「京都・北山丸太」 北山杉の里だより

京都北山丸太生産協同組合のスタッフブログです

スギたま磨きましょ! 衣笠小学校編

2013年10月03日 | イベント

9月下旬、衣笠小学校の生徒さんたち及び保護者の方々が今春休校となった中川小学校に来られました。

北山の木を使った木工制作や、中川地区の散策等を楽しんでもらいます。

体育館に入った途端、子供たちは元気に跳びはねます!子供はこうでなくっちゃ!!

私達が今回提供するのは『スギたま磨き』。

北山杉を“タマゴ型”に荒削りし、それを各自サンドペーパーで磨いてツルツルにしてもらいます。

これが単純なようでなかなか難しくも楽しい、「木とのふれあい」なんです。

中庭に出て『スギたま磨き』の説明です。

こうしなければいけない!というのはありません、それぞれのやり方で楽しんで下さい!!

お母さんたちもいっしょに!

「どうしたらうまくいくの?」子供たちのまなざしは真剣です!

「これで何するの?」

「そっかそっか、こうするのか!」3歳のお子さんもトライ!

 

丸みをつけるには手持ちで磨きます。上手ですね!

「どれどれ、どんな感じかな?チェックチェック!」

あっちでも、

こっちでも、色んなところで、色んなスタイルで磨いてます!

大人の方たちもはまってました!「なるほど、あのやり方も参考になるな」

皆さん、かなり仕上がってきましたね。

出来あがったらこんな感じ。うまく出来たかな?

お家に帰って磨き続ければ、それぞれの自分だけの『スギたま』が出来あがることでしょう!!!

  

空気のきれいな山里で一日、楽しく過ごしていただけましたでしょうか?

日中の日差しはまだ強いですが、朝晩はもう肌寒く、秋はすぐそこまで来ています。

校庭に咲くオレンジコスモスも秋の到来を告げているようでした。

 

 

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農あるくらしづくり 第1回農業・農村文化交流企画

2013年10月01日 | イベント

秋晴れに恵まれた9月28日の土曜日

 

大森市民農園振興協議会主催(構成:NPO法人日本都市農村交流ネットワーク協会、一般社団法人京都北山杉の里総合センター、大森市民農園管理組合)による

 農あるくらしづくり 第1回農業・農村文化交流企画 

 「北山杉の里&大森地区市民農園&中川地域」を見て、体験し、魅力を発見する体験と交流のつどいが京都北山杉の里総合センターで行われました。

 

 

京都市街地や他府県のからの方々を募り『北山杉の里』において

 

自然を全身で感じとり、木の温もりに触れながら恵みの秋を実感・体験してもらうという企画です。

もちろんお昼も地元の野菜をふんだんに使った季節の献立を用意。

  

 

その為、朝早くからその料理の準備で厨房は大忙し、

 

 

地元「北山朝市」の方々や栄養士の学生さん達が分担して料理の仕込みにやっきです。

最高級の「お・も・て・な・し」で皆さんをお待ちしてました。

 

  

 午後11時ご一行様ご到着。

 

 

 

到着するや否やさすが“食欲の秋”

北山朝市で並ぶ商品に皆さん注目!

試食を含め皆さんわれ先に購入されていましたねぇ(^^;

 

 

一息ついて本日のつどいの趣旨の説明。

そしていよいよ北山杉の里ならではの交流体験の開始です。

 

 

まずは北山杉の皮むき。

熟練した職人の手にかかると、杉の皮が一枚ものの織物の様に見事に剥がれます。

その技もさることながら、

皮の中から出てきたきめ細やかな丸太の美しさに二度びっくりの感嘆の表情を浮かべておられました。

 

この後2班に分かれてもらい荒皮むき体験と薄皮むき(こむき)作業

 

 

もう1班は北山杉を使ったお箸づくりにヒノキの「木のたま」磨きをしていただきました。

 

 

お箸がちゃんと出来るかどうか不安視する方が多い中、指導する方も大変です^^;

どうにかこうにか出来た!と思ったところで…

 

 

焼きペンで名前入れ。

自分で作ったお箸を使っていただいて、いい記念になってくれればと思います。

 

さぁ、午前の交流体験が終わった後はお楽しみのランチタイム(^0^)/

 

 

京野菜たっぷりのスパゲティに野菜のてんぷら、京野菜サラダなど

大食漢の私でさえお腹がいっぱい(@@)

 

作っていただいた方々に改めて感謝、感謝…「ご馳走様」「ありがとう」の言葉以外思い浮かびません。

 

 

食する事の出来るありがたさ、作っていただいた方々への感謝。

小さい頃、親から教えて貰った「いただきます」「ごちそうさま」という言葉が年を重ねる毎に痛感します。

 

 

 

「金を出せば何でもできる、してもらえる」とそんな考えを持つ方が増える中

 

 

自然と向き合い、そして接する…土に触れ、作物と対話する

今回の趣旨はそんな農園作業をここ「大森市民農園」でしてみませんか?というものでした。

 

京都市街地から約40分程度のところに

自然が豊かで、空と雲と緑が調和するこんなところがある…

 

私たちが出来る事はまず「知って貰う事」から始まり、身近にこんなところがあると来てもらい認識してもらう事です。

 

 

この日は農園を見学後、この京都市北区大森の地の歴史のついての話を聞いたり、

実際にこの「大森市民農園」で野菜を作っていらっしゃる奥さんの体験談などを話していただきました。

旦那さんは家に置いといて1週間に一度、または1~2週間に一度この大森市民農園で農作業を楽しんでおられるみたいです。

 

それでも「作物はほっといても育つ!」って話されてました。

 

 

そして実際の野菜菜園を営むお宅へも訪問しそのご苦労なども聞きました。

 

今回参加40名ほどの皆さんの中には「行楽の秋」という感覚で来られた方もいらっしゃると思います。

しかし、その中から一人でも二人でも「大森市民農園」で自然と共に余暇を過ごすという方が生まれる事を願うばかりです。

 

 

最後は中川の郷にある八幡様に

 

 

 

樹齢500年以上の台杉、映画「古都」の丸太倉庫群を見学してこの日は解散。

 

秋の日のひと時、参加された皆さんにとって実りある時間であったと願うばかりです。

 

 

ちなみに大森地区市民農園は今も入園者募集中!

