Laos

Laos の ビジネス

ラオスの学校

2013年04月26日 10時32分41秒 | ラオス
ラオスの学校について調べていたらこんな活動をしている団体がありました。


ラオス小学校建設後調査

こんにちは

以前一度記事を書かせて頂いた、東南アジアにあるラオスという国に、教育支援をしている学生国際協力団体CHISE(チーズ)です。
CHISEは、2009年夏に発足し、ラオスの北にある村に小学校を建設するために、建設費150万円を募る活動を展開してきました。

そして発足から1年半後の2011年2月、小学校が無事に完成いたしました。
この間の、3月16日から18日の3日間にかけて、完成した小学校を訪れ、学校建設後の村や子ども達の様子の調査をしてきました。

今日はその事について記事を書きます。

学校が建設されただけでは、その地域の教育事情は改善されません。
村人達だけで学校を運営できるようになるために、これからどんな継続支援を行っていくべきか。という事を考慮するために、村人にききとりをしました。

調査で特に明らかにしたかったのは、以下の3点

①大人達の現在の教育への考え

②小学校の普段の様子やシステム

③先生の、仕事に対する意欲がどの位あるのか


以下がその調査の結果です。


①大人達の現在の教育への考え、お話を伺ったのは村長です。(ちなみに村長は昔から村に住んでいる人間である事、人望がある事などの条件を考慮し、国の役人が指名する)


村長によると、大人達は子どもの頃全員小学校に通っていたが、田舎だから昔は“勉強より仕事をするべきだ”という考えが主流だったために、中退した人もいたそうです。

※仕事というのは村で行っている農業のこと(ヤギ・牛・鶏・豚の育成、米・ゴマ・とうもろこし・里芋などの栽培)

しかし自分達が大人になり、勉強ができない事で仕事(村での農業以外の、町での仕事を指す)がないという状況に。
そして、同じ思いを子どもにさせたくないから通わせているそうです。
もちろん、子どもは学校に通ったら家の仕事の手伝いができないけれど、将来仕事に就くために学校に行かせていて、特に高校まで出たら政府の仕事につけるから高校まで行ってほしいと話していました。
でも、公の仕事でなくてもたとえば建築家など自分の進みたい道に進んで欲しいからそのために勉強してほしく、将来仕事に就く事で村に帰ってこないとしてもいい。
自分の子どもが将来幸せだったらそれでいい。と話してくれ、意外と自由な考え方に驚きました。

②小学校の普段の様子やシステム

この村には、少し離れた村にある小学校に通う事ができない、小さい1・2年生のための小学校が元々ありました。

その小学校が本校で、村の小学校はその分校という形で存在していました。しかし、3年生から、離れた小学校までわざわざ通わず、中退してしまう子どもも多くいました。
新しい小学校ができてから、村の小学校だけで1年生から最終学年である5年生まで教える事ができるようになりました。
今、村の小学校に通うのは、全員で68人(1・2年生27人、3・4年生31人、5年生10人)です。

それぞれ年齢は、1年生が6~7歳、2年生が7~10歳、3年生は10~11歳、4年生は11~12歳です。
授業科目は、算数・ラオ語・歌・絵・おりもの・道徳、英語(3年生から)であり、1日に3コマ(朝2つ/午後1つ)行われ、 1コマ2時間です。

毎日何を教えるかは国が年単位で決めています。授業の間には10分の休み時間も設けられています。
ラオスでは、午前の授業が終わったら一度自分の家に帰り、昼食をとってから再登校というスタイルなので、お昼休みは1~2時間あります。

ラオスの進級テストは1月と5月の2回あり、1月はおちても大丈夫だが、5月におちると留年となります。
村で1月にテストに落ちた子は1・2年で5人、3・4年で3人いたそうなので、5月のテストは頑張ってほしいです!
卒業は5月で、今年は今の5年生10人(女2男8)が卒業し、全員中学校に進学するそうです。中学校は村から13km離れていて、自転車で通うことになります。
高校は寮(100万キープ/年)に住み、通学します。今は6人村から行っています。

