「京都・北山丸太」 北山杉の里だより

京都北山丸太生産協同組合のスタッフブログです

NHKカルチャー『楽しい社会見学』御一行様北山杉研修。

2018年08月20日 | 北山杉体験・研修

本日もご訪問下さり、誠にありがとうございます。

先日、NHKカルチャー京都教室『楽しい社会見学』御一行様が北山杉研修にお越しくださいました。

路線バスをご利用での来所でしたが、夏休みの影響か道が混みバスが遅れて到着。幸い帰りのバスまでタップリと時間が取れたため、研修もじっくり進めさせて頂きました。

ビデオを観て頂いた後に、枝打ちや製品加工の説明。





美しく植林された山を見学され、製品倉庫に並ぶ北山丸太を実際に触っていただきその質の高さ、良さを感じて頂きました。




始めは静かな皆様も、徐々に質問が増え、あれよ、あれよと時間が経ち帰りのバスが。。。全員小走りでバス停へ急ぐ事に。

少しでも多くの方々に北山丸太の良さが広められる企画を組んでいただいたNHKカルチャー京都教室様に感謝です。

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NHKカルチャー京都教室『楽しい社会見学』は関西2府4県のさまざまな企業・工場・施設・工房を訪ね、各所の担当者さんに“会社の歴史”や“モノづくりへの情熱”、“社会への取り組み”などのお話を交えながら、楽しくご案内いただきます。実際に“見て・聞いて・触れて”、社会の流れを見つめる【オトナのための社会見学】講座です。

NHKカルチャー京都教室 のホームページ
https://www.nhk-cul.co.jp/school/kyoto/
        


岐阜県立森林文化アカデミーの生徒さん 北山杉研修。

2018年08月17日 | 北山杉体験・研修

本日もご訪問下さり、誠にありがとうございます。

先日、岐阜県より岐阜県立森林文化アカデミーの生徒さんが北山杉研修にお越しくださいました。

今回の研修は3時間を超す長丁場。まずは北山丸太の説明DVDを見て頂き、質疑応答へ。かなり細かい質問の連続にレクチャーもヒートアップ。


そして山へ移動してフィールドワーク。さすが皆様の靴が山仕様です。


今回は現役の職人さんに北山杉の手入れ方法を伝授していただきました。





そして、お待ちかねの枝打ちの実演見学。

職人さん一人一人自分で作るの手作りハシゴ。5メートルのハシゴですが、山の傾斜も入れると体感7メートルくらいでしょうか。。。




ハシゴの長さが足らないので、先っぽに乗って作業。。。しかも杉の木がかなり揺れて見ていて怖いです。
実はハシゴが手作りなのは、この揺れに柔軟に対応するためです。ホームセンターなどで売っているアルミハシゴだと頑丈すぎ山では逆に危ないのです。


さらに上に行く必要があるときは『ステップ』という道具を使い上へ上へ登っていくのです。



ハシゴの登り降りを何回も繰り返すと体力が消耗するため、横の木の葉を引っ張り寄せて隣の木に移り作業を続けていきます。

移り渡った杉の木にはハシゴがないので抱きついたままで作業。作業後はまた横の木へ移動。。。を繰り返します。

職人さんの道具を見せて頂き、手入れの行き届いた刃の切れ味に「鏡のように研がれている。。。」と驚かれていました。



次は北山丸太の皮むき作業。職人さんの丁寧な説明のおかげで初めての方でもツルリと皮がむけました。コツって大切だと実感。






そして皮むきが終わった丸太を菩提の滝の砂で磨きます。




磨き終えたら、きれいに水洗いし、仕上げます。


一連の作業を体験して頂いた後は、北山杉発祥の地である中川集落の見学へ。
中川八幡宮境内にある樹齢600年の御神木。北山杉の母樹といわれており、なかなかのパワースポットです。


