===paradiso trattoria===

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古民家満喫

2007-11-17 | ナーラック cute

こちらは益子の陶芸メッセにある濱田庄司邸
陶器市の合間にいい感じの日のかげり具合になったので
ちょっくら激写してまいりました。
ここに柿の実なんかが映り込んでいたらまさしくな原風景

この日はお茶会が催されていて、着物のご婦人方が忙しく準備されて居ました。
台所がとても広い濱田邸。古いのに、しっかりと金属製のシンクを作りつけてます
沢山の人がこの家に招かれていたのでしょう。使われてこその家ですよね。
どんな建物なのか、陶芸メッセのHPから抜粋してきました。

 建築年代 江戸後期
 構  造 木造平屋建寄棟造茅葺
 規  模 間口 23.394m
 
奥行 
11.692m

 特  徴

  江戸時代後期に市貝町市塙で建築されその後茂木町下菅又に移築されたもので、庄司が昭和5年
(1930)に購入した最初の建造物で、家族や職人・女中の住居として使用したほか土間は改造し初期の作陶の場となった。
 その後は母屋としてばかりでなく国内外の訪問者の交流の場としても使用された。
大黒柱は34㎝角の欅で、幅45㎝厚さ17㎝の欅の差鴨居が炬燵と囲炉裏のある10畳の座敷を回っている。4間
×3.5 間の土間部分はほとんどが板間で中央に囲炉裏があり、南側には馬屋側に手回し轆轤が座敷側に蹴轆轤が設置してある。
 轆轤の上は中2階になっていて階段箪笥によって上り下りができ、当初は夫人の機織り場所であったが囲炉裏や竈の煙がけむいので庄司の作品置場となった。
 板間正面には竈があり御飯のほかにパンなども焼いていた。厩梁は幅70㎝厚さ23㎝長さ10.0mの松で天井も4段の松の梁組みである。土間への入口は障子の引戸となっているが、片開き木戸が内側から閉められるようになっている。

 平成元年(1989)町指定文化財に指定され、同年に益子焼の伝統を伝えるために陶芸メッセ益子内に移築保存された。


「囲炉裏が煙いので」・・・たしかにあちこちに囲炉裏が。
天井が高い~!明り取りの窓も随分高い位置まであって
結構明るいんです。
部屋も沢山あって、中には入れなかったのですが、欄間や建具が素敵でした。




外にでると、登り窯もあります。


私の窯とは圧倒的にスケールが違う・・・(^_^;)窯場を子供達が走りこみしてます!
移築してきたので、母屋と窯のみ。仕事場はもう一つの益子参考館にあったそうです
私ったら古民家に目を奪われて、肝心なものを見てませんね


窯の出口のあたり。煙突がにょきっとはありません
穴窯とか登り窯とかは、煙突の造りが微妙に違うので
見た目に一番わかりやすい違い。実は私はここを見るのが好き。

今回は初訪問だったのと、仕事の方で一杯一杯な感があり
なんとなく、また来た時にとっておこう、とあまり見てあるいていません。
名物もあまりわからなかったし。。。
次回はいつもの食べ物アローイ♪編をお届けします~