教科書は、政府から与えられたものを使用しています。
しかし、ひとつの小学校でもらえる教科書の数が決まっていて、それ以上にもらうことができないので、足りなくなった場合、何人かで一緒に使うことになります。
また、年が変わっても新しい物をもらえるわけではないので、新3年生は新4年生が3年生の時に使っていた物を使いまわす事になります。
つまり、教科書は手元には残りません。
それに対し文房具は政府から無料でもらえるので、足りなくなったら先生がルアンパバーンという、村から車で片道2時間の大きな観光都市までもらいに行っています。

ラオスの公立小学校の授業料は無料ですが、学校の運営費や光熱費などを生徒達は払わなければいけません。(先生への給料は国からでています)
フォエイカン村の小学校も同様で、その費用は1人年間7万5000キープ(5月16日時点で1キープ0.01円)です。ちなみに村の1家族の1ヶ月の電気代が2~5万キープです。

学費は村長に払い、小学校で何かを用意するためにお金が必要な時は、先生達が村長に申請します。
学費が払えてない子は5、6人いるようですが、村長がなんとかやりくりしているようで、特に問題はなく支援もいらないとのことでした。


③先生の、仕事に対する意欲がどの位あるのか

よく途上国の小学校支援でいわれる先生の問題に、授業の質の低さと仕事に対する意欲の低さの2つが挙げられます。
前者は、小学校卒業という学歴の先生もいる事。
そして後者は特に田舎に赴任された先生が暮らしの不便さや給料の低さなどの不満から真面目に仕事をこなさないという問題です。
村の小学校には先生が3人います。
全員大学まで進学していて、教員試験に合格した先生達です。
本人達の希望で異動もあるようで、3人のうち1人の女性の先生は、9月に旦那さんの地元へ戻りそこで働くそうで、また別の先生が村にやってくることになるそうです。

授業の質の向上のためにも、村の先生3人が勉強を教えるにあたって何か難しさや障害を感じているのであれば、それらを取り除くような支援の方向性を模索しようとCHISEで考えていたので、
現在の教え方や授業の様子を聞いてきました。

村の小学校では、週に1度テストを全教科行い、更に月の平均を出して優秀な子を発表していました。
その結果は、個人個人の成績ノートに記されるだけではなく、模造紙にも書かれ教室にはられていました。
教室にはそのほかにも、“努力は必ずむくわれる”などのスローガンや、子ども達が授業で描いた絵もはられていました。

また校庭には、新たに花壇ができていましたがこれは国からの指示ではなく、先生達が自ら、農業を営む事になる子ども達に植物の育て方や自然を大切にするという考えを養うために考案してやり始めたとのことでした。
他の学校の先生達とより良い教え方について話をしたりすることもあるそうです。先生をしていて1番嬉しかった事は、子どもに一生懸命教えて、それが伝わった時だそうです。
村については、もち米とか、ご飯とか先生の生活で足りない物をくれるからここへ来て良かったと考えていると言っていました。

これらの調査結果をもとにこれからの継続支援の方向性を決めていくのですが、思っていたよりも村の人や先生の教育に対する意欲が高く、村人だけで運営できるようになる日も遠くないように思いました。
村人だけで運営が可能にもかかわらず、支援を続けてしまうと支援過剰を引き起こし、自立性が失われてしまう事もあり得ます。
また他の村からすると、どうしてあの村ばかり…と嫉妬をかってしまい、思わぬいざこざを招いてしまう事にもつながりかねません。
実際に、村長が隣の村の友達に、この村は小さいのに新しい学校があって羨ましいと言われた(その村は大きいけど学校はなく、子ども達は近くの村の学校に通っている)とのことでした。


今回の調査で村の小学校にはもうほとんど継続支援は必要ではないと判断しました。
しかし、教科書や本が手元に残らないのは、せっかく学校に通い読み書きができるようになって、色んな知識を吸収できるようになったのにもったいないと感じたので、
今度の夏には、村人に材料を用意してもらい本棚を作り、そこに置く本を贈ろうと考えています。


以上がラオスの学校を支援している団体の報告です。

ラオスの日本食堂

2013年04月24日 19時15分12秒 | ラオス
ラオスをキーワードに毎日たくさんのサイトを見ています。
今日は、こんな記事を見つけました。


社会主義国のラオスのTVは、主に隣国タイの番組をリアルタイムでそのまま放送している。それゆえ、タイでブームになっていることがダイレクトに伝わってくるのだ。
そんな中、最近はバンコクの和食ブームがビエンチャンに伝播してきているようだ。