宗蓮寺近くの樹齢約400年の大台杉を見学。

この日も38度を超す猛暑でしたが、皆様の勉強意欲のおかげで私たちも暑さを忘れた濃厚な3時間の研修でした。

岐阜県立森林文化アカデミーの皆様本当にお疲れさまでした。今後も更なる若手育成に期待させて頂いております。

岐阜県立森林文化アカデミーは濃尾平野の最北端、岐阜県美濃市にあり、森や木に関わる生き方をめざす人のための専門学校です。同校は33ヘクタールの演習林が隣接し広大な敷地の各所に岐阜県産材で作られた木造の施設群が配置され、新たな森林文化を生み出すインキュベーター(孵卵器)として機能されておられます。

岐阜県立森林文化アカデミーのホームページ
https://www.forest.ac.jp/

 


『木育』『木づかい』

2018年08月10日 | 北山杉体験・研修

本日もご訪問下さり、誠にありがとうございます。

皆様は『木育』や『木づかい』という言葉を聞かれたことがありますでしょうか?

『木育』とは平成16年(2004年)に北海道で生まれた言葉で、子どもをはじめとするすべての人が『木とふれあい、木に学び、木と生きる』取組を言います。

また『木づかい』とは、暮らしに木材の製品をどんどん取り入れて木材を利用することにより森を育てるエコ活動です。




近年『木』を中心とした活動が増え多くの方々に注目されつつあるなか、京都北山丸太生産協同組合も京都府や京都市と共に『木育』や『木づかい』のお手伝いをさせて頂いております。

当施設内に事務局のある『京都北山杉の里総合センター』では、北山丸太に特化した研修、体験プログラムを行っております。

生産、加工方法の説明
北山丸太の砂磨き実演、体験
北山丸太の皮むき作業実演、体験
北山杉枝打ち実演見学
北山杉のお箸づくり体験 などなど

 *プライバシー保護のため画像加工しております

 

研修は5名様より受け付けておりますが、スケジュールがあえば少人数でも対応可能です。一度ご相談下さい。

夏休みの自由研究にライバルに差をつけるチャンス!!(かもしれません)


詳しくは 京都北山杉の里総合センター までお電話ください。
075-406-2212

ホームページ
http://www.kyotokitayamamaruta.com/institution/index2.html


 

 


広島県東城町森林組合様が北山杉研修にお越しくださいました。

2018年07月19日 | 北山杉体験・研修

本日もご訪問下さり、誠にありがとうございます。

先日、広島県庄原市より東城町森林組合の方々が北山杉研修にお越しくださいました。
広島県は、先日の豪雨で被災された様子が今も報道されており、お越しいただけるか心配しておりましたが、東城町森林組合さんは広島県の北部にあり比較的被害が少なくて済んだとの事で、予定通りお越しになりほっといたしました。

北山丸太を説明するビデオを鑑賞の後、実際の丸太などを手に取って頂きながら北山杉・北山丸太の生産方法を説明させて頂きました。

 

北山丸太の特徴でもある枝打ちの方法とその難しさを説明。数多くの質問を頂きました。

 

道路や車が発達する前は女性が頭に丸太を乗せて京都市内まで細い山道を通って輸送。その当時の写真です。

 

出荷前の北山丸太を見学。北山丸太の質の良さ、仕上がりの美しさをご覧頂きました。

 

山では、広島県との間伐の違い、力強くまっすぐ空に向かってに伸びる北山杉を見学して頂きました。

 

山を流れる沢の水にも注目され、いい水がでてる素晴らしい山だと感動していただけました。

今回も他府県の方とお話しさせて頂き、その土地にあった木の育て方、山の守り方があることを勉強させて頂きました。


ラオス代表団様 視察研修。

2018年07月12日 | 北山杉体験・研修

本日もご訪問下さり、誠にありがとうございます。

先日、ラオス人民共和国農林省森林局次長 サントン・スータマコット氏を始め5名のラオス代表団様と京都市動物園から動物園生き物・学び・研究センター長の田中様が京都北山杉の里総合センターへ北山林業の視察研修に来られました。