年間利用料15,000円(40㎡)

ご興味のある方はご一報いただければ幸いです。

 

<<<お問い合わせ>>>

〇京都北山杉の里総合センター

住所…京都市北区中川川登74

電話075-406-2212(平日午前8時30分~午後5時まで)

 

〇京都市北部農業振興センター

住所…京都市北区紫竹東高縄町69-1

電話075-493-6660(平日8時30分~午後5時15分まで)

 

 

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京の七夕 出会いに感謝

2013年08月23日 | イベント

ことしで4年目を迎えた京都の新しい夏の風物詩「京の七夕」

 

 

8月3日(土)~12日(月)の期間中

 

堀川会場、一条戻橋に設置した北山杉を利用した木工品売り場に多数のお客様がお立ち寄り頂き

 

 

完全消灯時間になる午後10時になるまで熱心に商品をご購入いただき誠にありがとうございました。

 

 

青白く輝く願い玉を追いかける様に堀川を北上、

 

各展示物に感嘆の歓声、子供たちの笑い声が闇夜にこだました京の七夕

 

 

行灯明りが堀川を照らし、その作りに皆さんが興味を示す。

 

「この行灯、逆さまにすると電気が消え、反対向けると電気が灯くんですよ 」と、

説明すると驚嘆の表情が飛び交い、説明する側も喜びを感じていました。

 

 

 帰省される親戚の方へのお土産、京都らしさを感じる物を買い求める方など様々。

 

中には「私、木の商品が大好きで去年も立ち寄ったんですよ」という男性もいらっしゃり

 

この「京の七夕」から北山杉を少しでも発信出来ているのかなという印象も持てました。

 

 

 

 

猛暑日続きの京都の夏

 

また来年、この場所でお逢い出来る事を楽しみにいたしております。

 

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

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北山杉の凄技『本仕込み』

2013年08月09日 | イベント

去る8月2日の日、北山杉の伝統的乾燥方法である『本仕込み』作業が行われ、多数の見学客、マスコミ、行政関係の方々と一緒に、我々スタッフも“観客”として見学に参加しました。

会場近くの北山杉。バランスのとれた、いかにも北山杉らしい素晴らしい林です!

主催者から見学参加者への挨拶。今年の見学参加者は特に多かったそうです。

きれいな杉林を横目に見ながら、

会場へ出発です!

 

木材運搬用モノレールがありました。年季が入っています。

傾斜のある杉林の間の山道を更に進むと、

今まで見たこともないようなきれいで立派な北山杉の林!! この上が本日の会場です。

会場に着き、上から見た『本仕込み』作業の様子。

全景が良く見えないので、杉林、いや“崖”を降りることにしました。

少し降りるとやっと全体が見えました。が、まだまだ迫力が足りません!もっと下へ行きましょう!

「真下からの作業風景」!圧巻です!!!

更にもう一枚!

 

近づいてみると作業風景はこんな感じ。

木の根元はこうなってます。怖くないんでしょうか?私は絶対無理ですね(^^;

当日の仕事のスケジュールの関係上、我々スタッフの見学会参加はここまでとなりました。

 

後日、本仕込みが完了した様子を再度撮影に行きました。

前回も登った道なんですが、「こんなにきつかったけ(^^;?」と思いつつ登っていくと、

見えました!きれいに槍組された北山杉丸太が並んでいます!!!

上からはやはり全体が見渡せないので、降りてみましょう。

きれいに皮剥きされて「槍組」に組まれた北山杉!!見事です!!!

職人さんは特に意識はされていないのかもしれませんが、高い技術で作られたものはやはり美しい!!

これはもう“芸術作品”です!!!

 

この状態で5~6日乾燥させた北山杉丸太は、表面に艶と粘り、優美な色調が現れ、かつ割れにくいものになり、昔は北山杉の乾燥方法と言えばこの『本仕込み』でした。

しかし時代の流れと共に減少の一途をたどり、今や殆どやっている所はなくなりました。作業のできる職人も年々減少し、作業チームを指揮できる親方はもはや一人になってしまったとのことです。

今や『本仕込み』は、“伝統行事”というイベントに近いものになってしまっているのが現状です。

北山杉の需要が伸び、『本仕込み』を主要生産技術として残せるのが一番良いのでしょうが、それができなければ、“伝統文化”“無形文化”として技術だけでも後世に伝える必要があるのでは?そんな想いを強くしました。

 

 「北山の、里に伝わる本仕込み、永久に続けよ森人の技」 ・・・・ おそまつ!

