本日もご訪問頂きありがとうございます。
昨日、北山杉の里は今冬初めての雪景色となりました。
北山杉も雪化粧し、モノクロの世界が静寂の中に広がっていました。
さて、前回に引き続き建築士会全国大会京都大会に参加させていただいた様子をご紹介させていただきます。
大会当日、会場展示ブースにおいて北山丸太の用途提案などのPR展示を実施いたしました。
まずはブースの近くに、北山杉を伝統技術で組んだモデル茶室を展示しました。
その手前には北山杉のベンチも・・
そして展示ブースの全体はこんな感じです。
向かって左側に、北山丸太の代表種類をサンプル展示し、その特徴をご覧いただきました。
一番手前のサンプルは、床柱用にプレカット加工したもので、施工現場の省力化が図れます。
そしてサンプルの隣にモニターを設置し、北山杉の育成過程や製品になるまでの工程を動画でご覧いただきました。
さらに右に移って、ここでは北山丸太のモダンな使用例をご紹介をさせていただきました。
ここでご紹介するのは、左から、ガラスの棚と北山丸太を組み合わせた壁面装飾。飾り棚や、ディスプレイ棚として使うことが出来る機能性と優美さを合わせ持ったインテリアです。
その右は、マンションなどでも壁を利用すれば床の間風のスペースが造れる織部床のご提案。リフォームに最適です。
その右にはこちらもマンションや店舗などのコーナーに北山杉を1本使いで設置いただく例です。上下の金具付き磨き丸太を簡単に設置することができ、この1本でとても落ち着いた優美な空間に変わります。
さらにその右は現代の住空間に合うモダンな床の間の形のご提案です。
壁面にベルビアンと間接照明を使い、絞り丸太を立てればシンプルでモダンな床の間になります。
そしてさらに今回、新たに北山杉を使って製作したセンターテーブルを初展示いたしました。
イタリアでも活躍されている家具デザイナー吉野利幸氏のデザインで、日本屈指の高級特注家具メーカー、株式会社ミネルバさんで製作されたこのテーブルの特徴は、ベースの板に厳選した北山杉天然出絞の杢目板を使用し、ガラスの天板とアルミの板を組み合わせて作られています。
その北山杉天然出絞の杢目が下の写真です。
自然に出来る波打った模様が特徴で、大径木にはならない北山杉を、厚みのある板状に製材し、横に何枚もはぎ合わせてベース板が作られています。
今回、ミネルバ様のご協力により、日本を代表する建築家の隈研吾さんがデザインされ、西陣織を贅沢に張り込んだラウンジチェアも添えて展示いただきました。
因みに、こちらのテーブルとチェアは今回の展示後、京都の高級車販売店「マセラティ京都」さんの店舗に期間限定で展示されております。
「マセラティ京都」さんのフェイスブックページで紹介された写真はこちら
この日、展示ブースにはたくさんの建築士の方々にお立ち寄りいただきました。
北山丸太はもうすでに使っているという方から、初めて見たとおっしゃる若い方まで様々でしたが、それぞれに興味をおもちいただき、ご説明させていただきました。
そして次回、1月30・31日に東京ビッグサイトで開催されるWOODコレクション モクコレ2018にも北山丸太PRブースを出展する予定です。
東京近くの皆さま、ぜひお立ち寄りください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます