スピルバーグらしさが感じられなかった。
一言でいうとそんな感じ。
"ready player one"を見て。
映画を見に行くと大抵、終わった後に同行者に感想を聞いたり言ったりするのだが、
今回はどちらも黙り込んでしまった。
確かにCGは圧倒的だし緻密だし滑らかだ。
色々な作品の著作権関係の処理も「大変だった」の言葉では語りつくせないものがあっただろう。
(そして多分、スピルバーグの作品なら、という双方のリスペクトの部分もあっただろう。)
だけど、
この画作りだったらジェームズ・キャメロンやマイケル・ベイ(もしくは"トランスフォーマー"でやれば)でいいじゃない。
ゲームとリアルな人生を交差させるなら、そんなお話、世の中に幾らでもあるじゃない(昔の"グーニーズ"の方がまだほっとする)。
スピルバーグはどこにいたのだろうか。
片親(もしくは両親)がいなくてぎこちない人生を送っている、というE.T.辺りからの定番設定くらいしか思い当たらない。
彼の作品を見る時は、
古くはE.T.のような抑うつからの開放感、
バックトゥザフューチャーやインディージョーンズのような爽快感、
シンドラーのリストやカラーパープルのような重苦しさ、
ジュラシックパークのような技術とストーリーの見事な融合、
などなど、
いわゆる大衆受けする作りでも社会派でも、何か置いていたような印象がある。
でもこれに関しては、「見た。以上。」という感じ。
らしさが感じられなかった。残念。
見てないけど、まだ、"ペンタゴン・ペーパーズ"の方が良かったのかな。
ちなみに、最後に話題の針をマニアックな方向に振る。
劇中に初代ガンダムが登場して、メカゴジラと戦う。
(ここは笑う所じゃないですよ、念のため。)
その戦闘シーンを見ていて思った事と全く同じ感想を、映画が終わって出てくる時に話している人がいた。
どうも、男性がガンダム好きで、女性はそれを分かっている風。
女性:「ガンダム、出てきて良かったね」
男性:「うん。でも、ガンダムってさ、あんな戦い方はしないんだよね。途中でそういうシリーズもあったけど、初代では無い。」
その通り。ガンダム、特に初代のは、敵が大きかろうと、相手に取り付くような戦い方はしない。
名前の通り、機動力がポイントなのだ。
しがみついても意味が無いし、
足の動きも、踏みつぶす方向はあっても足の甲で蹴り飛ばすのは、構造上その後動かなくなる危険性が高いのでやらないはず。
存在に対してリスペクトはあったかもしれないが、
内容に関してはそうではなかったようだ。
一言でいうとそんな感じ。
"ready player one"を見て。
映画を見に行くと大抵、終わった後に同行者に感想を聞いたり言ったりするのだが、
今回はどちらも黙り込んでしまった。
確かにCGは圧倒的だし緻密だし滑らかだ。
色々な作品の著作権関係の処理も「大変だった」の言葉では語りつくせないものがあっただろう。
(そして多分、スピルバーグの作品なら、という双方のリスペクトの部分もあっただろう。)
だけど、
この画作りだったらジェームズ・キャメロンやマイケル・ベイ(もしくは"トランスフォーマー"でやれば)でいいじゃない。
ゲームとリアルな人生を交差させるなら、そんなお話、世の中に幾らでもあるじゃない(昔の"グーニーズ"の方がまだほっとする)。
スピルバーグはどこにいたのだろうか。
片親(もしくは両親)がいなくてぎこちない人生を送っている、というE.T.辺りからの定番設定くらいしか思い当たらない。
彼の作品を見る時は、
古くはE.T.のような抑うつからの開放感、
バックトゥザフューチャーやインディージョーンズのような爽快感、
シンドラーのリストやカラーパープルのような重苦しさ、
ジュラシックパークのような技術とストーリーの見事な融合、
などなど、
いわゆる大衆受けする作りでも社会派でも、何か置いていたような印象がある。
でもこれに関しては、「見た。以上。」という感じ。
らしさが感じられなかった。残念。
見てないけど、まだ、"ペンタゴン・ペーパーズ"の方が良かったのかな。
ちなみに、最後に話題の針をマニアックな方向に振る。
劇中に初代ガンダムが登場して、メカゴジラと戦う。
(ここは笑う所じゃないですよ、念のため。)
その戦闘シーンを見ていて思った事と全く同じ感想を、映画が終わって出てくる時に話している人がいた。
どうも、男性がガンダム好きで、女性はそれを分かっている風。
女性:「ガンダム、出てきて良かったね」
男性:「うん。でも、ガンダムってさ、あんな戦い方はしないんだよね。途中でそういうシリーズもあったけど、初代では無い。」
その通り。ガンダム、特に初代のは、敵が大きかろうと、相手に取り付くような戦い方はしない。
名前の通り、機動力がポイントなのだ。
しがみついても意味が無いし、
足の動きも、踏みつぶす方向はあっても足の甲で蹴り飛ばすのは、構造上その後動かなくなる危険性が高いのでやらないはず。
存在に対してリスペクトはあったかもしれないが、
内容に関してはそうではなかったようだ。