 

京の七夕

堀川会場(御池通~今出川通)、鴨川会場(四条大橋~御池大橋)

日時: 2012年8月4日(土)~13日(月)  19:00~21:30

 

詳しくは公式ホームページをご覧下さい。

http://www.kyoto-tanabata.jp/index.html

また、公式Facebookページにも様々な情報が掲載されています。

http://www.facebook.com/kyonotanabata

 

皆さん、一緒に京都の夜を楽しみましょう! 

 


  

 


エコセンへ行こう! 「第9回 エコ住宅素材展 ~これからの住まいを考える~」

2012年08月02日 | お知らせ

8月に入りました。もうすぐ夏の全国高校野球大会も始まるし、今年はオリンピック!夜中の観戦で、眠い目をこすりこすりお仕事をされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

子どもたちはプールに花火、お楽しみがたくさんありますがチョット気になるのは宿題。半分くらいは進んでいますか?

そんな子どもたちの自由課題のヒントにもなりそうな、そして大人にとっても楽しく、自然や環境について考える良い機会となる企画展をお知らせ致します。

8月3日の金曜日から京都市伏見区の京エコロジーセンターにて、「第9回 エコ住宅素材展 ~これからの住まいを考える~」が開催されます。

 

プラネタリウムの大きなドームが見える、伏見区深草の青少年科学センター。

 

 

京エコロジーセンターは、そのお隣にあります。

 

京(みやこ)エコロジーセンター、通称「エコセン」。京都において、環境にやさしい活動の場を広げる拠点となっているところです。

 

平成9(1997)年12月に、「地球温暖化防止京都会議(COP3)」が開催されました。

この会議で採択された二酸化炭素の削減目標である「京都議定書」の実行がいよいよ求められています。

世界歴史文化都市としてその名が知られるようになり、これを記念して「京(みやこ)エコロジーセンター」は開設されました。

どんな施設なのでしょう?

 

とても明るく広いエントランス・・・目に飛び込んで来たのはエコ生活10箇条?心がけたい生活のススメ。

 

京エコロジーセンターの特徴は、見て、触れて、感じる体験型展示。

1階、2階の展示コーナーは、地球規模での環境問題から、京都ならではのエコロジーの知恵まで、体験型で学べる展示です。

 

建物全体がエコ展示。

建物には、太陽光発電、雨水利用、地熱利用、高断熱外壁をはじめ、省エネルギー・省資源型の設備を導入し、さらに、自然素材を生かした材料やリサイクル建材も活用しています。

 

「音声誘導付展示案内板」「点字のトイレ案内板」「各解に車いす用トイレ」「エレベーター」など、みんなに使いやすい設備を取り入れ、みんなに優しい施設となっています。

 

 

3丁目の夕日ふう?こんな懐かしいお部屋の展示もあり、古き良き時代がそのままエコな生活だったことがわかります。

 

椅子もふんだんに置かれ、くつろぎながら展示を眺めることも出来ます。

 

ウォール全体にはさまざまな土の種類や木の実などが埋め込まれています。

 

施設の計画設備から、多くの市民グループが関わり、事業の提案や評価にも参画しています。市民グループや企業の環境にやさしい取組の展示などに活用できるスペースも設けています。

 

それでは2階へ上がってみましょう。

 

やってるやってる!ここが「第9回 エコ住宅素材展 ~これからの住まいを考える~」の会場。ただ今、各ブースで設置の準備中です。

 

この企画展は主催が京エコロジーセンター、 企画・運営は関西自然住宅推進ネットワークです。

 

関西自然住宅推進ネットワークは「地球環境、地域環境、そして室内環境を悪化させず、自然環境と共生できる住宅を推し進めること」を目的として1994年から活動を始めました。活動の内容は勉強会や見学会、イベント等の啓発活動や他団体との交流、情報交換等で、勉強したことは会員の仕事等に生かしています。造り手も住い手も、現状を知り、理解してもらい、これからの住宅を共に考えていきたいと考え、次世代に良い住宅を残すために活動をしています。

 

無農薬有機栽培のコットンで作った布素材。

 

ガラスやサッシなども住まいには欠かせないもの。

 

そしてペレットストーブも登場!チョット暑いかもですけど(笑)

 

展示内容は、家を省エネ!化する建材・ソーラークッカー・すだれ・京都産材のミニチュアハウス・ペレットストーブ・木製照明・無垢材の見本など様々な住まいの素材です。

 

春に引き続き、杣人工房さんの隣のブースで京都市域産材・みやこ杣木の展示も設置に奮闘中~^^


また、展示に併せて「これからの住まいを考えるワークショップ」も開催されます。

ミニチュアハウス組み立てワークショップ、エコハウス実験特別編、木工スプーンづくり、湿気を吸い取る調湿泥団子を作ろう!夢のお守り☆ドリームキャッチャーを作ろう!などなど楽しいワークショップが盛りだくさん!

