型モノ職人

型モノ制作中。
石膏で型を作って、タタラ（粘土の板）を合わせていきます。
型は凸型が多いです。写真の中段はケーキ皿ですが
大きな型に乗っけるくらいな感じで浅く作り、縁を立ちあげて
リムのある皿にしています。
もっと深くつくると、カレーボウルにもなります。
右下のは三つ足を付けた醤油皿で、中に兎を描きこむ定番モノ。
凸型だと、そういういろいろなアレンジがききます。

上の段と、左下は凹型。朝顔のように開いた形も楽に作れます。
最初から型に高台も彫りこんであるので、一気に全体が仕上がります。
左下のは、リムが付いていますが、型自体が浅いのでこの形しか作れません。
デザインや、大きさごとに型がいるので、
シリーズで展開しようと思うと大変かも。
だんだん棚が型で一杯になってきてしまいましたが
いろいろデザインして型おこししていくのは楽しい作業です。