メニューはスタミナ丼セット。このボリ ュームでおよそ450円

2013年2月現在、ビエンチャンで営業する日本料理店は15、6軒ほど。

たったそれだけ? と思うなかれ。そもそもラオスの在住日本人は554人しかいない。タイの49,983人と比べると雲泥の差だ(共に外務省発表の平成23年10月時点の在留届提出者数)。

つまりはラオス人からの需要が増えているのは間違いないと見ていい

ビエンチャンで最初の日本料理店は「古都」という、日本人の奥さんを持つラオス人が経営する店で、13年ほど前に開店した。
たった13年とはいえ、つい最近までビエンチャンは信号すら1つ2つしかなかったような町だった。
2011年にラオス証券所がオープンし好景気に沸くビエンチャンだが、それ以前は夜になれば人っ子ひとり歩いていないようなところで続けてきたというのはすごい。

ビエンチャンとタイの間を流れるメコン川沿いは好景気に湧くビエンチャン最大の繁華街に店を構える「大阪ハックチャオ」という日本食食堂の経営者、Iさんもまた12年前とかなり早い段階に開業した一人。
12年前は、まだ食材などが手に入りづらかったため、ラーメンなどは自家製麺、大阪人ながら納豆も自作するスタイルで開業した。今でもそのスタイルで営業中だ。

「今でもできるだけ現地の食材を使っていますが、一般的な量産の食材は隣のノンカイ(ビエンチャンに隣接するタイ領の町)、和食専門の食材はバンコクから仕入れています」


大阪ハックジャオの筆者イチオシのメニューはスタミナ丼セット。このボリ ュームでおよそ450円
ラオスは海も日本からの直行便もなく、現在でも食材がなかなか揃わないのはちょっとしたハンデになる故、それなりに苦労があるのだ。

ではなぜ日本人もさほど多くなく、食材も入手しにくいラオスで日本料理店が増えてきたのか? それはラオスの好景気が一因だ。

好景気のビエンチャンでは二束三文だった土地が日本円で数千万円以上の値が付くほど上昇したため、土地成金が急増。
とにかく金があるので、タイのTVを観て物珍しさから和食に飛びつく成金たちが現れたらしい。その結果、ブームだけで終わらず「ラオス人の和食に対する親密度は上がってきた」(Iさん)のだ。

しかし、ブームに便乗して店が増え続けると淘汰が始まるのは必至。ラオスの日本食店に関わるある日本人は語る。

「15軒くらいある日本料理店の中でIさんの店のような食堂系は日本人による経営が多いけど、内装に凝った高めの店はラオス人オーナーで客もラオス人が多い。
そういう店は料金の割にあまりパッとしないんだよね」

タイでは小規模店から潰れていくが、ビエンチャンでは逆の現象になるかもしれない。今後、ビエンチャンの和食ブームはどう展開されていくのだろうか? 

ラオスで仕事

2013年04月24日 09時24分37秒 | ラオス
ラオスで仕事がしたいと思ってラオスでの仕事を探していました。
インターネットで見つけたのが、縫製工場の副工場長の仕事です。
日本の会社の工場です。
仕事の内容は、 工場の従業員管理、輸出業務、そのほか工場長の補佐的な仕事です。

全く経験はありません。言葉は全くわかりません。
そんな状態で応募してみました。
何度かメールでやりとりをして、「面接」ということになりまそたが、ここでお互いに勘違いしていました。

私は、日本の会社なので日本で面接をしてからだと思っていたのですが、先方は私がラオスに住んで
いると思っていたのです。

お互いの誤解で今回は没になりましたが、先方から以下のようなメールをいただきましたので全文を掲載します。

PS
****様

申し忘れました
もしラオスに来られるようなことになれば御一報ください
今回以外の件でも、ラオスで何かお役に立てる事があるかも知れませんので
遠慮なくどうぞ・・・
ご健勝お祈り申し上げます


