昆虫の観察ブログ

このブログでは、見つけた昆虫の観察記録を投稿していきます。

羽化後の初々しいルリタテハの動画📷

2023-11-15 16:30:00 | ルリタテハ
 
 
 
羽化後の初々しいルリタテハの様子を動画にまとめました♪

 

 
飛び回るため、撮影するのが大変でした(^_^;)
飼育したみなさんも、きっと同じ思いをしているんだろうなと思いをはせつつ、撮影📷
 
 
 

●ルリタテハの記事

ルリタテハが羽化しました!【蛹の脱皮~成虫まで載せます】

2023-11-15 01:10:35 | ルリタテハ
 
 
 
ルリタテハが羽化しました!
蛹の脱皮~成虫までの瞬間も載せたいと思います

 
 
●動画:通常速度 6分超くらいです。
 
 
 
 11月14日:羽化 
 
 蛹1→成虫へ 
11月2日に蛹になった子です。
 

12日後の11月14日。茶色の硬い蛹から黒い蛹へと変化していました。


また蛹のお尻に「くびれ」が現れ、


空気層のようなものも見られました。
 
 
羽化は突然!事前に大きな揺れもなく、蛹に割れ目ができ静かに脱皮していきました

 
 
しばらくすると「口吻」の曲げ伸ばしが、始まりました💡
 
 
ゆっくり左右に揺れながら、さりげなく「表側の模様」も見せてくれました✨
 
 
羽化後に、一瞬血のようなものが落ちました…。
そして6時間以上脱け殻につかまり羽を乾かしていました。
聞いた話によると、この液体は「縮れた羽を広げるため」に送られるもので、用が済んだらお尻から出るらしいです💡


サイズを計ると3センチ程。小さめの蝶です。
 
翌日の11月15日、ケース天井に止まっていました。
本当に見事擬態できる「枯れ葉」のような、羽をしています(*_*)!


一瞬だけ羽を広げてくれました✨
日光の方へバタバタと飛んで行ってしまうため、撮影は大変でした💦
 
 
 
 
 11月15日:羽化 
 
 蛹2→成虫へ 
11月3日に蛹になった子です。
 
11月14日の羽化前日、黒化していたものの空気層のようなものは見られませんでした。
 
 
蛹から12日後の11月15日に羽化!

















羽化後、しばらく羽を乾かしていましたが…
突然、ヒラヒラと日の当たる窓の方へ飛び始めました。
昨日の子と違い、予想外にも短時間で動き始めました。
 

ルリタテハは、左右に首を振って様子を伺っていました。
 


ルリタテハの美しい表側の羽の写真✨
 
 
 
 
 蛹3→成虫へ 

11月4日に蛹になった子です。
 
羽化は明日と確信していたものの、気づいたら成虫になってました!?
蛹になって11日後の羽化となりました。
明日、屋外へ放してあげる予定ですが、残りの蛹を今後も見守っていきます。
 
 
 


ルリタテハの寄生【蛹のお尻が変色】

2023-11-15 00:19:16 | ルリタテハ
 
 
 
ルリタテハの蛹寄生されていました
兆候は 蛹の変色(お尻)でした

 
 
 11月12日:蛹の変色 
10月28日に蛹になった子です。
そろそろ羽化しても良い頃と思っていた矢先…、蛹のお尻部分「黄土色(金色?)」に変色してしまいました。
ネットで情報を調べても同じ症例はなく、昆虫施設へ問合せしても「このまま様子を見てください」とのことでした。
 
 
 
 
 11月14日 
2日経ち…蛹に変化が現れました。
といっても…羽化ではなく、変色が消えていました!?
不思議を感じつつも、とりあえずは安心しました。
 
 
 
 
 11月15日:寄生蜂の発生 
しかし!翌日、ルリタテハの蛹おびただしい寄生蜂が群がっていました😨!
蛹になって18日目…。
羽化が遅いな…と感じていましたが、寄生されていたようです。
庭で蛹を採集した時点では、見た目異常なしでしたが。
蛹になりたてを狙って産卵する「アオムシコバチ」ではないか?と想像しています。
 
 
●動画:スライドショー
 
 
 
また 心配だったのは同居させていた別の蛹…。
「蛹になって9日目」だったため、新しい蛹に産卵する寄生蜂に狙われたかどうか分かりませんが…。
 
寄生蜂を追いはらって別のケースに移動しましたが、ただ無事であることを願っています🙏🏻✨
 
 
 

