2012年2月10日~14日の5日間、ドイツ・フランクフルト国際見本市会場でアンビエンテ2012が開催されました。
アンビエンテ(Ambiente)は、海外販路拡大に意欲のある国内中小企業・団体を支援すべく毎年フランクフルトで開催される世界最大級の消費財見本市です。
インテリア・デザイン業界関係者にとって一年で最も有益な商談、発注の出来る見本市として重要視されています。
日本からも優れた技術やデザインを誇るリーディングカンパニー数社が世界へ向けて新製品を発表し、北山杉を使った「KITAYAMASUGI-NATIVE」もMADE IN KYOTO JAPANとして展示されました。
「KITAYAMASUGI-NATIVE」は、北山杉の特別感を演出する、新しい家具。
北山杉美林から立木が生じ、穂先に続くイメージを形にしています。テーブルや飾り棚として機能すると共に、オフジェ的要素も持ち合わせています。
北山杉の特徴である艶やかな木肌をこれまでにない技法で生かしました。
SIDE DESKとBYOBU。
デザインは数多くのデザイン賞を受賞してきた老舗・GKインダストリアルデザインです。
ドイツへ行く前は、生産組合に展示してあり、優良丸太の表彰式でも活躍してくれました。
「アンビエント」は環境、周りを囲むもの、雰囲気などの意味。チョッとかしこまった場で、くつろぎの空間で。さまざまなシーンでさまざまな表情をつくり出しマッチしていきます。
このKITAYAMASUGI-NATIVEの北山丸太は、見本市会場を自然のやわらかい雰囲気に変えてくれたに違いありません。
そして加工に手をかけているのではなく木自身がどれだけ慈しまれて育ったか、だからこそシンプルなデザインが生きていることを世界のバイヤーに知ってもらえたら、とても嬉しく思います。
アンビエンテ2012の「KITAYAMASUGI-NATIVE」展示の様子、詳しくはこちらをご覧下さい。
http://kitayamamaruta.jp/product/native_4.html
そしてこの後「KITAYAMASUGI-NATIVE」は米国・シカゴのマコーミック・プレイスで行われる「International home&housewares show2012」で出展される予定です。
このホーム&ハウスウェアショウも毎年、北米はもとより世界100か国からバイヤーが新しい商品やビジネスチャンスを求めて訪れるという北米最大級の生活用品見本市。
開催日時は2012年3月10日~13日です。
シカゴでもより多くの人々に北山杉・北山丸太の素晴らしさとインテリアとしてのデザインの可能性を主張してくれることを祈ります。
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