まずは、北山丸太の歴史や生産工程を説明するビデオを見ていただきました。

 
実際の丸太を手に取り、年輪や断面の色の違い、丸太の割れを防止する背割り加工等を説明



レクチャー中にも沢山の質問を頂き、ラオスとの木材生産、加工の違い等の意見交換もできました。

 

また、倉庫での北山丸太製品見学では、仕上り、色、ツヤ等を説明。実際に手で触れて頂くことで北山丸太の良さをお伝えいたしました。

 

そして人造絞丸太を説明するサンプル丸太にも大変興味を持たれました。

 

台杉の説明も熱心にお聞きになり、質問も沢山いただきました。

 

施設の横を流れる清滝川の水の美しさにも感激されておられました。




ラオス代表団の方々は、京都市動物園におけるゾウ及びゾウの飼育施設の視察などが主な目的で訪日されておられますが、代表団の中にラオス農林省森林局、ラオス国立大学森林化学部、サイニャブリー県農林局の方もおられ、北山林業に大変ご興味を持っていただけたと思います。
遠方より遥々お越しいただきありがとうございました。


京都大学・タイ 交換留学生様が研修に来られました。

2018年06月22日 | 北山杉体験・研修

 本日もご訪問頂き、誠にありがとうございます。 

本日は京都大学森林科学の神崎教授がタイからの交換留学生達21名とともに北山林業研修にお越し下さいました。
タイの大学、そして京都大学で、農学や林学を学ぶ学生さん達です。

神崎先生は今までに何度も学生さんを案内して下さっています。

座学の様子 先生はいつも通訳して下さいます。

北山杉の育成工程の一つ、枝打ち技術の説明。

先生が、北山杉は室町時代よりお茶室で使われ始めた、という説明を手振りを交えて通訳される様子。

(「茶の湯」は「tea ceremony」 お茶室は「tea ceremony room」 というのですよね。)

サンプルで北山杉の年輪の細かさを見て頂き

つるつるの木肌に触れて頂きました。

そして実際の山林で北山杉が育成されている様子を見て頂いた後は

お待ちかねの北山杉(タルキ)の荒皮むき体験です 今の時期は、つるつるとむきやすいです。

 

そしてむき終わった後に、全員でむきたてのタルキと記念撮影(ピース版)

なんのポーズでしょうか?手がみんな変わりました。指パッチンではない

そして帰り際に先生が桧と杉の葉を取って来られて違いを説明されていました。

そして「山椒(ジャパニーズ ハーブ)」の説明。タイには無いそうですよ。

 

  タイのお土産もいただきました。ありがとうございました。

 北山杉・北山林業研修にお越し頂きありがとうございました。タイの皆さんには「北山林業」がどのように映っているのでしょうか?

 

 

 


京都市新規採用職員の皆さんが視察研修に来られました。

2018年06月15日 | 北山杉体験・研修

 本日もご訪問頂き、誠にありがとうございます。 

今週は京都市役所の農林振興室という部署に今年度新規採用され配属された皆さんが、北山杉の里総合センターへ視察研修に来られました

 

 

京都市の農業と林業を担当される部署の方々で、当組合も色々とお世話になっております。

こちらからは北山林業の特徴、北山杉と一般の杉とは育て方も使われ方も違うという事や、最近の組合の取組みを、製品倉庫内にある北山丸太のサンプル品や展示品を見ながら説明させていただきました。

 

 

〆の言葉は「この北山林業という日本、いや世界の中でも特別な産業が京都市に有る事をしっかりと覚えておいて下さい。」という事をお伝えさせていただきました。

 今後とも「北山林業」そして「北山杉」「北山丸太」をどうぞよろしくお願いいたします

 