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京の七夕

2013年08月06日 | イベント

今年で4年目となる京都の新しい夏の風物詩…「京の七夕」

 

一年に一度の願いが叶うようにと全国から「願い」を募り、

 

竹と光などで演出する京都の七夕イベントです。

 

 

 ◎8月3日(土曜)~12日(月曜)までの期間で下記エリアにて開催されます。

堀川会場…堀川遊歩道(二条城辺り~一条戻橋)

※堀川会場は北向きの一方通行

鴨川会場…御池通り~四条通り近辺

 

 

私たちは堀川会場のゴール地点、一条戻橋下のブースにて、今年も北山杉をはじめとした京都の木

「みやこ杣木(そまぎ)」のPR出展しています。


 

※京の七夕HPより引用

 

3日土曜日、午後3時位から準備を開始。

 

太陽が燦々と降り注ぐ中での作業は汗が止まりませんねぇ(^^;

 

 

 

その間でも会場内には多くのお子さん連れの家族が水面で水遊び

 

水しぶきがあがるたび、子供たちの笑顔が絶えませんでした。

 

 

 

そんな子供たちの笑顔見ながら準備は進み

 

スギの木に印刷した絵葉書や・・

 

 

北山杉で作ったインテリア小物に文具、玩具などなど…

 

テーブル内にどうレイアウトするかを「あ~でもない、こうでもない」と、

 

言いながら準備するのが一番楽しい時かも知れません。

 

  

 そして街はだんだん暗くなり、会場内の灯りが堀川沿いに浮かび上がるのでありました。

 

 今年は京都のスギやヒノキなど「みやこそまぎ」を使った行灯を製作し、LEDの光で堀川を彩りました。

 

 

土曜日はまだ天候は良かったのですが、

 

4日(日曜)、5日(月曜)は京都市内も午後から激しい夕立に見舞われ

 

点灯時間を過ぎてからも時折襲う雷雨は見学者の出脚を鈍らせたようです。

 

 

 

 

そんな中、5日の月曜日には門川京都市長も見学に来られ

 

 

 

 

当ブースにもお立ち寄り頂いての談笑です。

  

 

 

最後は行灯を持っていただいて満面の笑顔で…「はい、チーズ」

 

ちゃっかり京都の木のPR大使になっていただきました(^0^)/

 

8月12日(月)までの会期中、一条戻り橋の下で毎日出展しています。

 

お出かけの際はぜひお立ち寄りください。お待ちしております。

 

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春まつり2013に参加して

2013年06月03日 | イベント

昨日船岡山公園で毎年恒例の北区「春まつり」に参加してきました。

 

船岡山公園は初めて来ました。

北山丸太組合テント設営は順調に、

箸づくり体験の準備、

ティッシュケースづくり体験コーナーも準備完了!

まつりには欠かせない屋台の準備も、

メイン会場のセッティングも完了のようです。

まだまつりはスタートしてませんが、子供たちは待てません(^。^)

 

そんな中、気になったことばが一つ

「こんな標語が必要なほど、今の日本は暗い?ということなのか・・・」

活気に満ちたまつりの雰囲気の中、少し考えさせられました(゜-゜)

そうこうする内にまつりが始まり、我がブースにも小さなお客さんが(^.^)

みんなスタッフの説明に聞き入っています。

女の子もたくさん来ました。「私にもできるかしら?」

完成したティッシュボックスには、

スタッフが名前やイラストを彫ってくれます。

「どんなふうになるんだろう?」、気になってしかたないようです(^^)

ふと気がつくとお客さんがどっと増え、大忙しとなってきました\(゜ロ\)(/ロ゜)/

 門川市長も来られました。「お~、良くできてるね!!」

メイン会場も盛況!

まつりの主役はやはり子供たち。お父さん、お母さんお疲れさまです!!!

地震体験車って日本にしかないんだろうな・・・

日本人ってホントにまじめだと思います。

 

様々な感慨を交えつつ、今年の春まつりも盛況の内に終了しました!

来場して頂いたお客さん、本当に有難うございました!!!

スタッフ、関係者の皆さん、お疲れさまでした!!!

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北山秋季磨丸太祭

2012年10月22日 | イベント

週末の帰り道は杉阪トンネルの温度計が11℃と表示されていてビックリ。冬が駆け足でやってきそうな勢いです。

フェイスブックにも北山杉の里近辺で見つけた植物や昆虫の写真を投稿していますが、生き物は未来に種を残して冬篭りの準備をし始めたようです。

フェイスブックページは「Facebook 京都北山丸太生産協同組合」で検索していただくと、登録していない方でも閲覧することが出来ますので、一度のぞいてみて下さいね。

 

先週の水曜日、今季初めての売立て市「北山秋季磨丸太祭」を開催いたしました。

当日はあいにくの空模様で、午前中には雨が降り出し白いもやに包まれた山々。にもかかわらず生産組合にはいつもと違ってたくさんのご来場者が駐車されています。 

 

会場となる倉庫では、美しく磨き上げられた丸太たちがその時を待っています。 

 

総出品本数は1,898本、椪(はい)数は663椪です。新木の磨丸太も含まれています。 

 

午後1時。当組合の新理事長・森下が開会の挨拶を述べ、少し緊張した雰囲気だった倉庫にはじわじわと活気が湧いてきました。 

 

磨丸太の列です。一般の柱は3m、背の高いのは4メートルです。

「さぁ~〇万から・・・」振り子さんの声が響き渡ります。緑の帽子は主催者側の人間。 間違いのないように入念にチェックしながら記録していきます。

  

買い方さんはこのような手板(下見表)を持って参加します。

目星をつけた丸太にチェックを入れたり、独特の符丁で落札価格を記入したりするものです。 

 

オレンジの帽子が買い方さんです。手を挙げたり、指を出したり。それぞれの帽子には決まった番号がつけられていて、振り子さんは一瞬のやりとりをキャッチして落札された方の番号を大きく読み上げます。 

 

出品者さん方も市の様子を見つめています。手塩にかけて育てた子どもが少しでも高い値をつけてお嫁に行ってくれたらと。

およそ2時間あまりで北山秋季磨丸太祭は終了しました。

野外で行われる大きな原木市とは違って、ひっそりとやりとりされるのもまた、北山丸太の特徴です。

問屋さん、銘木店さんなどの買い方さんが、北山杉・北山丸太のブランドを求めて下さるからこそ、生産者は良いものを創り続けます。

その昔は1本の丸太に対して価格がドンドン競り上がっていったことでしょう。現在は高値に競り上がることは減り、以前と比べるとさみしい相場です。

けれど今なお、職人さんの手によって慈しみ育てられた丸太の品質は何も変わっていません。

だからこそ、このブランドの「値打ち」を下げてはいけないし、生産者たちはプライドを持って市に臨みます。

お嫁に行った丸太が本当に良い、と感じてもらえた時・・・継続して来て下さる買い方さんによって伝統は守られていると思うのです。

 

来月もたくさんのご来場をお待ちしています。素晴らしい丸太が、よい値で落札される事を祈って。

  

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京の七夕、あと3日どすえ。

2012年08月11日 | イベント

「願いを京都に」をテーマに繰り広げられている京の七夕。もうお出掛けになりましたでしょうか?

絵はがき短冊に願いを込められましたでしょうか?

楽しい時間はあっという間で、もう残すところ3日間となりました。週末はお天気もあまり良くない予報ですが、イベントもありますのでどうぞお誘いあわせの上、京都の夜を存分に楽しんでいただきたいと思います。 

  

丸太町から下へ降りると、「光と竹のアート作品」が光の天の川までずっと展示されています。 

 

竹と光をテーマに全国から募集されたものです。京都の芸術系大学などの学生さんの作品も数多くあります。 

 

各々の出展者とテーマは控えてこなかったのですが、どれも個性的で竹を自在に操り光と組み合わせることでこんなにも違った印象になるのだと驚きです。 

 

竹そのものを前面に押し出したもの。輪切りなどカタチを変えて表現したもの。まさにアートです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この作品が最後。光の天の川へと人びとを誘っているかのようです。 

 

先日も少し触れましたが、この青い球は「祈り星」といいます。装着されたLED素子が着水すると点灯する仕組みになっています。

願いや祈りをこめて水面に放つ時・・・本当に純粋な気持ちになって、ただただ漂う祈り星をしずかに見守るでしょう。

絵はがき短冊を買うと放流券が付いているので、放流することが出来ます。

また、祈り星はすべて回収しリユースされます。

 

光の天の川を抜けて少し行くとたくさんの笹飾りが見えてきました。 

 

まるでクリスマスのイルミネーションみたい。 

 

こんな短冊を見つけました。どんなご事情があるのか計り知れませんが、この願いが天に届き叶うといいですね。 

 

笹飾りを見ながら歩く人びと。 

 

「風鈴の小経」。竹で組んだ壁に風鈴が付けられ、涼やかな音色を奏でます。 

 

仙台の七夕飾り。 

 

ここは願い事コーナーです。絵はがき短冊に願いごとを書いて展示します。 

 

どんな願いを綴られているのでしょうか? 

 

前回お伝えしましたように、絵はがき短冊の売り上げの一部は東日本大震災への支援金となります。

そして願いを込めた短冊は、五山の送り火とともに天へと送られます。 

  

京念珠製造業青年会が販売する「七夕ブレス・絆」。 

 

中央の珠にはラインストーン入りの星座が描かれています。ペアですると素敵、浴衣にもマッチ! 

 

「堀川と堀川通りを美しくする会」主催の飲食コーナー。連日大盛況です。お子様にはジュースやお菓子、大人も嬉しい抹茶ソフトクリームにビールやチューハイを取り揃えております。 

 

染め専門の方が書いたお揃いのロゴ入りTシャツで頑張ってます。

 

まだまだ、ご紹介しきれていませんし鴨川会場も美しい展示がいっぱい。土・日にはアーティストによるイベントも開催されます。

あと3日、どうぞ京の七夕をお楽しみください。一条戻り橋の下、北山杉のコーナーへもぜひ、お立ち寄り下さいね!

去り行く夏に願いをこめて。WE LOVE KYOTO!!!

 

 

 

 

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京の七夕、まだまだやってますえ。

2012年08月09日 | イベント

今日は秋のように高い空、澄み切った青空。とても爽やかな一日でした。日が暮れると涼しい風が舞い込んで、エアコンも扇風機もいらないくらい。こんな夜はお散歩がしたくなりますね。

「京の七夕」は連日たくさんの人が訪れ、スタンプラリーや光の天の川、友禅流し、そして短冊に願いを込めて・・・それぞれが思い思いに楽しんでおられるようです。

 

堀川会場、一条戻り橋の下で北山杉の木工品を展示していますが、川を挟んですぐ近くに色とりどりの可愛らしい、そして珍しい飾りを見ることが出来ます。 

 

それは静岡県東伊豆町の「雛のつるし飾り」。日本三大つるし飾りの一つです。

この三つの地域は、 それぞれ時代の流れと共にだんだん失われていくつるし飾りを貴重な文化遺産として、歴史や風習を観光振興に活かしていこうと相互連携して継続的に全国発信しているそうです。

地域によって意味合いは異なりますが、「つるし飾り」と名づけられているように飾り物を吊るし、子どもの健やかな成長や無病息災、商売繁盛などを願ったのがその由来です。

今回、県人会の方から出展してみないかという申し出を受けて「雛のつるし飾り」がはるばる静岡県東伊豆町から、京の七夕を彩ってくれました。

 

わぁ!たくさんの可愛らしい飾り物が吊るされています。

伊豆の小さな海辺の町、稲取温泉。ここに伝わる雛祭りには、古く江戸時時代の後期の頃より、娘の成長を願う母や祖母の手作りの「つるし飾り」が飾られる風習がありました。

起源は定かではありませんが、明治生まれのおばあさんが「子どもの頃からつるし飾りがあった」と言われているそうなので、その歴史はゆうに100年を超えるものだと思われます。 

 

色とりどりの玉やきんちゃく袋、動物やお人形もあります。

これにはそれぞれ意味があり、女の子への想いや願いを人形の形にしてつるされていて、いわれや決まり事を守りながら、この地区独自の和裁細工として現在まで受け継がれています。 

 

例えば、巾着はお金に困らないように。這い子は這えば立て、立てば歩めの親心。猿は厄が去る、俵のネズミは大黒天のお使いとして金運や霊力を祈願する役割、お花は可愛らしくなるように・・・などなど。 

 

その昔、おばあちゃんが古着のはぎれで一つひとつちくちくと縫ってくれた。想いをこめて親から子、子から孫へと代々受け継がれてきたものでした。 

 

昭和30年代以降には作れる人も減ってしまい、家庭でもあまり見かけなくなりましたが、地元の稲取婦人会が平成5~6年にクラブ活動の一環として復刻されたそうです。今では春のイベントとして「雛の館」ほか、全5会場で展示され町中で盛大に開催されています。

ここで見るだけでもこんなに素晴らしいのですから、本場の会場はどんなに華やかでしょう?ぜひ一度行ってみたいですね! 