 

それぞれのワークショップは日程と時間が定められており、また先着順ですので京エコロジーセンターまで電話・ファクス・来館などの方法でお申し込み下さい。

 

さてエコ冷房で汗をぬぐいながらの作業も終わり、何とか形になりました。

パネルもリニューアルしてとっても見やすいと好評です。

 

いつもの丸太サンプル。なでなでしてツルツルの感触を味わってみて下さいね! 

 

パンフレット各種。

 

壁板や床板も色や木目の違いを実際に見て、触ってみて下さい。

 

じゃじゃ~ん!少し詰め込みすぎな感はありますけど、皆さんの目を惹きつけられたらいいなぁ。

 

一足早く設置完了されたペレットの「森の力」さん、ペレットストーブを置いているお店「ヒノコ」の女性スタッフと記念撮影。

手伝って下さって感謝します。こういう時に差し出される仲間の手は、本当に有難いものです。

 

2階から下を見下ろして。この後、ミニチュアハウスの材料の搬入をお手伝い。助け合いの精神が人を優しくします。

笑顔がこぼれ、汗が溢れ・・・そろそろ次の訪問先との約束があるので、バタバタとエコセンを後にしたのでした。

 

第9回 エコ住宅素材展 ~これからの住まいを考える~ は、自然環境にも人にもやさしく永く住まいたい・・・と願う人たちへ。自然とつながる住まいのヒントがいっぱいの企画展です。詳しい内容やアクセスは京エコロジーセンターのホームページをご覧ください。まもなく開催です。どうぞ、お楽しみに!

2012年8月3日(金)~9月30日(日)午前9時~午後5時 ※毎週木曜日は休館・最終日は午後3時まで

会場: 京エコロジーセンター2階企画コーナー

主催: 京エコロジーセンター 企画・運営: 関西自然住宅推進ネットワーク

入場無料

 

【お問合せ】

京都市環境保全活動センター 京エコロジーセンター

住所 〒612-0031 京都市伏見区深草池ノ内町13

TEL 075(641)0911  FAX 075(641)0912

ホームページ http://www.miyako-eco.jp/

 


まもなく「ふれあいまつり2012」、船岡山公園で会いましょう!

2012年05月30日 | お知らせ

毎日のようにどこかで雷や土砂降りの雨、夜中に地震と天の神さまが大暴れですが、どうか3日の日曜日だけは天気にしておくれ♪

そうです!いよいよ「北区民春まつり ~ふれあいまつり2012~」が今度の日曜日、6月3日に開催されます。

先日もお知らせしましたように、船岡山公園の会場には北山杉の里コーナーが設置され、小野郷(よもぎ餅)・中川(手作りパンケーキ、佃煮など)・雲ケ畑(鹿肉コロッケ、しめじご飯など)の各コーナーに合わせて木工品コーナーでは北山杉や檜を使って木工品づくりが体験できます。

 

チョット見にくいけど会場はこんな感じです。

大学コーナーや模擬店コーナーなど内容は盛りだくさん。

模擬店では「リユース食器」をしていますので、必ず回収場所に返却しましょう!一人ひとりがゴミを減らして自然を守り、気持ちの良い一日を過ごせたらいいですね。

もちろん、私たち北山丸太生産協同組合も木工品体験コーナーでお手伝いしますし、小さな木工品を販売もします。

今日はその準備。お財布にやさしい小さなものから手の込んだ工芸品までいろいろ取り揃えました。どうぞお楽しみに!

 

北区民春まつり~ふれあいまつり2012~は6月3日(日)、船岡山公園(北大路通千本東入る南側)にて、午前10時に開会致します。

小雨決行・雨天の場合は中止です。

尚、東日本震災被災者支援として未使用切手・未使用はがき(書き損じはがき)・未使用テレホンカードなど各種未使用プリペイドカードなどをお持ちいただきますと「あしなが育英会」を通じて地震・津波遺児への心のケア活動等に役立てられます。

その他エコ活動の一環として、使用済てんぷら油・蛍光管・一升びん、ビール瓶・紙パック・使い捨てライター・電池類などを集めます。

詳しくは北区役所のホームページをご覧下さい。

http://www.city.kyoto.lg.jp/kita/page/0000119820.html

 

子どもも大人も、幅広い交流と出会いが出来ますように。日曜日には船岡山公園でお会いしましょうね!