もし日本でインターネットの広告を見てメールのみで求人に応募して、最終的に勘違いで成立しなかった場合、
このようなPSのメールが帰ってくるでしょうか。

ラオスのゆったりとした環境の中で仕事をしている人の精神的な余裕のようなものを感じました。

ラオスの銀行

2013年04月23日 18時44分29秒 | ラオス
ラオスについていろいろ調べていたらこんな記事を見つけました。

数ある銀行の中から私が選んだのは「BCEL銀行」。それなりに理由があっての選択です。
それなりに立派な外観してます。

正直、変な緊張感。どうやって手続き踏んで良いのか全く解らんから。
まあ、とにかくだ。やるしかないし、尋ねるしかないんだけど。店員さんに趣旨を伝えたら優しく対応してくれて助かりました。
私の場合、ラオス現地通貨のキープとアメリカドルでの預金になるので必要書類2枚をなんとか?記入。(ほぼ、空欄)。カウンターに座り、再度、新規に銀行口座を開設したい旨を伝えました。
ちゃんと私の話を理解してくれた様子で、(このおねーちゃんも感じが良くて可愛くて、凄い助かりました。)自分の希望通りにキープ建て1年定期、ドル建て2年定期で、手続きすることに。

申請事項のパスポートは、問題なし。
ラオス滞在先の住所(ここではホテル)も問題なし。
で、ワークパーミット。。。(事前に調べた情報では不要とは聞いていたのだが、、、。)
とにかく!そんなもん、持ってるわけが無い。
ただの旅行者でも開設できるものと思っていたので焦りました。
ただし、私はそれなりに準備は良い。
別の書類も携帯してます。公に対して効力があるとは余り思えないんだけど、ラオスでの銀行口座開設程度であれば問題ないのかもしれません。
そんなわけで、何とか銀行口座開設に至ることができました。
キープ建ての通帳に物凄い桁の数字が並んでいるのでお金持ちになった気分がします。
そもそもが10000キープ≒40バーツ、そこそこだしね。

ちなみに、金利ですが、定期の場合で、
ラオス(キープ) 9%(1年) 12%(2年) 13%(3年)
タイ (バーツ) 3%     4%   6.5%
アメリカ(ドル) 3.25%  4.5%   6.5%

これだけみればお得なんですけどね。さて、どうなることやら。


一年前の記事です。

ラオスの現状

2013年04月21日 16時01分20秒 | ラオス
毎日ラオスの事を調べていたら、ビッグローブでこんな記事を見つけました。

茶色い髪」の少女——ラオス奥地で突きつけられた「貧困」の現実

アジア各国の社会起業家を取材し、辺境に眠る力強い可能性を描き出した『辺境から世界を変える』。
本連載では、アジアの最果てを巡る取材の中で、ターニングポイントとなった出会いや出来事を、書籍未収録のエピソードを中心に書き綴ります。
ラオス、カンボジア、タイ、中国、フィリピン、インド……。2年にわたる取材で、筆者、加藤氏は何を見たのか。
まずは、アジアの社会起業家を巡る旅の始まりとなったある出会いの話から始めよう。場所はアジアの最貧国ラオス。
この旅を始めるまで、僕は「貧困」というのは「解決せねばならない問題」だと思っていた。
この旅は急成長するアジアの原動力となる人々の力を自分の目でみたい、そして、新たな社会の変革の担い手となろうとしている各国の社会起業家が活躍する現場に足を踏み入れたい、との思いから始まったものだった。

「この村の子どもたちの髪の毛って、みんな茶色いの?」ラオス奥地の村で出会った美しい女の子にたまたま僕の目が止まった。
明るい茶色の髪を美しいと思ったからだ。そんな僕の何気ない問いに、その村へ案内してくれた友人はそっけなく答えた。

「それ、栄養失調だよ」

栄養が不足すると、髪の毛は細くなり、光が当たると茶色く見える。僕は、そんな「当たり前」のことすら理解していなかった。

素朴な疑問が浮かぶ。さらに奥地はどうなっているのだろう、と。
アジアの最貧国の一つ、ラオス。2009年の夏、僕はその最北部にあるムアンシンという町を訪れた。
学生時代に訪れた中で、最も印象に残った場所だったからだ。ムアンシンは、旅人たちには阿片の栽培で知られた小さな町で、麻薬栽培で悪名高い「黄金の三角地帯」の一角を成す。
麻薬の栽培に現金収入を頼る極貧地域だか、人々は優しかった。

当時は電気も電話もない「世界の果て」だったけれど、8年振りに訪れたこの町は、大きく変わっていた。中心部だけ見れば、見違えるほどの賑わいを見せている。
以前訪れたときにはなかった新しい市場には中国製品が立ち並ぶ。しかし、貧しい人たちは貧しいまま変わっておらず、物を乞い歩く人々は変わらぬ姿で物乞いを繰り返していた。

