「僕がもし、生まれて来なければ良かった。
生きていても良い事なんて一つも無い。
と言ったら貴方は僕になんと言いますか?」
「それは、とても残酷な言葉だね」
そうだ。
彼にとって最も無慈悲な質問なのだ。
「さっきの僕の許しはいつまでも有り得ない事に
なってしまうね」
「それは…僕が貴方を許さないなら、
貴方も僕を許せなくて。
僕が貴方を責めるなら、
貴方も僕を責め続けるのですか?」
「君が自分を価値の無いものだと辱め続けるなら、
僕はいつまでも自分を責めていなければならなくなる」
小説の方はこんな感じで抽象的なんだけど
これを普通に置き換えると
親だったら
あなたが生きているのが無駄だと言うなら
私が生きているのも無駄になってしまう。 かな?
恋人だったら
あなたが生きてきた事が意味が無いというなら
あなたを好きな私も意味が無いのね。 かな?
ん、なんかイマイチだ;
小説の中では尊敬する相手を傷つけるような質問を
あえてしてしまった答えだったから
ニュアンスが違うのかもしれない。
絶望しているかもしれない人を
励ます言葉って
やっぱりその人を理解する気持ちが
無いと響かないんですねぇ;
って事で。
現実の重みを感じている訳でもない
(無いのか…)
身をもって示すしか私には方法が無いようなので
ま、今は笑っていきましょう。