2023年12月23日。
来年いっぱいで、退職することを決断した。
これまで何度か「辞めよう」「辞めたい」
と思ったことがあった。
ただそれは、腹が立つことがあったり、
ちょっとした気の迷いであったり、
どれも感情的な理由ばかりで、
決断するまでには至らなかった。
‥というより、引き止められたらすぐに揺らぐレベルの小さな迷いだったと思う。
もっと言うと、
でも辞めたら私は毎日何をして生きていくんだろう、とか、
仕事のタスクをこなす喜び、達成感、
社内の人達との接触、
などを天秤にかけると、
明らかに辞めることよりこちらの方が重く、
いつも辞めないことを選択して来た。
でも今回は違った。
辞めることの方が重くなった。
そして、引き止められてもそれに動じない、
揺るがない自信がしっかりとある。
自分なりに職務をやり切った感があるし、
何よりこれまで「でも、辞めたら〇〇が‥」と、失うモノへの執着が強く、
いつも職場に残ることを選択していた。
けれど、今回は違った。
執着を捨ててもこの職場を去ることを、
私の心が選択したのだ。
理由を聞かれたら、「潮時」と言おう。
曖昧な表現だけど、具体的なことを論うのは、あまり得にならない気がするから。
いくつもの要素が重なり合っての決断だけど、人は自分に都合のいいことを言って、
誇張された理由が一人歩きするのには、
抵抗がある。
来年一年かけて、職場を去る準備を進めていこう。
今は、心の整理ができて来た事への満足感すら感じている。