連休にお墓参りに行けなかったので、お彼岸最後日、24日に実家に行ってきました。
一日中冷たい雨。今日も続いています。
この時期のこんな雨降りが続くのは”菜種梅雨”っていうんですよね。
日本語ってほんとにきれいですよね。
この歳になってそう感じることが多くなりました。
裏庭にはいろんな花が咲いていました。
ほとんど母が植えたものですね。
世間には実に様々な事情をかかえた人がいて、私の周りを見回しただけでも、幼い子供を残されて夫に先立たれた人、若くして親を失った人、子供に先立たれた人、年老いて弱っていく親を目の当たりにしている人、、、、
その悲しみは想像しただけでも計り知れないほど大きいけど、たぶんその境遇に自分が遭遇しない限り、想像の域は出ないんだろうなと思うのです。
そういう人からみたら、私の悲しみなんかちっぽけなものなんでしょうね。
それでも悲しい。
少し年上の友人や、職場でご一緒する人で母親を亡くされた人たちは、”とりあえず一年間は時折ワッと涙が出るものよ。””三年間はものすごく悲しい。”
そして共通して言ってくれるのは、”泣きたい時は泣く”ってことでしょうか。
私も、全然平気で過ごす時間と、どうしようもなく泣きたい時とがあります。
万年ドライアイでお医者さんの目薬が欠かせなかったのに、空気乾燥のひどいこの冬場、目薬いらずでしたから・・
こんなに泣いたのは人生初ですね。いいかえればこの歳までそんなに泣くようなこともなく、そこそこ幸せに暮らせてる、ってこと。有難いことです。
昨日デパートの友の会の解約手続きに行ってきました。
よくあるアレです。12カ月の掛け金で13か月ぶんの商品券がもらえる・・
私が学生の時にはすでに加入してましたから、それからずっと・・・
ずいぶん長いこと続けていたようです。
近所に住む母の親友のおばさんが、時々二人でデパートにも行っていたのよ、と話していたっけ。
友の会カードにまだ残金がありました。
これは一周忌の引き出物用に使おうと思います。
お彼岸に、母は夢に登場しました。
前に見た夢は悲しかった。
でも今回のは違いました。
私のすぐそばにいて、はっきりと私に呼びかけました。「○○○(私の名前)」と。しかも笑顔でした。
私は「お母さん!」と声をかけてました。
・・・言葉はこれだけ、、、でも母の笑顔が頭に残りました。
よかった、笑顔だった。私の名前を呼んだ。
会えるのは夢の中だけか~・・
あとは私がそちらに行った時か~・・・
とりあえず時々でいいので夢に登場してね。