 

今でも、つるし飾りを飾っているご家庭もあるとか。お雛様とお内裏様の両側につるし飾りをつるすそうです。 

 

想いはさまざまでも願う・祈るという気持ちはひとつ。「京の七夕」のテーマそのものです。

そして、自分の住んでいる地域以外の伝統やそれを守ろうとする活動を知ることも大切なこと。

京都にいながらにして雛つるし飾りを目にするチャンスです。是非、お運び下さいませ。

親切なスタッフがつるし飾りや稲取の見どころなど、丁寧に説明してくれますよ。この出会いに感謝。

 

北山杉木工品のコーナーは今夜も大盛況!

初日と配置を変えたことで、お客さまも中の方まで入っていただきやすくなりました。

 

北山クラフトのOさんは浴衣の少女たちの人気者です。サインをしているのではありません(笑)

おばあちゃまが二人に杉のものさしを買って下さいました。堀川商店街で押し花の絵手紙体験をするので、ものさしの裏にしてあげようかしら、と。杉のものさし、と言うだけでも貴重なのに二人のオリジナルものさしになるのですね。素敵♪

 

若いカップルも仲良く杉板の絵はがきを選んでいます。浴衣もオシャレな着こなしでいいですねぇ。

 

…と、門川京都市長がお立ち寄り下さいました。いつもイベントの時には必ずお顔をみせて下さり、「北山杉が大好きなんや。」と笑顔でおっしゃいます。

 

みるみるうちに人がいっぱい。小学生ともなごやかに会話される京都市長です。握手を求めるご婦人も。重ねた手と手に市長と市民の心が直接、通じているのを感じます。

記念撮影の様子を後ろからパチリ。

 

そして私たちも記念撮影。門川市長の満面の笑みに癒され、あぁこのイベントはいいなあ!残りの日程も、数多くの方に北山杉を知っていただけるように頑張ろう!と思うのでした。

 

涼風が夜の堀川をそぞろ歩く人たちの頬を撫で、「気持ちええなぁ。」と声が聞こえてきます。

終了時刻の9時半を過ぎてもまだまだ、人通りが途切れることはありません。

13日まで「京の七夕」は続きます。

ご家族で、ご友人と、彼と、彼女と、そしてお一人でも。北山杉のベンチに座って、つるし雛飾りを眺め、おしゃべりしませんか?

堀川会場、一条戻り橋の下でお待ちしていま~す!!!

 

 

 

 

 

 

 

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京の七夕、よろしおすえ。

2012年08月07日 | イベント

8月4日の土曜日から「京の七夕」が始まりました。私たちも堀川会場で北山杉のコーナーに参加しています。

現場の様子を少しずつリポートしますね!

 

堀川会場です。左右が道路ですので、谷底のような感じ、風も通らず蒸し暑い中、午後5時すぎから準備が始まりました。

 

北山杉のコーナーは一条戻り橋の下。花背の北山クラフトさんと一緒に和気藹々と汗を流しながら、ディスプレイに余念がありません。

 

テントに吊るされた絞り丸太がよく目につきます。 

 

積み木やおもちゃ、まな板にお箸。いろいろな工芸品がテーブルを埋め尽くしています。 

 

初日にも売れ行きよく、徹夜作業で追加してもらった杉の絵はがき。大人気です。 

 

だんだんと日が暮れて、照明に灯りがともりました。 

 

川には涼しげに友禅流しを象った展示がされています。 

 

水車発電の車輪が勢いよく回って・・・

 

子ども達が描いた友禅体験の可愛らしい絵柄がゆらゆらと風になびいています。 

 

「ボクも京の七夕に来たワン!」 お散歩の途中で思わず川に入ってしまったワンちゃん。

 

LEDの玉がそれぞれの願いを込めて流れていきます。幽玄の世界。 

この堀川会場は北行き一歩通行なので、逆行することは出来ません。二条城のイベントなどを楽しみながら、上(かみ)へ上がって来られるのが良いと思います。

そこで、ちょっとテントを抜け出して・・・堀川丸太町まで行って、下へ降りて戻ってくることにしました。勿論、お目当ては・・・

 

そう!「光の天の川」。道が狭いので混みあっていましたが、ゆっくりゆっくり眺めながら歩くのもいいものです。

見上げれば天の川。じわ~っと点滅をして緩やかな流れを描く、天の川が姿を現します。 

 

近くで見るとアーチは竹を組んであります。 

 

お名残り惜しいけれど、もう出口。戻ることは出来ません。

煌く光を後にして、一路戻り橋へと進みます。アート作品や七夕飾り、様々な展示が道行く人びとの目を惹きつけます。

京の七夕は13日の月曜日まで開催されます。ぜひ一度、足をお運びになってはいかがでしょうか?

私たちも毎日、会場におります。お気軽にお立ち寄り下さいませ。

引き続き、堀川会場の様子もリポートしたいと思います。京の七夕でお会いしましょう!

