歯科矯正や手術を受けようと思っても、やはり経済的理由が伴うもの。
一番気になるところだと思います
通常の歯科矯正は、健康保険が利きません。全額実費です。
状態の度合いにもよりますが多分・・・平均170~250万くらいでしょうか。
でも蓋裂の場合は・・・
正確には
● 口唇、口蓋裂などの先天的な咬合機能異常
● 外科的な治療が必要な顎変形症の場合は保険の適用が認められています。
私の場合
・上顎を広げる手術
・下顎を削る手術 (
顎変形による軽度の
顎関節症なのです
)
・歯科矯正
を予定していますので、トータル210万~250万かかります
が、保険が適用されれば3割負担で済みますから、約70万でOK。
あくまで概算ですが。
一気に70万をポン!っと払うわけではなく、毎回の通院時に何千円とか1万~2万と小分けに払うかたちになります。
なので、貯金がなくても焦らずに 笑
しっかし~いくら小分けとはいえ、70万とは大金です。
そこで
保険適用後でも更に
公的補助を受けることができます。
ここからは自己申告になりますので、ご自身でしっかりと進めていく必要があります。
まず、
高額医療制度について。
年間¥80,100を超える医療費を支払った場合に、超えた分以降の費用が全て戻ってくるという制度です。
詳しくはコチラ→
http://www2s.biglobe.ne.jp/~k-island/clcp/secukougaku.html蓋裂なら、↑より↓の制度をオススメします。
どう考えても低額で済みますから。
自立支援医療制度について。平成18年4月からできた制度です。
それ以前は
『育成医療』『更生医療』とバラバラに設けられていました。
詳しくはコチラを→
http://www2s.biglobe.ne.jp/~k-island/clcp/secujiritsu.html
要は1割負担になるということです
ただし!
顎口腔機能診断施設として認可された医療機関・指定医師に限られています。
各地方によって違いますが、大学病院は必ずと言っていいほど、認可されています。
もちろん、個人病院でも認可されているところは沢山あります。
先生に聞いてみてください。
そしてもうひとつ。
18歳を過ぎている人が更生医療を受ける場合、
障害者手帳がなくては受けられません。
18歳未満だったら、必要ありません。そのまま
育成医療が受けられます。
なので順番からいくと
1.障害者手帳の交付手続き
2.更生医療の手続き
(それらを待っている日数がもったいないので、その間に虫歯を全て治すこと。)
3.治療開始
ですね。
順調に受けれたらそれに越したことはないのですが・・・・
状態によっては受けれない例も多々あるようです。
医師から診断書を貰って市町村に提出し、市町村から県へ書類がまわされるのですが、もし県の人間が
「おい、この人は手帳なくても大丈夫なんじゃないか?」
と判断してしまったら交付されません
だから、医師の診断書の書き方にもよると言われています
というワケで~
診断書を貰う前に、手帳が受けれる程の状態かを医師にさりげな~く聞いてみるのがいいかもしれませんね
お金と時間のムダなので
では次回は手帳と更生医療の手続き手順を細かく書いていきます