「京都・北山丸太」 北山杉の里だより

京都北山丸太生産協同組合のスタッフブログです

北山丸太展示大会を終えて

2011年12月20日 | イベント

12月14日から組合展示倉庫にて行われました「創立60周年記念 北山丸太展示大会」は盛況のうち16日に最終日を迎え午前中、大会議室において表彰式が行われました。

各賞を受賞した丸太と生産者を以下にご紹介いたします。。 

「林野庁長官賞」 北山磨丸太 中田菊商店

 

 

  「京都府知事賞」 北山人造絞 堀阪商店

 

 「京都市長賞」 北山人造絞 南谷商店

 

 

「近畿中国森林管理局長賞」 北山磨丸太 森下武肆商店

 

 

「全国銘木連合会会長賞」 北山天然出絞 中田林業

 

 

「京都市森林組合組合長賞」 北山磨丸太 森勘商店

 

 

「京都北山丸太連合会会長賞」 北山人造絞 辻井林業

 

 

「京都北山丸太生産協同組合理事長賞」 北山人造絞 松本林業

 

 

 「京都北山丸太生産協同組合理事長賞」 北山磨丸太 高峯銘木店

 

 

 以上が栄えある賞を受賞した丸太と生産者の方々です。

出品本数3,691本、椪数1,311椪(はい)。珍しい漢字ですが、「はい数」と言うのはセットのことです。1本だけの出品もあれば、丸太3本1セットとかタルキなら7本で1セット、というように出品されますので本数と椪数は異なってくるわけです。

 

各方面からの来賓をお迎えして、生産組合・中田理事長の挨拶で表彰式が始まりました。

 

 

 祝辞を頂戴し、各賞を受賞された生産者へ賞状が贈られます。丹精こめて育てたわが子とも思える丸太が優良であることが認められ、感動もひとしお。それぞれの生産者さんが、読み上げられる文面に感慨深く耳を傾けておられました。

 

 

受賞された方々へ、他の組合員の皆さんから暖かい拍手がおくられます。賞状のかたわらに丁寧に重ねて置かれた帽子と手袋。粛々と受け取られた気持ちが、あらわれています。

 

 素敵な賞状。創立60周年を記念する展示大会での受賞はいつまでもそれぞれの心に残ることでしょう。

この後、皆さんで昼食の時間を持ちました。寒い寒い日でしたが熱気で汗が出てくるくらい。

にこやかな顔が集まっての美味しい時間もつかの間、そう午後から今年最後の市が始まるのです。

さあ!気合を入れて~!Let's GO...!!!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駅ナカ・北山丸太との出会い

2011年12月17日 | イベント

ついこの前、12月に入ったと思ったら早いもので今年も残すところあと2週間。

クリスマスのイルミネーションを楽しんだり、ちょっと早めの忘年会だったり、日常生活以外の約束に街行く人々も心なしか、いそいそと歩いているように見えます。

そんなたくさんの人が行き交う京都駅で7日と14日、「駅ナカ・京のふるさと出会い市」に先月に引き続き出展しました。

場所は地下鉄の改札口前。

7日は前回と同じく小野郷の草もち屋さんと、そして14日は杉坂で北山丸太の木工品を製作されているKさんと一緒です。

木工品が並ぶと北山杉・・・!!って感じで存在感があり遠くからでも「何だアレは・・・?」

 

丹念に作られた椅子が目を惹きます。高齢の女性が「物干しするのに丁度こんなんが欲しかったんや~エエけど、お値段もエエなぁ」

ハイ、お値段は背もたれのないので4,000円ナリ。エエですよ~^^

 

他には小物入れや肩たたき、十分に乾燥されて背割りの入っていないコースターなど。どれもKさんの心のこもった手づくりの作品。北山丸太を知り尽くした方だからこそ、お値段にも信念があります。

 

夕方を待たずしてお客様が続々と来て下さいました。

コースターを10枚まとめて買って下さったり、お孫さんそれぞれにものさしを。

「北山丸太って、あの床柱の?」

着物姿の女性は両手にいっぱいの荷物を持ちながら花瓶敷きをご覧になって「ええわぁ。こんなんヨソにはあらへんもん。荷物多いけどもらうわ~」

涙が出そうな嬉しいお言葉。北山丸太をお嫁に出す職人さんの気持ちがチョッピリ解るような気がしました。

 

男性も興味を持ってお立ち寄り下さいました。中にはまな板を求めてくださったり、若い男性は小物入れをお買い上げくださいました。お家へのお土産でしょうか、それともご自分が使われるのか...スマートフォンやおしゃれな文房具を入れてみたらトレンドになるかも?