 

 

 


北区民春まつり ~ふれあいまつり2012~のお知らせ

2012年05月19日 | お知らせ

ここのところ雷や竜巻の注意報をよく耳にし不安定な気象状況ですが、本来は一年のうちで最も過ごしやすい季節。遠足や野外でのイベントなど、せっかくの楽しい時間は急な雨に見舞われたくないものですね。

今日は、来月に行われます「北区民春まつり~ふれあいまつり2012~」についてお知らせ致します。

詳しい内容の前に少しだけ、この取り組みをご紹介しましょう。

北区では北区民ふれあい事業実行委員会を中心に、子どもからお年寄りまでの幅広い区民の出会いの場、ふれあいの場を提供し、より一層の地域の活性化と区民相互の交流を図るため、さまざまな事業を展開しています。

その代表的な事業が春・夏・秋・冬に開催されるふれあいまつりです。それぞれの季節ごとに、金魚とり大会やウォークラリー、コンサートや発表会など健康的にそして文化にも触れ、大人も子どもも楽しめる催しが繰り広げられます。

先日、北区役所に行く機会がありましたので少し写真を撮らせていただきました。

 

明るく開かれた雰囲気の総合庁舎。 

 

ベンチや腰板に北山杉を使ってあります。そう、ここ北山杉の里も京都市北区。

昨年はこのふれあい事業の一環で、9月に「北山杉の里ふれあい体験隊」が開催され、定員の90名が自然の散策・体験の後、杉の里総合センターで枝打ちや丸太の砂磨きを見学されました。

同じ北区民でも行ったことのない場所を訪れたり、伝統産業を初めて見たり。大人も子どもも、それぞれの発見をして楽しんで。まさに「ふれあい」の言葉どおり、人びとの交流が深まり地域にとっても有意義な体験をされたことと思います。

 

勇ましく鎧をつけた鳥さんを発見!

北区体育振興会連合会が北区のスポーツやレクリエーション事業を盛り上げようと、生まれたマスコットキャラクター「キタイ君」です。

 

キタク(北区)とタイシン(体振)を合体させて「キタイ」君。君と呼ぶからには男の子ですね。

また、勝利を期待するという意味もこめられているそうです。

 

北区18学区名の特徴、全てを取り入れて全身金ピカ、甲冑武者をイメージした鳳(おおとり)です。

大きな嘴、鋭い眼光は今はやりの「ゆるキャラ」ならぬ、「つよキャラ」で押し出しているようですよ。

キタイ君が試合の応援に駆け付けてくれたら、心強く勝てそうな気持ちがしてくるのではないでしょうか? 

「つよキャラ」がお出迎えしてくれる活気ある北区総合庁舎。北区の運営、さまざまな事業、北区民の暮らしの礎えとなる証明・登録などの手続きがここで行われています。

 

それでは春まつりの開催要項をお知らせ致しましょう。私たちも木工体験コーナーや小物の販売で参加しますよ!

 

北区民春まつり ~ふれあいまつり2012~

 

日時:平成24年6月3日(日)午前10時~午後2時30分

    (小雨決行、雨天中止)

会場:船岡山公園(北区北大路通千本東入南側)

    市バス「船岡山」バス停前

内容

  (1)舞台コーナー

  (2)各コーナー

   おたのしみコーナー

     (ボールすくい、わたがし、ポップコーン、たこせん、おたのしみ抽選)

   ②模擬店コーナー

   ③わくわく体験コーナー

     ・木工

     ・グラウンドゴルフ、スタンプラリー

     ・おもちゃライブラリー

   ④ふれあい啓発コーナー

   ⑤大学コーナー

   ⑥北山杉の里コーナー

  (3)京都サンガF.C サッカー教室(会場は楽只小学校グラウンド)

    対象:北区内小学校1年生~3年生 定員:90名

    申し込み方法は京都いつでもコール(661-3755)まで。

    申込期間は5月18日(金)~5月30日(水)

 

木工体験コーナーでは、北山杉を使ったティッシュケース、ヒノキのお箸を制作していただきます。また、北山杉の木工小物も販売致します。

 

詳しくは京都市北区役所のホームページをご覧ください。

http://www.city.kyoto.lg.jp/kita/page/0000119820.html

 

当日がお天気になりますように。そしてたくさんの人たちとふれあうことが出来ますように。

木工品体験コーナーでお待ちしています!!! 

 

 

 

 


『イマトコ』発表記念イベントのお知らせ

2012年02月01日 | お知らせ

まだまだ寒波が重く空を覆い、週明けの北山杉の里もうっすらと雪化粧です。

家の中にこもっておこたに入ったままお尻に根が生えてる方もいらっしゃるのでは?そんな時はチョットご自分のお部屋を見渡してみましょう。どのお宅にも生活の一部となっている家具があるはずです。

そんな使い慣れた家具を今一度、見つめなおしてみませんか?

今回は、北山杉の利用啓発を目的として地域型家具を提案・開発する「北山スギプロジェクト」と製品販売記念のイベントをご紹介いたします。

 

北山スギプロジェクトはインテリアショップ「カギロイ」と「里仁舎」を発起人として2010年秋に発足しました。

「カギロイ」は東京・自由が丘にあるコクヨが運営するインテリアショップ。日本の生活道具や現代的な低い暮らしを提案し、自然の素材や環境に優しい家具や雑貨を販売しています。

「里仁舎」は京都在住の建築家、南宗和さんを代表とする設計事務所です。「里仁(りじん)」とは論語の中の言葉で「里は仁を美しと為す」、住むところは愛情のあふれたところであると言う意味だそうです。

国内材、とりわけ北山杉を使って家をもっともっと建てたいと願い、総合的な生活提案やシーン提案に精力を注いでおられます。

 

そして、多くの仲間に声をかけ北山杉の生産者、建築家、家具デザイナー、プロデューサー、林業を学ぶ女子学生が集まりました。

京都に生まれ、京都で学び、京都に縁のあるメンバーが集い、製造から販売まで一体化したインテリアショップと地域が連携した北山杉の再生プロジェクトがスタートしたのです。

産地見学に始まり、幾多の企画会議でプロジェクト名は漢字の「北山杉」から≪新しく生まれ変わる≫という意味を込めてカタカナを用いた「北山スギプロジェクト」に決定。育てる人・支える人・つなぐ人・創造する人・応援する人・カタチにする人・届ける人…たちが一丸となって協力し合い、ついに新しい家具が生まれました。その名は「イマトコ」。

長い間床柱として使われてきた北山杉を「居間の床柱」、「現代(いま)の床柱」として使ってもらいたいと言うコンセプト。それが「イマトコ」です。

 

 

居間は家の中のくつろぎの空間。そこにはテーブルや椅子、ソファなどの家具が必ずと言っていいほどあるはずです。

素材はいろいろ、デザインも様々。それを選ぶひとの好みも十人十色です。そのような難しい趣向の家具に、どのように北山杉を利用するのか…

そこでこのプロジェクトに参画し渾身のデザイン力を発揮して下さったのが小泉誠さんです。

小泉さんはこれまでにもカギロイとのコラボレーションで古材家具などを開発されてきました。今回のデザインコンセプトは、北山杉の素材を生かしながらも都会生活者が使ってみたいと思えるスタイリッシュな家具。

こだわった点は北山杉の絞り技術を装飾ではなく、構造的な部分に使って表現したところです。

一体どんな素敵な家具が出来上がったのでしょう?それは見てのお楽しみ。

 

 

 

 

「イマトコ」のお披露目記念イベントは上記の通り、2月10日金曜日、里仁舎にて行われます。

たっぷり、じっくり家具をご覧いただいた後はこのプロジェクトに携わったメンバー達のトークイベント。

そして話題のまかない料理が楽しみなパーティでは、北山の里から鹿肉の佃煮をお出しする予定です。優しい手触りの北山丸太で作ったお箸でご賞味下さい。

「イマトコ」に息づく北山スギプロジェクトチームの熱い想いを感じていただけると確信しつつ、皆さまのご来場を心よりお待ち致しております。

節分の豆まきをして、恵方巻きを食べた後は10日、「イマトコ」を見に行こう!!! 

今年の恵方は「北北西」…ん?北山杉の山の方向かな~?そういうトコ、いやコトにしておきましょう^^

 

 


TV放映のお知らせ

2012年01月12日 | お知らせ

TV放映のお知らせです。

先日、毎日放送が北山地域に取材に来られ北山杉を題材に撮影が行われました。

下記のように放送されますので、お時間があれば是非、ご覧下さい。

 

放送日時:平成24年1月22日(日) 午前6時15分~

「美の京都遺産」

MBS毎日放送

 


新年のご挨拶

2012年01月05日 | お知らせ

ご挨拶

 

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別なご高配を賜り、まことに有難うございました。

本年も北山杉・北山丸太の発展に向けて、スタッフ一同心をひとつにして活動を進めて参ります。どうぞ宜しくお願い致します。

皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げまして新年のご挨拶とさせていただきます。

 

平成24年1月

京都北山丸太生産協同組合スタッフ一同

  

 

…と言うワケで2012年1月5日、組合の仕事初めは雪でスタート!

