本日もご訪問下さり、誠にありがとうございます。
先日、京都府が主催する第2回Woodyコンテスト(木造住宅・木製家具コンペ)にエントリーされた方を対象にした林業地及び製材所等の見学会が行われました。
この見学会はコンペ応募作品制作の参考としていただくため、北山丸太製品保管庫及び製材所を訪問。京都北山丸太生産協同組合では北山丸太の生産に関するレクチャーと植林地見学のお手伝いをさせて頂きました。
山で使用する道具の説明。北山地区で使用する鎌(かま)と鉈(なた)は他の地方のものと比べ刃が薄い独特なものを使用します。
一言一句逃さぬようメモしたり、数多くの部材を写真に収めたり。建築家の方々に北山丸太を説明する風景は、さながら大学の講義のようでした。
施設内で実際どのように北山丸太が使用されているか説明を交えて紹介。
当施設自慢の差し替え可能な床柱。実際に柱を外してその簡単さに「お--。」と歓声が沸きました。
そして山へ移動。真っすぐに伸びた北山杉の大きさ、たくましさを見て頂きました。
台杉の枝打ちを披露。抜群の切れ味の刃で、サッサッサッと枝を落としていきます。
短い時間で急ぎ足での説明でしたが、ある程度は北山丸太を理解していただけたと思います。
Woodyコンテスト(木造住宅・木製家具コンペ)は8月31日まで応募受付しております。
是非、エントリー宜しくお願いします。
----- 第2回Woodyコンテスト(木造住宅・木製家具コンペ) -----
木材利用の推進を図るためには、昔からの「木の文化」を継承しつつ木材の新たな利活用方法を開拓し、木造建築や木製家具の設計製作に携わる若手建築士等の木造に関する関心を高めることが必要です。京都府では、府内の森林資源として充実している京都府内産スギ、ヒノキの特性を活かした木造住宅や家具のアイディアを募集します。
コンペ応募の締め切りは平成30年8月31日です。
Woodyコンテストのホームページ
http://www.pref.kyoto.jp/modelforest/woody/30woody/woody00.html
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