 

 

 

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ふれあいまつり2012に参加して ~北山杉の里コーナー篇~

2012年06月09日 | イベント

去る3日に開催されました「ふれあいまつり2012」のリポートもいよいよ最後になりました。

木工体験とともに参加した「北山杉の里コーナー」です。

小野郷・中川・雲ケ畑の3地区から、それぞれ自慢の品が並びました。

中川は毎週日曜日に生産協同組合の駐車場で行われている朝市のメンバーです。

 

丁度木工体験コーナーの隣になるお店の裏手では大きな蒸篭から蒸気がシュシュシュシュシュワ~<3

 

女性陣がもち米を洗い、せっせと蒸している真っ最中です。 

 

I LOVE おのごう、小野郷では有名な草餅を販売しました。 

 

蒸しあがったもち米を昔ながらの杵と臼でペッタンペッタン。

 

自然の蓬(よもぎ)の鮮やかな濃い緑色がお餅の白と混ざっていきます。

 

お揃いのTシャツとバンダナも若々しく、清潔な店頭。後で買おう~っと!と思ったのが間違いでした。

大人気の草餅は瞬く間に売り切れ御免となってしまいました。やっぱり、お客様たち。美味しいものは皆さんよくご存じなんですねぇ。

 

そのお隣が中川学区、朝市チームです。

 

新鮮なお野菜や野山の野菜、自家製かきもちや佃煮など、リピーターも多いメニューがずら~り。 

 

これこれ、手作りチーズケーキとピザパン、これ食べてみたかったの。だって朝市日曜日だからいつもは買えないんですもの。

あとで買お~うっと!・・・これが間違いでした。木工体験が少し落ち着いたので出かけてみると何も残っていませんでしたT◇T

皆さん、欲しいものはその時に買うべし!

 

そして最後は北山雲ケ畑の里コーナー。

 

この白玉冷やしぜんざいがとっても美味しそうだったんですけど・・・・もうおわかり?後の祭りでございますf^^; 

 

ほかにもちらし寿司やしめじご飯、佃煮など盛りだくさん。ようやく最後におはぎをGET出来ました。

 

何とか天候にも恵まれ、無事にふれあいまつり2012が終わりました。ステージでの発表やさまざまなコーナー。どれもが大切で意味を持ってるものです。参加された方々、提供する人もそれを受ける人も互いに会話をし、触れ合うことが出来た貴重な時間。

それらはきっとこれから生きていく糧となり、また試行錯誤を繰り返しながら少しずつ成長できる。そして続けることで地球の中の小さな京都、その中でもっと小さな北区から美しい環境や人びとの心を優しくするような暮らし方を発信して行けるのではないかと思います。

皆さま、そして私たち、お疲れ様でした!!! 

 

 

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ふれあいまつり2012に参加して ~木工体験篇~

2012年06月08日 | イベント

我が木工体験コーナーは少し小高い丘の上にセッティングしました。

気持ちいいのですけれど雨が降ってきたら工作台を直撃、チョッピリはらはら心配な空模様です。 

 

幸い広いスペースを頂いたのですけど、どこに何を置けば目立つかしら?お客様が動きやすい順路は?などを考えながら、コレはそっち、ソレはあっちなどと言いながら何とか形になりました。

 

ひらひらと風に舞うノボリ旗に北山杉、北山丸太のブランド文字が...あれ、どっかで見たことありますか?

そうです京都駅ナカのふるさと出会い市でも活躍してくれた我が北山杉の里の心強いパートナーであります。 

 

体験コースは2種類。myお箸・ティシュBOXを入れる箱づくりです。

どちらも現金では受付できません。先ほどのチケット売り場にて木工券を購入していただき、木工券と引き換えに材料をお渡しするというシステム。

ところが、しばしば現金を出されるお客様がいらしたのでその都度「下で木工券を買ってきて下さい」と二度手間をおかけしました。

これは告知が足りなかったせいかも?と反省点です。 

 

こちらも見覚えのある法被も色鮮やかに準備万端!

 

北山杉を使った小物。栞や花瓶敷き、クラフトなどをディスプレイして準備万端!

 

…っとそこへ、 門川京都市長がお見えになったではありませんか。北区長とお揃いで我らがコーナーを覗いて下さいました。

 

「ふむふむ、これを作るんやな。ええなぁ。」と言って下さいました。京都を愛し、オシャレな市長さまは羽織のお色も鮮やかに初夏の装いです。 

 

こんな風に工作台を並べて準備万端なのに…インストラクター達(笑)は少々退屈そう。と思っていると・・・ 

 

 

受付には何やら人だかりが。「北山杉やて~」「ええやん、カッコいいやん」嬉しい言葉が飛び出します。

「チケット売り場で木工券買ってきて下さいね!」

 

ティッシュ箱ケースの材料は2枚の長めの板と底板、そして蓋になる部分です。

蓋にはティッシュの取り出し口があけてありますが、この長めの板を裁断して箱のサイドになる部分を作り、釘を打ちます。

 

ギコギコギコ。鋸を使うのは初めてかな?大丈夫、失敗しないようにちゃんと見ててくれますから。

 

こちらは何をしているのでしょう?特別な機械のようです。当日、大工さんが発表されたサービスなんです。

 

ジャジャ~ン!これはネーム入れの道具。名前を鉛筆で下書きしてお願いすると、ほら。こんなに立派なあなただけの箱が出来上がりました。

あんなちゃん、大きくなっても使い続けてくれたらいいな。だんだんいい色合いになって艶も出て一緒に成長してるみたいな感じがすると思うんだけど。

 

子どもも、女性も、年配の方も楽しみながら木工体験をされました。 

 

こちらは檜の材料でmyお箸を作っているところです。お箸ほどの窪みに材料をあてがい、鉋をかけて丸みを出し最後はペーパーで手触りを良くします。

こんな小さな女の子もお兄さんの手を借りながら鉋をシュッシュッ。

 

チケット代が100円とお手軽なこともあって鉋の数が足りないほどの大人気でした。

ご自分の手に合う細さになるまで気長に鉋をかけます。

 

これがなかなか大変。刃の調整は大工さんはじめ我々が行いますが、小さな子どもさんの力では時間がかかります。

 

真剣な表情。頑張れ。 

 

 

 頑張れ、頑張れ。みるみるうちに綺麗なかつおぶしみたいに削りくずが積もって行きます。

 

3人ともお名前が「あ」で始まる、おしゃまさんGrils。全員、ティシュケースもお箸も作ってくれました。

もちろん、箱のサイドには「あ」で始まる文字が彫ってありますよ。

 

マルコメ3兄弟も奮闘中。あれれあと一人は?