北野中学校 チャレンジ体験

2018年06月07日 | 北山杉体験・研修

 本日もご訪問頂き、誠にありがとうございます。

6月5日~8日まで北野中学校から3名の生徒さんをチャレンジ体験として仕事体験の受け入れをさせて頂いています。

晴れの日は山へ。北山杉の山林はとっても急斜面です。

 

そして雨の日は倉庫内で作業を行います。

今回は杉の皮を鎌を使ってむくため、鎌の扱い方をしっかりと説明します。
一つ間違うと、大ケガにつながるため、この説明を念入りにします。

前日に、山から皆で出してきた長さ6mの杉丸太を鎌を使い粗皮をむいていきます。

これは足場丸太として建物の解体現場などで使われるもので、粗削りで皮をむいておきます。

 最初は1本むくのに、とても時間がかかっていましたが、帰る頃には随分うまく、また早く皮むきが出来る様になったとのお褒めの言葉がありました。

そして体験期間の最後までケガのないことを願います。おきばりやす(^^)

 


木材・森林関係の方が北山杉研修にお越しいただきました。

2018年06月05日 | 北山杉体験・研修

 本日もご訪問頂き、誠にありがとうございます。 

6月に入り、2組の木材・森林関係の団体様が視察研修にお見えになりました。

1組目は静岡県より森林組合連合会様。とても熱心にお聞きいただき、たくさんのご質問もいただきました。

 

 

 

 

もう1組は大阪より木材業者の団体様です。

こちらも、ご自身の御商売と関連づけたお話しをされたり、またご質問もいただき、私たちも大変勉強になりました。

 梅雨入り前、2組様とも良い天候に恵まれて良かったです。

 北山杉研修をお受け頂き、誠にありがとうございました。

 

 基本研修は必ず予約が必要となり、約1時間半、平日5名様以上お一人700円です。基本研修のご紹介はこちらをご覧ください。

 

 


京町家のお宿から

2018年05月21日 | 北山杉体験・研修

 本日もご訪問頂き誠にありがとうございます。

先日は京都の北区にあります京町家コテージかりがねさんからお客様がお見えになりました。

何でもこちらのご夫妻は、NHKの国際放送を視聴されて北山杉について知ってくださり、甚く感銘を受けて北山杉の里にお越しくださった、との事でした。

 

(「いぬやらい」について、通訳してもらっている写真です。)

かりがねのご夫妻による通訳で、とてもいい感じで和やかに研修させて頂き、北山杉の小物製品もご購入いただきました。

大勢ですとなかなか疑問に思われたこともすぐに質問していただけない事が多いのですが、今回は少人数でしたので、疑問に思われたことはすぐに聞いていただけたのではないでしょうか?

研修には事前予約が必要となりますが、可能な限り様々な対応をさせて頂きますので、ご興味のある方は何なりとお申し出くださいね。


オーストリアからのお客様

2018年05月16日 | 北山杉体験・研修

 本日もご訪問頂きありがとうございます。

本日はオーストリアの大学からのお客様でした。建築について研究されている研究員の方や教授との事。(通訳さん同行されました。)

 北山杉の基本研修をお受けいただき、ご説明させていただいたあと、組合の目の前の北山杉の木立を見学されました。

そして木立の横にある沢の水は飲めますかと聞かれ、「OK」とお答えすると早速お水を口に含まれて「Good!」と一言。 

   

ここ最近は少人数で来て下さるお客様も目立ちます。

平日の基本研修は5名様以上であれば対応させていただきます。何なりとご相談くださいませ。
 

 そして、明日もNHKの国際放送で見られた北山杉に感銘を受けたとおっしゃる外国の方が北山杉研修にお見えになります。

少しずつですが、世界中のところどころで蒔いた芽が顔を出してきたような・・・嬉しい予感

どちら様も、どうぞよろしくお願い致します。 

 


北山杉研修・体験メニューのご紹介 2

2018年04月25日 | 北山杉体験・研修

 ご訪問頂き誠にありがとうございます。

 

