ラブが行く!

家族と自分自身のための、愛犬ラブの平凡な日々の記録
2代目ララとの日々

自分の中に

2009-12-31 00:27:04 | Weblog





鏡に映る自分の顔に、母の面影を捜す。
似ていないんだな・・・
目も鼻も口元も、私は父に似ているのだ。

じっと捜したら、見つけた。
瞳の色、肌の色、そして髪の毛の色、質感。
日本人にしては薄い茶色の瞳や茶色で細い髪は母譲りだ。
ああ、私の中に母がいる。
少し安心した。


父が他界して4年8か月。
この間は、母に何かがあったら自分は後悔しないか・・と考えながら行動してきたつもりだった。
それでもやっぱり後悔がある。
細かいことがいっぱい。

出来なかったことではなくて、してあげられたことを数えるんだよ、と友人に教えられた。
そうだよね、そうします。
そうでないと身がもたない。

母が最期の時に着ていたのは、9月の誕生日に私が贈ったベストだった。
気に入ってくれてたんだ。
救急処置で切り刻まれたベストを抱いて泣いた。

お母さん、
私ももうこんな歳なのに、なかなか前に進めないんだよ。
もうしばらく泣いてもいいよね。