男の子ばかりでママは大変かと思いますが「ケンカしてスネてるんですわ~」とクールな対応、喧嘩したり仲良くしたり。そうして成長して行くんですものね、将来が楽しみです。

  

ふれあいまつり終了時間ギリギリまで申し込みがあった木工体験。ティッシュケースは40個、お箸は66膳と大盛況でした。

気が付けば我々スタッフは立ちっぱなしで汗ビッショリ、お昼ごはんや水分は十分に摂れていない状況でしたが、お互いに一生懸命な時間を過ごしてお客様の笑顔や小さな子ども達の柔らかい手に触れることが出来て、疲れも忘れるほどでした。

こりゃぁ帰ってからのお風呂とビールがうんまいだろうなぁなんて思いながらお片付け。

お申込みをたくさんいただいたのに道具がなかなか空かなくて長時間お待ちいただいたお客さま、お疲れ様でした。

今頃ティシュケースはお家のどこかで鎮座ましましてるでしょうか?お箸の使い心地はいかがでしょうか?

そんなことを思うと少しでも多くの方々に北山杉に触れてもらったことが嬉しくて、もっともっと頑張ろう!と思うのでした。

 

そして木工体験コーナーにて終始、受付やお掃除を手伝っていただきました実行委員会のボランティアの方々に、心よりお礼申し上げます。

いよいよ最後は美味しい悔しい報告を。つづく♪ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ふれあいまつり2012に参加して ~地域の笑顔篇~

2012年06月07日 | イベント

10時を回ると続々と人たちが集まってきました。

暑いと言っても緑に囲まれた船岡山公園、天然の森林浴をしているような感じです。でもこれからだんだんアッツ~イ体験をして頂くことになるとは思いもよらなかったでしょうネ。

そう実は私も思ってはいませんでしたf^^;

 

公園全体に模擬店や色々なブースが設置してあるので、コースには起伏もあり全部を回ったら結構な運動量です。

 

文字通り老若男女の地域の皆さんが楽しいこと、美味しいものを求めてゾロゾロ。

 

子ども達が大好きなスーパーボールすくい。もうほとんど破れているのにまだ掬える達人もいましたよ。

きっと金魚すくいも上手なんでしょうね。見ているだけで涼しげな光景です。

 

こちらは自転車マナー向上部隊、「ほっとかナイス」。後でステージでも素敵な歌と踊りを披露してくれました。

オジサンが説明するより、可愛いお姉さんがこうやってPRしてくれる方が効果は絶大なのでは?(オジサマ、失礼^^)

 

ゆるキャラの「エコちゃん」は小さい子こども達の人気者。触ったらふわふわしてるし、永遠の笑顔で相対してくれるエコちゃん。

何故か握手したくなったり心が優しくなれるのがゆるキャラの魔法なのかも知れませんね。

 

藤棚の下は共同作業所さん。少し前は花が見事だったことでしょう。天然の屋根をもった素敵なお店です。

 

お巡りさんに手をひかれてソロリソロリと歩いてきたのは「まろんくん」。恐らく「麻呂ん」と書くのではないでしょうか?

こちらも家族の人気もの、揃ってピース! 

 

後ろ姿もご紹介しましょう。京都府警のベストがよくお似合いのまろんくん。牛若丸さながらに弓矢で悪をやっつけて!

 

さてこちらは見覚えのある赤と白。 

日本赤十字のブースです。この方はゆるキャラではありませんf^^; 

東日本大震災への支援はまだまだ続きます。ふれあいまつりでもいつの時も私たちの窓口となってくれる日赤の存在と活動を知り、助け合うことの大切さを学ぶことが出来たと思います。

 

大学コーナー。佛教大学、京都産業大学、大谷大学、立命館大学が顔を揃え足揉みやクレープ、やきおにぎりなど若い魅力を披露しました。

 

ボクも遊びに来たワン!

 

ステージを望むテント下にはたくさんの来場者が。それぞれのお買いものをお互いに品さだめたり、カレーを食べたりビールを飲んだり。こんな楽しい日が一年に一回だけなんて。いえいえ、北区は一年を通してふれあい事業を行っていますのでまた秋には面白いイベントがあるはずですよ。

 

あ~っ!あなたはキタイくんじゃありませんか!つよキャラのキタイくん、実際に動いてても眼光鋭くチョッピリ怖かったですけど、子ども達になつかれないようなので握手してもらっちゃいました。勝利のエッセンスを少しは分けてもらえたかな。

この日は夜まで手を洗わなかった‥・と言うのはウソf^^;

 

ご紹介しきれませんでしたが、他にもたくさんのコーナーがありました。

関電や交通局、不動産相談に行政相談など。そして上の方ではおもちゃライブラリー、スタンプラリー、グラウンドゴルフと船岡山公園をあますところなく活用して多くの人が楽しめる場を作り出していました。

告知しておりましたように、模擬店ではリユース食器を使用していますが回収場所など、マナーも守れていたように思います。

さぁ!ここはチケット売り場です。

このファミリーの目的は?そう、木工体験へGO=3=3

つづく♪

 

 

 

 

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ふれあいまつり2012に参加して ~絶景かな篇~

2012年06月06日 | イベント

去る6月3日の日曜日、船岡山公園にて「北区民春まつり ~ふれあいまつり2012~」が開催されました。

当日の朝はどんよりと曇り空、それでも午後からは晴れるでしょう、所によって雨も・・・という天気予報で開催決定!