 さて、北山杉研修・体験メニューご紹介の続きです。

「北山杉を知る基本コース」に加えての「オプションコース」をご紹介します。

まずは「北山杉枝打ち実演見学」(20名様以上のグループで税込12,000円)

なんといっても北山丸太を作る上で重要な「枝打ち」作業の実演。

熟練の技をご披露いたします。

  

 

生憎、天気に恵まれない日にも小雨程度であれば背丈の低い北山杉で枝打ち実演を見学していただきます。

 

次に「北山丸太伝統皮むき体験」(10名~30名様のグループで税込10,800円)

こちらは4月から9月の期間限定の体験となります。
荒皮をヘラを使って剥き、残った薄皮を小むき作業できれいに仕上げます。

 


「北山丸太伝統砂磨き体験」(10名~30名様のグループで税込5,400円)

 磨き丸太の語源となっている作業で、木肌の表面を滝つぼから採取した特殊な砂を使い、磨いて仕上げる伝統的な作業を体験していただきます。

磨いた後にツルツルになる木肌を体感してください。


  

「北山杉生産工程見学」(10名様以上のグループで税込み5,400円)

但し10~3月のみ 
水圧を使って行う皮むき作業を近くの作業場で見学してもらいます。

 

 以上の体験メニューの他に、北山杉の里 中川集落をまち歩きしてガイドさせていただくオプションもご用意いたしております。
こちらは人数、お時間により費用が変わりますので、電話、メールにてお問合せいただければお答えさせていただきます。
いずれも、事前に電話かメールにてご予約をお願いいたします。

北山杉の里ならではの、ここでしかできない体験で、きっと心に残るものとなるかと思います。
ご検討をお願いいたします。


北山杉研修・体験メニューのご紹介 1

2018年04月20日 | 北山杉体験・研修

 ご訪問頂き、誠にありがとうございます。

 
 当組合は、北山丸太の生産者で組織する組合で、市売りをメインとして北山杉・北山丸太を販売いたしております。

 

ここ数年は更なる北山丸太の需要拡大を図ろうと、商品開発や他分野への販売、そしてPR事業など、今まで挑戦していなかったことにも挑戦しています。

今回は、普及啓発やPR、そして木育(もくいく)を目的として、京都北山杉の里総合センターとともに行っている北山杉研修・体験についてご紹介させていただきます。
 

①一般の方へ北山杉・北山丸太の特徴や良さを知って頂くための「研修」

こちらは平日5名様以上、土・日・祝日は15名様以上で約1時間半のご説明をさせて頂きます。(基本コースお一人様研修料 税込700円)

子供さんには、クイズなどをしながら、楽しく学んで頂きます。以下は過去の研修事例写真です。

京都府 公立小学校 70名様

 

 

 京都市 私立小学校 120名様

 

京都市立中学校 180名様 

 

 このように人数が多い場合は、班に分かれて研修をさせて頂いております。

 

 高校生になりますと、修学旅行などで北は北海道、南は沖縄から研修にお越しいただき、京都北山にしかない森林について学んで頂いております。基本コースの中の「美林見学」の様子。

 

 

その他、大学の森林関係の研究者及び勉強をされている学生様、最近では留学生の研修も大変多く受け入れさせていただいております。

 

 また日本全国からの森林関係諸団体様には、特徴ある北山林業の育林方法や製品加工方法について、とても興味をお持ちいただいて研修にご参加いただいております。 

 基本コースの中の「北山丸太製品の見学」の様子 

 そして旅行会社様には、特別ツアー企画を組んでいただいて「北山杉の里 中川」をご案内するツアーにお越しいただき、当組合スタッフがご説明しながらご案内させていただきます。

他には、京都に多い美術系の学生様も、東山魁夷の絵画に触発されたり、

造形のヒントになるような素材としての北山杉を求めて・・・等など様々な理由でお越し頂いております。

  ご訪問目的はそれぞれですので、ご希望に応じてお話、ご案内させていただきます。

何なりとご相談下さい。

 

