エリア55レポート 

趣味を追求するオタクな日々

『氏名の誕生』読みました

2021年06月03日 | 読書
書影は版元ドットコムより



最近読書にハマってます
なんかいきなり読書期来た感じです(笑)

今回読んだのはこれ↓

面白かったです

自分の常識が覆された
というか常識なんて儚いもんなんだなぁと思いました

私たち普段名前は一生同じものを使うと思ってるじゃないですか?
まあ、結婚で苗字が変わることはあっても
名は変わらないのが普通ですよね
ごくたまに改名する人がいるけど
結構手続きが大変と聞きますし…

いや、それが江戸時代って名前が変わるのが当たり前なんですって!
私も漠然と幼名は元服したら変わるんだよね?
と思ってました
元服というくらいだから武士限定で思ってました
加えていうなら多分公家も変わるだろうという予測もありました

でもそんなもんじゃなかったんですよ!
市井に生きる一般ピーポーも名前が変わる
というか職業と名前がリンクしてて結構コロコロ変わったみたい

そしてもっと驚いたのは
大岡越前守忠相の名(通称)ってどこだと思います?
忠相じゃないんですよー
越前守が名前なんだって!
びっくり
いろいろ名称があって混乱してるんだけど
忠相は「名乗」で普段使わないんだって!
え?じゃあドラマ「大岡越前」で上様が「ただすけ〜」って読んでるのは嘘なんかい!
どうもそうみたいです^ ^;

あと一条とか鷹司とか藤原家の人が多すぎて通りの名を「苗字」にしてるじゃないですか?
あれ「称号」って呼ばれてて
氏は藤原で姓が朝臣なんだそうだ…
(姓は中国ではまた違うんだよ混乱するよ ; ; )

そして江戸時代の名前が明治に入って今の名前に変わっていく過程が…
面白かったよ
政府大混乱でコロコロ通達が出て
武士も自分の名をどうすればいいかわからない状態ww

一般ピーポーの名前が今の形に落ち着いたのは
政府が徴兵するためにどいしても必要だったからなんだって!
苗字と名の一対を一生名乗り戸籍に登録して変更(ほぼ)不可になったのは
徴兵しやすいからだそうだ

税金とか徴兵とか国民を管理するためには頻繁に改名してたら混乱するもんね…
そういうことだったのかー!です

いや〜越前守が名前だなんて夢にも思わなかった…
歴史面白いな(笑)







**コメントありがとうございます
OGULA AZUKIさん
フライングソーサーぐんぐん成長してます!
他のもグングン伸びてます^ ^
植え付けはピンセット使ったら簡単でした
害虫や病気は困りますよね…













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