そのことに疑問を感じながら、ムアンシンからさらに奥地に進む。ただの旅行者では訪れることもできないような奥地、雨が降るだけで進むことも戻ることもできなくなる山の中にその村はある。
そこは、僕がそれまで訪れたどこよりも貧しい人々の村だった。そして僕は、この場所で「貧困とは何か」ということがわからなくなってしまう。

山岳地帯に住むアカ族は世界で最も貧しい民族の一つだ。阿片の栽培で生計を立てていたが、近年の法制度の強化によって現金収入の術を立たれ、多くのアカ族が物乞いに転じた。
そのアカ族の村で、冒頭の美しい茶色の髪の少女に出会ったのだ。

いったい貧しいということはどういうことなのだろうか?彼らの村に泊まり、ほんのわずかな蓄えもない彼らにもてなされる。

村で過ごす時間が長くなるにつれて、貧しいということがどういうことなのか、僕はますますわからなくなっていった。
初めてムアンシンを訪れた8年前も、なんとなくは感じていた。だが、今回は目に見える形ではっきりと思い知らされた。

彼らは僕らよりも、幸せそうに見える。いつも笑っているし、楽しそうだ。家族もいる。住まいは清潔だ。飯も美味い。

しかし、過ごす時間が長くなるにつれ、彼らの幸せな姿に影のように寄り添うものを、目が捉えるようになる。
僕らは台風が来れば家の中でじっとしていれば済む。だが、彼らはその次の年に食べていけなくなる。栄養失調と下痢が重なるだけで死ぬこともある。
「茶色い髪」の少女の弟も些細な出来事で死んだ、と聞いて愕然とした。

僕らの日常をさりげなく過ぎ去っていくようなほんの些細なことが、人の死をもたらし、かろうじて安定していた生活を恐ろしいまでに変えてしまうのだ。

ああ、そうか、こういう場所にアントレプレナーがいるのだ。
そのような現実がある一方で、僕がこの村で見たのは、貧困に苦しむだけの人々ではなかった。この村はアカ族の中でも有数の発展を遂げ、物乞いから転じて経済的に自立した数少ない村だったのだ。

僕らをもてなす宴で、僕はこの村の村長と出会った。彼は僕が仕事をしてきた起業家たちと同じ風貌をしていた。力強く語り、敬愛を込めた眼差しで迎えられる。聞けば、彼はこの村の発展にかけずり回った男だという。

問題と直面しているこんな場所に起業家はいるのだ、そう思ったことをよく覚えている。もし、僕が彼らの言葉を話せたなら、いくらかでも彼らのビジネスに貢献できただろう、と思うと悔しかった。

あれだけもてなされたにもかかわらず、ほんのわずかの、必要最低限の礼しかせずに帰ってきた。資金的な支援をしようと思えば、できた。でも、それが良いことかどうかわからなかった。
それは、僕がすべきことなのか、と。
難しく考えすぎるのは僕の悪い癖だが、この2年の旅で答えを出さねばならないこと、僕が知りたかったのは、働くことを通じて、彼らのような人々にどう貢献できるか、だった。
ムアンシンへ向かう車の中、僕はまだ立ちふさがるいくつもの壁に圧倒されていた。


こんな記事が見つかりました。
何か貢献したいですね。自分のできる方法で。

ラオスを考えるための参考資料

2013年04月21日 01時08分29秒 | ラオス
毎日たくさんのメールが来る中でラオス近隣のミャンマーの給料について記載されているメールがきましたので参考まで。


一般的なミャンマー人の平均給料5,000~8,000円 / 月

国際スキルと外国語スキルあり20,000~40,000円 / 月 だそうです。

ミャンマーにジャンクションスクエアというデパートがあります。
日本のデパートのような大きなデパートです。
そこに100円ショップで有名なダイソーが出店しています。
ただミャンマーでは1800チャットショップです。

今は1円=約9チャットくらいですから200円くらいです。
月給5000円のミャンマーの人にとってはそれほど安くはないのでしょうか。

世界中の企業がどんどんとミャンマーに進出しています。
今後、ミャンマーがどれくらい成長していくのか興味があります。
海外投資に興味がある方はミャンマーについて調べてみてはどうでしょうか。

ミャンマーの情報を定期的に配信されているサービスをご紹介いたします。
インフォメイク株式会社が提供しているミャンマー株式ニュースです。

以上のようなメールが来たのでお知らせします。

教育について

2013年04月20日 07時52分22秒 | ラオス
東南アジアがとても好きなのですが、ラオスにはまだ行ったことがないので資料ではなく、
実情は、どうなのかをとても興味を持って調べています。

想像していたとうり、十分な教育が行き届いていないようです。

これからラオスの教育について、調べていきたいと思います。
どんな情報でも構いませんので、ご存知の方はコメントをいただければ嬉しいです。
メールでも結構です。

アドレス:koko336564@yahoo.co.jp

よろしくお願いします。

ビジネス

2013年04月18日 21時49分27秒 | 日常のなかで
今日は、ラオスとは関係のないことです。

知人に誘われて新しい仕事の説明を聞きに行きました。
簡単に言えば、理想的な時期にコンビニのチェーン店に参加するようなものです。

今コンビニは飽和状態の地域がほとんどで激戦で苦労しています。
セブンイレブンがチェーン展開を始めた時に誰が今の激戦を想像したでしょうか。

誰もが知らないうちに新しい仕事を仕掛けて行く。
所謂、創業者利得のようなものです。

興味のある方は、コメント欄よりご連絡ください。

コメントありがとう

2013年04月17日 11時12分26秒 | ラオス
コメントで頂きました、アドレスに送信しましたがメールが届きません。

[あっと]のところを@に変えて送信しましたが送信できませんでしたのでブログからの連絡にしました。

私は東南アジアが好きなのですが、ラオスにはまだ行ったことがないのでラオスについて調べています。
最近では、昨年の9月にバンコクにひと月行っていました。
フィリピンとかインドネシアも何度も行ったのですが島国なので長期滞在するときに他の所に行く時は移動が大変です。
タイ周辺は陸路で繋がっていて、特にラオスは内陸にあり全く海と接していないので興味があるのです。
なるべく早く訪問してみたいとおもいます。
これからも、よろしくお願いします。
koko336564@yahoo.co.jp にご連絡ください。

ラオスの物価情報

2013年04月14日 15時33分08秒 | ラオス
ラオスの物価情報 情報提供:ラオス政府観光局


水 24円 KIP2.000 500ml

ビール 84~240円 KIP7.000~20.000 750ml レストランのランクによる

ジュース(コーラ) 36~60円 KIP3.000~5.000 ペプシ

菓子 12~240円 KIP1.000~20.000 屋台のドーナツからカフェのケーキ

現地のレストラン 360円~ KIP30.000~ 1人

観光客向けレストラン 600円~ KIP50.000~ 1人

屋台 72~240円 KIP6.000~20.000 1人

高級レストラン 2400~6000円 US$20~50 1人

カフェのお茶+菓子 240円 KIP20.000 1人につき

タクシー 720~960円 US$6~8    ヴィエンチャン空港から市内

電車無し

バス           720円 KIP60.000         ヴィエンチャン→ルアンパバーン(所要時間9時間~10時間)

バス(市内)     24円~    KIP2.000~        ヴィエンチャン→ルアンパバーン(所要時間9時間~10時間)

その他の乗り物   60~240円  KIP5.000~20.000 ジャンボ1人につき(ヴィエンチャン市内のおおよその目安。)

歯ブラシ 36円 KIP3.000

石鹸 24円 KIP2.000

シャンプー 6円 KIP500 一回分の小袋。

ティッシュ 24円 KIP2.000 トイレットペーパー1ロール。

生理用品 84円 KIP7.000 10個入り。

蚊取り線香 36円 KIP3.000

エコノミーホテル 1,800~3,000円 US$15~25 ツーリスト ヴィエンチャン市内対象

中級ホテル 3,600~4,800円 US$30~40 ヴィエンチャン市内対象

高級ホテル 7,200~18,000円 US$60~150 ヴィエンチャン市内対象

ゲストハウス 1.200~3.600円 US$10~30 ヴィエンチャン市内対象

Tシャツ 360円~ KIP30.000~

タオル 144円~ KIP12.000~

下着 60円~ KIP5.000~

ズボン類 600円~ KIP50.000~