ナミテントウ【1齢幼虫~成虫】までの様子と終齢幼虫の謎の動きについて載せます
●動画:ナミテントウ幼虫の激しい動き
5月25日
ムクゲの葉に、ナミテントウの1齢幼虫を見つけました。
採集して、成虫になるまで観察してみることにしました。
体長は5ミリ程しかありません。
5月26日
翌日、タイミング良く脱皮の瞬間を見ることができました✨
1分程の一瞬の出来事でした✨
他にも、ぞくぞくと脱皮が見られました。
幼虫は、殻を突き破るように脱皮していきました。
5月30日
楽々と脱皮していき、4日後には1センチ程の幼虫になりました。
毎日アブラムシをバクバク食べるため、エサの確保が大変でした😅💦
6月3日
さらに4日後、終齢幼虫に変化が見られました。
直立になったり、前後左右に体をくねらせて「ラジオ体操」のような動きをしていました!?
また、ピアノの鍵盤を激しく叩くような「幼虫の謎の動き」も見られました!?
もしかすると「直立して脱皮をする(蛹化の)準備」をしていたのかもしれません。
(動画は上に掲載)
そして1時間後…幼虫の蛹化が始まりました
6月7日
幼虫たちは、無事蛹になることができました✨
※しかし、1匹は残念ながら幼虫のまま死んでしまいました…。
お尻からヒモのような物が見えますが、原因は不明です。
6月8日
とうとう、蛹たちの羽化が始まりました!
羽化の直後は、羽に艶があって綺麗です✨
6月9日
羽化した兄弟たちは、さまざまな模様のナミテントウになりました✨
そして夜、ラストの羽化が見られました。
飼育ケースの壁で蛹化した子です。
裏側から観察するのは初めてでした。
無事に羽化し、羽を乾かしていました✨
6月10日
羽化したナミテントウが活発に動き始めた頃、元いた場所へ返してきました。
丁度そこには、兄弟と思われるナミテントウがいました。
赤地にクッキリとした黒い水玉模様のナミテントウです。
しかし、羽の端が黒ずみシワも見られました。
羽化の際、何らかのトラブルがあったのかもしれません😣
自然界は厳しいですね…。