エリア55レポート 

趣味を追求するオタクな日々

『女系図でみる驚きの日本史』読みました

2018年05月12日 | 読書


『女系図でみる驚きの日本史』読み終りました^^
面白かったです

帯の「平家は滅亡していない」というのね
出版社が付けた煽り文句で嫌だなー><
女系図で考えたら平家が滅んでないのなんてわかりきってるじゃん!
とか思いながら読み始めました^^;

「♪栄華は続くよ~どこまでも~」という名前の系図が出てきて
上の煽り文句は出版社がつけたといより
きっと作者自身が中高生時代に古典文学を読んで複雑な人間関係を整理するために
自分で系図を作り始めたときに
実際に感じたものだったんだろうなと思いました^^

この作者のオタク心というのかな
心情ってかなり共感できるところがあってww
「こういう記事を見つけると、『増鏡』読んでて良かった!と心底思う。」
という記述を見たときに”わかるわ~”と私も心底思いましたw

私のジャンルが古典文学や日本史の古代や中世ではないので
彼女の発見当時の感動そのもののような感覚はないんですけど
これが私のジャンルだったら!!!!!!!!といくら!を並べても足りないくらいの
感動があって心臓が高鳴って血圧が急上昇したんだろうな
という想像はつくんですww

まあ、内容自体にはそこまでの目新しさというのは無かったですけど
(日本の歴史もなんとなく読んでいるので知ってることや、考えてきたこととそこまでかい離していなかった感じです)
いろんな系図が出てきたのが楽しかったです

なんでだろうね…
ともかく系図を眺めてるのが楽しいんだよねw

系図はそのほとんどが男性を中心に描かれていますけど
日本は一夫多妻の社会だったので
子どもの数も多くて
ほとんどの系図が重要な部分以外を省略しているんですよね
だから以前から全ての妻・愛人と子どもを描いて
その子どもの婚姻関係も全て描いたら
一枚の紙には収まらないだろうなぁ
と思っていましたが
今回この本を読んで想像していた以上に複雑な人間関係で
男性のみならず女性も何度も結婚しているし同時期に複数人と関係を持っていたりしていて
煩雑な物になるんだな!という感想です
いやそれはもはや感動ですね^^

面白かったです

女系図でみる驚きの日本史 (新潮新書)
大塚 ひかり
新潮社


日本の古代史って私は「日出処の天子」とか「陰陽師」から入っているので
その辺りの人物が出てくると頭の中でちゃんと人物像の絵が脳内で再現されるのが楽しかった
結構憶えてるもんだね~@@;

日出処の天子 全7巻完結(文庫版)(白泉社文庫) [マーケットプレイス コミックセット]
山岸 凉子
白泉社


陰陽師 (1) (Jets comics)
岡野 玲子
白泉社



そして今日からはこちらを読み始めてます
面白そうだけどガチな研究書だというので
理解できますかね^^;
自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く
松本 敏治
福村出版











**コメントありがとうございます
タイコさん
いやいや土下座するほどのことじゃないですよ(笑)
トムヒねー!
私も思いましたw
顔の怪我はすごいメイクでちゃんと作られてて
しかも回復過程もちゃんと再現されてましたけど
髪型はきちんと整ったままでしたね~
もうあそこまで行くとスタッフの硬い決意を感じました
普通のカッコ悪いおばさんが重要な役をするのは見てて嬉しいですよね!!!









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