●ルリタテハの記事

ルリタテハの蛹【茎が外れた場合の対策】

2023-11-07 12:28:26 | ルリタテハ
 
 
 
ルリタテハの蛹 茎が外れた場合の対策について載せたいと思います

 
 
 シュウカイドウの茎で蛹になった子 
脆いシュウカイドウの茎が外れて、水差しの上で不安定な状態になっていました。
そして「ちょうど蛹の頭が水差しの部分」に、もたれかかっていました。
このままにしておくと、羽化不全になる可能性も浮かんできます…。
(過去にテントウムシ羽化の際、乾燥して曲がった葉っぱが仇になり羽がめくれてしまった悲しい経験があります…。)
 
そこで、前回ブログでも紹介した「大きめの竹串に結びつける方法」をとることにしました。
 
1番目に蛹になった子と、平行に並べました。
ちなみに1番目の子は、蛹になってから10日経ちました。
そろそろ羽化の時期かと思われますが、まだ動きは見られません。
 


少しばかり、蛹に赤みが差してきた気もします。
 


本日竹串に結んだ、2番目に蛹になった子は赤みは見られません。
 

観察後は、このように不織布でカバーしました💡
今後も見守っていきます😊
 
 
 

●ルリタテハの記事

残り2匹 ルリタテハの幼虫が蛹へ【前蛹になる前に体が縮むようです!?】

2023-11-05 21:25:57 | ルリタテハ
 
 
 
残り2匹のルリタテハ幼虫になりました
また前蛹になる前に体が縮む様子も見られました

 
 
●動画:ルリタテハ幼虫の食事
🎧イヤホンにて音量を上げてお聞き下さい。
 
 
 
 11月5日:幼虫たちの様子  
5センチ程の終齢幼虫2センチ程の蛹。比べると大きさは倍違いますね!?
 
1匹の幼虫は、ずっと動きはなく…少し心配でした。
 
飼育ケースには、大量のフンが落ちていました。
環境に変化があれど、食欲はあるようです✨
 
夜中に、幼虫が百合の葉をシャリシャリ食べていました🌿
外の雨音と交じって癒されました✨
(動画は上に載せました)
 
幼虫に再度カメラを向けたら、視線に気づいたのか満腹になってしまったのか眠ってしまいました💤笑
 
 
 
 
 11月5日:幼虫→前蛹へ 
 
 
 幼虫3 
この子は、日中ずっと葉の裏で丸まったまま動かずにいた子です。
百合の水差しの交換をしたときは、ケース床に落ちてしまい…もしかして弱っているのかと心配していました😰
しかし前蛹の前で反応が鈍っていたようです。20時15分「前蛹」になっていました。
 
 
 幼虫4 
数時間前まで、シャリシャリ美味しそうに百合の葉を食べていた子(*^ー^)
5センチ程の立派な体でしたが、20時50分辺りから3センチ程に縮んで見えました
そして…約3時間後の23時56分「前蛹」になりました。
 
 
 
 
前蛹になる兆候は…
 
●幼虫によっては動きが鈍くなり食欲もない
●幼虫の体長が5センチ→3センチ程に縮む
※前蛹の「J」になってから一気に縮むのではなく垂れ下がる前に体が縮む
 
ようです💡
 
 
 
 
 11月6日:前蛹→蛹へ 
 
 
 幼虫3 
5日の20時15分に「前蛹」になった子。
 
6日の17時59分。
予想を超えて「前蛹」から22時間後蛹になる動きが始まりました!
(情報では前蛹になってから18時間後が目安とありましたが…)
 
体が「J」から、やや直線へ。
縦に線のようなものも見られました💡
 
皮が割れて、蛹の頭が見え始めました。
 
クルクル回る動きを始め、側の脱け殻を落としました。
 
 
 幼虫4 

5日の23時56分に「前蛹」になった子。
 
6日の21時34分。
すでに脱皮が終わりクルクルと回っていました(;'-')
この子も予想を超えた21時間半後に、蛹になる動きを始めました。
あいにく脱皮の瞬間は見れませんでした…。
 

 
 
 
 
 幼虫たちの脱け殻 💡
 
 前側 
 
 横側 
 
 裏面 
こちらは、幼虫たちの脱け殻。
食事のシーンやお茶目な姿を見てきたばかりに、可愛いと思ってしまうのは私だけでしょうか💗
 
5匹の蛹は無事羽化してくれるでしょうか?
今後も見守っていきます✨