昨日の夕方から吹雪のように強い風と雪が舞い、夜半には凍てついているのか、道路はキラキラと光っていました。そして年末に続きこの冬二度目の雪化粧。寒っ…!!

 

午前9時、組合裏の紅葉の木も綿菓子みたいになっています。

 

仕事初め、そして新年の挨拶で駐車スペースにも車がたくさん。

 

事務所内では通常業務が始まっています。「今日は外に出たくないなぁ...」

でも倉庫では丸太の移動作業、重い丸太を運んでいると汗が出てくるくらいですが、だんだん足の先が冷たくなってきます。

事務所でいただく温かいお茶の美味しいこと!

 

「今日の雪景色は真っ白なキャンバスのよう。私たちも初心に戻って、新たに絵を描くように北山の里のこれからを一から考えていきましょう」

組合ではこんな年頭の言葉に一人ひとりが大きく頷いていました。

一年の初めに新しい気持ちで、可能性を求めて。

健康で頑張って生きていけますように。

みんなが協力していれば辛さや苦しみは半分に、喜びや楽しみは倍に。

今年は、北山の里の真っ白な新しいキャンバスにどんな絵が描かれて行くのか...とてもワクワクします。

皆さん、本年もどうぞよろしくお願いいたします。(*^-^*)


お知らせ 【組合創立60周年記念 北山丸太展示大会】

2011年12月05日 | お知らせ

こんにちわ。生産組合です。師走に入り、皆さんお忙しい時期だとは思いますが、今月14日〜16日に北山丸太展示大会を開催し、14日には下記のとおり北山丸太展示品を一般公開いたします。どうぞお誘い合わせの上、お越しくださいませ。

 

      組合創立 60周年記念

北山丸太展示大会

優良な北山丸太約3,500本を一般公開いたします。

 

組合創立60周年の年で、また国連が定めた国際森林年に開催します展示会で、優良な北山丸太を集荷展示いたします。

ぜひ北山丸太の持つ趣きに触れていただき、艶やかな光沢、やわらかな風合いを感じてみて下さい。

 

日時 平成 23年 12月 14日(水)

     午前 9 時~午後 5 時

 

会場  京都北山丸太生産協同組合 展示倉庫

 

主 催   京都北山丸太生産協同組合

後 援   林野庁・京都府・京都市・近畿中国森林管理局・全国銘木連合会

          京都市森林組合・京都北山丸太連合会

 

【お問合せ】

京都北山丸太生産協同組合

〒601-0125 京都市北区中川川登74

TEL 075-406-2955  FAX 075-406-2823


北山丸太をもっと知りたい?

2011年08月08日 | お知らせ

 

私たち京都北山丸太生産協同組合は北山丸太の生産や販売などをしている人たちの共同体です。

京都市北区の中川という場所にあります。

 今日からブログを始めました。北山丸太のこと、少しずつ話していこうと思います。

 

長い年月をかけて大切に大切に育てられた北山丸太。その木肌はすべすべで光沢があり、思わず触ってみたくなります。

そんな北山丸太にちょっとだけ出会えるチャンス!

8月6日(土)から8月15日(月)まで行われている京都の夏あかりイベント「京の七夕」。

堀川と鴨川の2会場でさまざまなアートやモニュメントがライトアップされて、それはそれは美しく情緒あふれる旧七夕の夜を演出しています。

京仏具や京焼などの伝統技術を用いた風鈴や友禅流しなど京都の歴史を感じられる中…一条戻り橋の下に我らが北山丸太の姿が…!

 

 

  これは立命館大学の大久保先生が企画されたもので、北山丸太と地元の子ども達が描いた友禅流しのコラボレーション、「ふ〜ん。これが噂の北山丸太か...」と思って頂けること間違いなしです。

他にも北山丸太を使った一輪挿しやつまようじ立て、クラフトを販売しています。小さなものから北山丸太に触れてみてはいかがでしょうか?

 

このイベントでは、東日本大震災で被災された地域の復興を願って仙台七夕まつりと連携して両会場で仙台七夕飾りの設置や仙台・東北の物産品を販売しているようです。

京都から、光とともに皆の応援する気持ちが届きますように...