 

やはり年の瀬が迫ってきているからでしょうか、来年の干支・辰の置き物は完売。

手づくりなのでお髭や模様が一つずつ違います。可愛らしい表情や力強い顔、皆さん手にとってお気に入りの辰を選ばれました。

「嫁いだ娘が二人いるので、それぞれの家に」...優しいお母さん。(内心ホクホク)

「他の干支もあるのですか?」...シリーズで揃えたいですか?(内心ぜひぜひ!)

そしてカップルさんは一つずつ...どうぞお幸せに。北山丸太が結ぶ縁。

大掃除を終えて、いや忙しくてちゃんと出来なくても、玄関やテレビの横とか机の上にちょこんと乗せて新しい年を迎える...そんなそれぞれの家庭を思い浮かべてみるのでした。

そして一年間、たとえ埃をかぶってもずっとそこで家族を見守る辰クン達に「しっかりね、任せたで!」とのミッションを投じてお客様のもとへ。

 

「駅ナカ・京のふるさと出会い市」。

駅ナカという好条件のもと、こんなにもたくさんの方々と北山丸太との出会いがありました。

時代が変わっても木の放つ温もりは変わらない。

手のひらに感じる年輪の重みは、世代を超えて伝えることが出来たのではないでしょうか。

北山丸太を通じて人と人の出会いや会話が生まれた一日に「ありがとう」と感謝の言葉を。(でも足が棒^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「駅ナカ 京のふるさと出会い市」に出店して

2011年10月31日 | イベント

去る10月26日水曜日。「駅ナカ京のふるさと出会い市」に参加、京都駅にて北山杉・北山丸太のPRを行いました。

地下鉄京都駅、改札口前に設けられたブース、我々の隣は北山の里の草もち屋さんです。北山杉のハッピも凛々しく、大きな声で呼びかけます。

北山杉のお箸・定規・ペーパーナイフ・コースター・花瓶しき・肩こりツボ押しなどなど...自慢の可愛い小物の販売もします。 

PRグッズ、パンフレットずらり。

 

午前中は人手も多いものの、皆さんバタバタとされて若い人は見向きもしません。何かな?と近寄ってくれるのは年配の方、でも草もちの方ばかりです...じーーー...もっと呼び込みしなくちゃ。

 

アッ!! お客さん、でも外国の方...ドキドキ

肩こりツボ押しに興味を持たれたみたいです。でも英語むずかしいから、実際にやってみて納得。国境を越えて肩こりは共通!身振り手振りが一番ですよね!!

 

午後からは立ち寄って下さるお客さんもチラホラ♪

定規を選んで差し上げます。木目の出方が色々で一つずつ違います。

「どれがいいのかしら?」 「好き嫌いもありますけど、木目の細かい方がいいですね。」

お買い上げありがとうございました^^

 

一日が終わって...コースターや花瓶しき、定規が売れました。少しですけど...皆さんこちらを横目でチラチラと見ながら草もちを買っていかれ、そちらは完売。

でも、京都駅にはたくさんの人が行き交い、声をかけながらの交流はとても面白かったです。

 次回は11月9日水曜日、午前10時~午後5時30分、同じく地下鉄京都駅改札口前で開催予定。

紺色のハッピと「北山杉 北山丸太」のタオルが目印です。

何かひとつ手にすれば、きっと北山丸太の温もりを感じていただけるのではと思います。

その瞬間にあなたもCO2削減に向けて地球を守る人となるのです。

笑顔でお待ちしていますからお気軽に声をかけてくださいね...!!!

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする