『ルートヴィヒ/神々の黄昏[復元完全版]』がシネフィルwowowで放送されます!
久しぶりですね^^
長いですからそうちょこちょこは放送されないですよw
はぁ~
思えばこの映画のデジタル修復版が発売されるにあたって
TV放送があり
その関係で『ルートヴィヒ(2012年版)』が放送され
なんとな~く見たら
ドはまりしたんじゃなかったっけ?!?!
はい、私の推しは『ルートヴィヒ(2012年版)』の方です
でも一般的に作品の評価は断然こっちが上です
というか20世紀を代表する映画とか映画監督とかで名前が挙がるような作品ですね
(私の推しはそういうことは全然なくひっそりとマニアックにドツボなのです)
ヴィスコンティは私が何だかんだ語るような監督ではなく
世間一般に名監督です
(私はあまり好きではない…たぶん趣味が違う)
今回は「名画の理由」という企画で
『ベニスに死す』
『ルートヴィヒ/神々の黄昏[復元完全版]』
『イノセント』
の3作品が放送されます
最近デジタル修復されたりしたので
『ベニスに死す』は何度か放送されてますね(NHKBSプレミアムなどで)
『ルートヴィヒ/神々の黄昏[復元完全版]』と『イノセント』は
ここ最近は放送されてなかったはず
ヴィスコンティは映画好きなら外してると話題についていけないかもしれないので
(外しているのでついて行けてない^^;)
見るといいと思います
あー『ルートヴィヒ(2012年版)』もついでに放送してくれないかなー
周りから見たいけどレンタルもないし放送もないのね…と言われてつらいんですよー;;
『ルートヴィヒ(2012年版)』は決して傑作ではないけど
いろいろエモい映画なんだよ
『ルートヴィヒ/神々の黄昏[復元完全版]』に関して少し見所を言いますと
「間」の取り方が贅沢です
今の映画って間をあまりとらないですよね
カットとカットが短くつながってると言うか
ある意味無駄がないんですけど
この映画は非常に贅沢に間を取っていて
そこが時間の流れも含めて貴族社会の優雅さを演出しています
監督の本物志向がガチですw
まあなんといっても監督自身が貴族階級出身なので
お城で育ってるような方のなのです
ですから調度品やドレスなど本物を知っているわけです
そういう監督が撮っているので
セットでちまちまなどということはなく
実際のお城でドドン!と撮影しています
撮影場所で私が知っているのは
ホーエンシュヴァンガウ城として出てきてる場所は
オーストリア皇妃エリザベートが子どもの頃暮らしていたポッセン・ホーフェン城で
ローゼン島のヴィッラ・カジノは本物で撮影しています
(ルートヴィヒとホルニヒが一夜を過ごすところね)
もちろんルートヴィヒが建てた3つのお城は全て出てきます
ヘレンキームゼー城の鏡の回廊
リンダーホーフ宮殿の洞窟の湖
ノイシュバンシュタイン城の王の居室
などで撮影されています
『ルートヴィヒ/神々の黄昏[復元完全版]』の時代というのは
貴族階級が終焉を迎えている時代で
ルートヴィヒという人物がやっていることは
まさに貴族階級にのみ許される行いなんですが
終わりの象徴として彼もその趣味に死んでいく感じです
放送日時は
『ルートヴィヒ/神々の黄昏[復元完全版]』は2019年06月10日(月)23:00〜 シネフィルwowow
詳しくは
「名画の理由」→こちら
『ルートヴィヒ/神々の黄昏[復元完全版]』→こちら
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ルードヴィヒ/神々の黄昏もイノセントも見てます。
ビスコンティの映画は美しい男性が出てきますよねそれに全体がゴージャス。
ルードヴィヒ/神々の黄昏を見たときはちょっと胃もたれしちゃって、しばらく洋画を見られなくなりました。