続きは次の回に・・・

 


JR東海様「そうだ 京都、行こう」オリジナルツアー

2017年12月05日 | 北山杉体験・研修

 本日もご訪問下さり誠にありがとうございます。

先週末、中川地域でお客様をご案内させていただきました。

京が誇る美しき木材「北山杉の里を訪ねる」と銘打ったJR東海の会員様限定の企画でした。

まずは当組合 理事長よりご挨拶と北山杉の歴史と技術・中川地域のお話をさせて頂きました。

 

 

その後、枝打ち作業を見学いただきました。

なんだか今回の枝打ちの場所はお客様ととっても近いですね、枝打ち職人さんも近すぎて恥ずかしかったのでは(笑)

その後は中川八幡宮を参拝し、北山杉の母樹をご覧頂きました。

昼のお食事は「山の麺処」さんで・・・囲炉裏での焼き野菜と・・

さっぱりと美味しい「雑穀麺」でした。

こちらのお店は中川地区にある築100年以上の古民家で、店主さんからご挨拶とお店の説明をいただきました。

昼食後は中川集落内での工場見学へ。水圧での皮むき作業を見学していただきました。

どんどん皮が剥けていきます。

そして、参加者の方にも水圧で皮を剥く体験をしていただきました。感想は「思うように、なかなか剥けなくて難しいです。」との事でした。

 続いて、製品倉庫で北山丸太製品の色々な種類を見学いただき、ここでも製品について色々とご質問が。

皆さん、とっても熱心にお聞きいただきました。

そして御一行は製品倉庫を後にして、中川集落の中腹を目指し、緩やかな坂の散策道を歩いて「宗蓮寺」へ。
まずご住職から、お寺や地域の歴史、北山杉への思いなどをお話しいただいた後、ふだんは非公開の書院からの借景をご覧いただきました。

残念ながら紅葉はほとんど散りわずかしか残っていませんでしたが、よく手入れされたお庭と素晴らしい北山杉の借景をご覧いただきました。

続いて宗蓮寺近くの、ここでしか見られないとても大きな台杉を見学いただきました。

 

そして中川集落の丸太倉庫群まで坂道を降り、菩提の滝砂を使って伝統作業の丸太磨き体験を楽しんでいただきました。

最後に、木造倉庫横のきちんと枝打ちされ、シャキーンと立った「北山杉」をご覧いただき、今回のツアーは終了となりました。

 どうだったでしょうか、深~いいい話が、聞けたでしょうか?北山杉の里 中川のいいところ満載の企画でしたね。

何でもこの企画は毎週行われていて、毎回のように参加されている京都通の強者もいらっしゃるとか。。。

組合スタッフも、「とても熱心なお客様ばかりだった」と感激しておりました。

季節が変わると、また空気も景色も違います。何度でも訪れたい、そんな魅力ある町になれば嬉しいな、と思います。

お客様、一日お疲れ様でした。ご参加いただき本当にありがとうございました。そして何度も打ち合わせに来て下さったJR東海のスタッフの皆様、大変お疲れ様でした。

またのお越しをお待ちしております。

 

 


沖縄県より修学旅行にお越しいただきました。

2017年11月20日 | 北山杉体験・研修

 本日もご訪問下さり誠にありがとうございます。 

先週、遥々沖縄県より高校生と先生 34名が修学旅行で北山杉研修・体験にお越しくださいました。

座学の研修の後、製品倉庫の見学と製品の説明、お箸づくりをして頂きました。

写真のように、かなり真剣に北山杉のMy箸づくりを体験していただきました。

そして最後は皆さん綺麗に木くずを捨てて、作業台を整えて下さいました。さすが高校生ですね。

研修はどうだったでしょうか?お箸は思うように出来上がったでしょうか?

ちょうど綺麗に色づいた紅葉の前で記念撮影して帰られました。

北山杉の里での研修・体験が修学旅行の良い思い出になれば幸いです。ありがとうございました。