so far, not so bad

"unselfconsciousness"

気付いて良かった。

2016-11-13 12:00:02 | 情報
特定の人にしか役に立たないかもしれない、自作自演だけど良くある話。

先に書いちゃうと、
機械の掃除をしようと部品を取り外したら元に戻せてなくてちゃんと動かず、すわ買い直しかと出費がかさみそうになったが寸前で回避出来た話。


うちはダイキンの「うるおい光クリエール」という空気清浄機を、かれこれ5年程使っている。
加湿機能がついているタイプで、
毎年寒くなって乾燥してくると稼働させ、暖かくなってコートもいらなくなる頃にそろそろいいか、と水のタンクとフィルタを外す。

今年も手がカサカサになってきたので、
そろそろかなぁと思ってフィルターやトレーを見てみると、
うーん、結構真っ白だなぁ。水のミネラル分(?)が乾燥してこびりついている。
掃除するか、と、家にあったクエン酸を溶かして2時間程つけ置きする。
まあでも全部素直に取れる訳もなく、使い古しの歯ブラシでこすってみたくなる。
その時に色々ついている部品が邪魔で外したくなる。
そして大抵、どう付いていたか見ずに外して、お、外れた、と喜ぶ。

なんとなく掃除が終わり、なんとなくこうだよねというイメージで取り付けて、
本体に全てセットしてスイッチオン。
が、警告音とランプ点灯で加湿がすぐに止まってしまう。
水タンクを出し入れし、トレイを出し入れし、加湿のボタンを押し、と、何度やっても止まる。

うーん、駄目かぁ。5年も経ったから故障したのかなぁ。
そうだよね、じゃあ買いなおすか、またダイキンにする、シャープにする?
除湿も欲しいな、でも高いな、無くても高いな、あーだこーだ、あーだこーだ…。


一夜明けて次の日。もいちど見てみるか。
某製品比較サイトの書き込み等を見ながら何が動かないのか妄想する。
同じような症状の書き込みに、センサーが動いてない、と書いてある。
センサーね、一口にセンサーと言っても色々あるからねぇ、
でも水のある無しはどうやって判断してるのかね、水があったらどう動いているのかね…。



それでは解決編です。

原因は、これ外れるじゃん、と取ってしまった「フロート」と呼ばれる部品。
この付け方が悪かったのです。

正解はこれ。


後でマニュアルを見ると(先に見ろってね)、
「外さないでください」
とちゃんと書いてある。
そして、外さないで、なので、付け方は書いてない。まあそりゃそうだ。

不正解。こう付けちゃった。


センサーは本体内部に付いていて(多分)外からは見えない。
フロートの端に黒い部分があり、内部のセンサーはそれが近くにあれば水があると判断し、そうでなければ水が無いと判断する。(間違えた付け方でもすぐそばにあるのだけど、ちゃんと判別しているのですね。すごいなぁ。)
水があると判断した場合は本体内部にある歯車を動かす。

(本体内部を覗くとこんな感じで、白い歯車が見える。)


大きな加湿フィルターの外周にギザギザがあるが、フィルターを内部に入れると丁度その歯車とかみ合い、スイッチを入れる事で歯車が回転、フィルターも回転する。

フィルターの周囲には消しゴム程度の大きさの水をすくう部分が幾つか付いている。その部分が下に回ってきた時にトレーの水をすくい、上がってくると少しずつ水がこぼれてフィルターにかかる。清浄機の風はその濡れたフィルターに吹き付けられているから、そこで水分を含んでから外に出てくる、という仕組み。


色々試してみている時に、
トレーもフィルターもフロートも外して、フロートをあるべき位置に持ってスイッチを入れてみたら、
中の歯車が動いたので、それで気付いた。フロートを離すと歯車は動かない。
ああ、センサーは水の有無をこの黒い部分が近いかそうでないかで判断しているのか。
じゃあ、水が無くなった時に離れるようにするためには、、、そうか、フロートは留め具の下になきゃいけないのか。あー、単なる付け間違いじゃん!


とても遠回りをした感があるけど、、、まあ、引き続き使える事になったので、良かったです。


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