 

午前8時には各団体が慌ただしく準備を始めていました。 

 

入ってすぐのブースはエコまちステーション。使い捨てライターや乾電池などがわかりやすく区分けしてあります。

 

告知もしましたように、使用済みの乾電池や油などを回収してエコを推進します。

 

消防局からは地震体験自動車がお出まし。震度7の揺れを体験できます。 

 

上から見下ろせば開会式会場となる広場に続々と関係者が集まっています。 

 

緑豊かな船岡山公園。標高およそ112メートルの小山ですが、見晴しがよく8月16日の五山の送り火の夜にはたくさんの人が集まります。

 

船の形に似ていることから船岡山という名前がついたって初めて知りました。

景勝地としての美しさは、清少納言が枕草子の中で「岡は船岡」と一番に挙げたほどだそう。一方、ここは都を代表する葬送の地でもあり、吉田兼好は徒然草137段にて「鳥部野、舟岡、さらぬ野山にも、送る数多かる日はあれど、送らぬ日はなし」と述べています。

そしてこの立て札には応仁の乱に纏わる出来事などが書かれています。当時西軍を率いる山名教之や一色義直らが船岡山に船岡城を建てて立て籠もったことから、西軍の陣地であった船岡山一帯を「西陣」と呼ぶようになったらしい。

なるほど自分たちが住んでいる街の名前の由来を紐解くのも面白い、歴史は本当に奥深いですね。

 

頂上?から見える山の稜線はとても美しく、思わず深呼吸したくなります。絶景かな絶景かな~^^手前の緑が視界を覆い尽くさんかの勢いでグングン成長しているのがわかります。壊したくない、自然です。

 

10時すぎ。開会の式辞が述べられオープニングセレモニーのスタートです。

 

最初は和太鼓の演奏。ドンドコドンと力強い太鼓の音が船岡山公園に響き渡ります。

司会進行は佛教大学の放送局。

 

この後、大学のサークルを中心に子どもたちの歌やピアニカ演奏など、ある時は微笑ましく、またある時は真剣に舞台の上ではさまざまなプログラムが繰り広げられました。

 

炎天下ではありませんでしたが出席された皆さまはテントに入ったり、こまめに水分を摂ってふれあいまつりを楽しんで頂きたいものです。

地面には時折水を撒くなどの配慮もされていました。

 

さぁ!ステージだけじゃありません。合間あいまを見てそれぞれのブースを覗いてみたり、模擬店で美味しいものを食べたり、北山杉の里コーナーや木工体験もしなくちゃ!忙しい忙しい(汗)

つづく♪ 

 

 

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北山・中川で一番アツい冬

2011年12月21日 | イベント

去る12月16日金曜日。雪もちらつく今冬一番の寒さ。でも、まるで応援してくれるかのように青空が顔を出してくれました。

北山丸太生産組合の倉庫前はいつもと違って車がいっぱい。それに紅白幕が見えます。

そう、一年で一番倉庫がアツくなる、今年最後の市の日なのです。

 

いつもは何も置いていない倉庫の裏には原木の山が。

原木は皮を剥いていない、言わばスッピンの状態。加工してあるものよりお値段も安く、買っていただいた方が将来の用途に応じてお好きな長さにして使えます。「けた」は長さが必要ですので工務店からの要望がある場合などに備え、長いままで在庫しておけるのも強みですね。

 

 

三桁の数字は100番台、200番台など地域別に振り分けられており、赤いマジックで書かれたものはその業者さんがお買い上げ下さったという印。

 

分厚い皮の下には天然の絞りが秘められているものもありますよ。

スッピンでスラリとしたお嬢さん、マッチョな原木さん。いつかどこかで新しい家が建てられる時は綺麗にお化粧をして、北山杉ブランドを誇りに立派にそのお家を飾って下さいね!

  

さて倉庫の中は…ズラリと並んだ丸太やタルキ、買い求める業者さんや生産者達で賑わっています。

 

 「見て見て!」 この日のために丹精こめて育てられた丸太たちが美を競っているようです。

 

最初の列からせりが始まりました。振り子さんの大きな声が響き渡る中、生産者の皆さんもじっと見守っています。

 

 

お目当ての丸太になると、業者さん達の間では声のない指だけの静かな闘いが繰り広げられ、その動きを逃さない振り子さんの鋭い目でほとんど短い時間で一本一本の丸太が競り落とされて行きます。

 

この展示大会で林野庁長官賞を受賞した丸太が倉庫の高い天井を突き抜ける勢いで立てかけられています。その長さ9.3メートル。

 

緑の帽子は市の主催者関係、オレンジの帽子は業者さん。この帽子に三桁の番号札が付いています。

双方が真剣なまなざしでせりに臨み、不思議な動きで勝負が決まる白い手袋の指が眩しく見えました。

 

左右、全ての列を回ること数時間。広い倉庫に丸太の番号を読み上げる声がこだましていました。

 

 

最盛期と比べると静かになったのかも知れませんが、時代の流れです。それはそれ、今は今。12月の終い市は一年で一番アツい日。

何十年もかけて育てた丸太たちが晴れてデビューする日。

組合創立60周年記念の展示大会で受賞した丸太は完売御礼です。

遠くから来て下さった業者さん。有難うございました。

買い方業者さん、振り子さん、生産者の皆さん、本当にお疲れ様でした。

一年の締めくくりとも言える市を終えて中川にもすっかり夜の帳が下りる頃・・・

出荷準備のため、心を込めて焼印を押したりブランドシールを貼ったり。倉庫には遅くまで灯りがともっていました。

  

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