昆虫の観察ブログ

このブログでは、見つけた昆虫の観察記録を投稿していきます。

保護したテントウムシの蛹が羽化

2023-06-10 13:22:33 | テントウムシ
 
 
 
保護したテントウムシの蛹羽化しました

 
 6月9日 
17:19
夕方、庭で採集したテントウムシの蛹
 

20:54
夜には、早くも前胸が黒くなっていました。
 
 
 
 6月10日 


3:33
前胸が黒くなり、約6時間半後…。ゆっくりと直立する動きが見られました。
情報にある「前胸が黒くなり5時間前後の羽化」を1時間半も過ぎる羽化となりました…😵



3:40〜3:51
動画撮影をするため、早めにセッティングして待ち構えていましたが…
肝心の羽化直後に、スマホの温度上昇のため一部カメラ機能が使えなくなり(なんてこった…泣)
今回は写真撮影しました。


4:17
鳥のさえずりが聞こえ始めた頃、テントウムシの羽が伸び始めました。
 


翌朝、漆黒のナミテントウになっていました


活動的になる明日以降、元いたムクゲに帰します😊
 
 
 


テントウムシの蛹を採るときの注意【羽化失敗のリスク】

2023-06-09 19:37:26 | テントウムシ
 
 
 
テントウムシの蛹採るときの注意
また羽化失敗のリスクについて書きたいと思います

 
 
【テントウムシの蛹を採集】
庭木が生い茂り、家族が剪定作業を始めました。
ムクゲにはナミテントウの蛹が付いており、剪定され処分される前に一時保護する事にしました。
蛹がついた葉を採集し、飼育ケースに入れ部屋で様子を見ました。
 
 
【羽化まで観察】
翌朝2匹羽化していましたが、うち1匹の成虫予想外の痛々しい姿になっていました…!?
 
 
 
片側の羽が、付け根からめくれていました!?
動き回る事はできても、これでは飛ぶ事はできません😨…。
 
 
羽化の瞬間は見ませんでしたが、考えられる原因として…
蛹のついた葉が乾燥して大きく内側にめくれ、これが障害となり羽化に失敗したのでは?と思いました…。
 
 
テントウムシの蛹を採るときは、葉から採集せず、乾燥防止に植物10センチ前後は確保した方が良いかもしれません。

再び ムクゲに蛹を見つけましたが、失敗から学び「気持ち長めにカット」しました。
 
そして、下端を濡れたコットンで包みました。
 

マタタビの葉についていた蛹も、同じように保湿しました。
 

羽化まで見守っていきます✨
 
 
 


テントウムシが孵化しました!

2023-05-11 12:00:00 | テントウムシ
 
 
 
テントウムシが孵化しました!
その様子を載せたいと思います

 
 5月9日 
13:14
ムクゲの葉裏に、黄色い卵を見つけました。
テントウムシの卵では!?と期待し、部屋で観察してみることにしました♪
 
 
 
 5月10日 

0:34
夜、卵は黒みを帯びていました。
 

0:52
約20分後、卵に縞模様が現れました!
 

2:06
一つ一つ孵化していき…、脚をヒラヒラさせるような動きをしていました!
琥珀色の幼虫たち、透き通った脱け殻が美しいです✨
 

2:56
上から見た様子。約1時間ほど経ちましたが、相変わらず幼虫たちは密集していました。
 

3:18
幼虫たちの体が、黒っぽく変化していました。
 


9:31
朝になりました。気づいたら徹夜していました😂(笑)!
幼虫たちの体漆黒になり、脱け殻を取り囲むように群れていました。

11:44
幼虫たちの実際に近いサイズです😊
孵化した幼虫は、1ミリ程度しかありません。


14:39
幼虫たちが、少しずつ散らばり始めました。
 

14:40
予想以上、幼虫たち動き出すまでに時間がかかりました。
 
葉に幼虫がついたままの状態で、元のムクゲの枝にテープで貼りつけました。
※極小サイズのため、柔らかい筆で移動させても傷つけてしまう可能性があると判断したため。
幼虫たちは、ムクゲの枝をつたって散りはじめました。
 
 
夕方に様子を見に行くと、脱け殻には幼虫は1匹もおらず解散していました。
無事、成長してくれる事を願っています
 
 
 


ヒメカメノコテントウの羽化

2022-06-25 12:00:00 | テントウムシ
 
 
 
ヒメカメノコテントウ羽化を載せます

 
になった前回からの続きです。
あいにく羽化(脱皮)の瞬間は見逃してしまいましたが、蛹~成虫までの様子を載せます。
 
 
 6月23日 
18:51
蛹になって3日経ちました。
前胸が黒くなり羽化が近いと思われましたが、テントウムシの飼育経験より「蛹化して5~7日後の羽化」を予想していました。
 
 
しかし予想外!「蛹化して3日後の羽化」となりました!
 
 
 
21:07~
気づいたら…ヒメカメノコテントウは蛹から脱皮し、脱け殻につかまって羽を乾かしていました。
蛹からの脱皮の瞬間を見れなかったのは残念でした。
 
22:46
徐々に模様が浮かび上がってきました!
 
 
 
 
 6月24日 
11:04
翌日、亀甲型の模様になりました。
元いた場所へ返してあげましたが、ちょうど近くにヒメカメノコテントウと同じサイズの小さなテントウムシが止まっていました。
 
15:30
黒地に赤丸左右についた体長3ミリ程のテントウムシです。
ヒメカメノコテントウの別模様かと思われましたが、種類が異なる「アカボシテントウ」ということを知りました。
エサもアブラムシではなく、カイガラムシを好むとか。
初めて見たテントウムシでした。
 
 
 
前回は
 
 
 

ヒメカメノコテントウ 幼虫が蛹になる様子を載せます

2022-06-21 12:00:00 | テントウムシ
 
 
 
ヒメカメノコテントウ 幼虫が蛹になる様子を載せます

 
●動画:ヒメカメノコテントウ 幼虫の蛹化
 
 
 
 6月18日 
庭で、ヒメカメノコテントウの幼虫を見つけました。

体長は7ミリ程でした。
 
 
 
 
 6月19日 
翌日、体の色が黒茶色へと変化しており動きがなくなっていました。
 
夕方には…体が丸まり4ミリ程になっていました。


呼吸をするような動きが時々見られ、他のテントウムシと同様に当日の蛹化を考え30分毎に撮影の準備をしていました。
しかし…残念ながら、この日は蛹化しませんでした。
 
 
 
 
 6月20日 
2日後、再び呼吸をする動きがありました。
(部屋を出るとき念のためカメラをセットして正解でした!突然蛹化が始まります

とうとう直立して脱皮が始まりました!
 






 
 

これは、ヒメカメノコテントウの蛹体長4ミリ程です。
参考に白ゴマを置いて比較してみました。
今後も観察を続けていきます😊🌿
 
 
次回は