お正月休みに少しづつ作ろうと買っておいたオーディオ・セレクターをちびり、ちびりと製作を始めました。3チャンネルの入力切り替えとボリュームにダイレクト入力切り替えスイッチが付いた使い勝手の良さそうなキットです。
プジョールの生誕記念と同時に開催されたバルセロナのギター講習会のパンフレツトです。バルセロナ各地で二週間に渡り様々なコンサート、講習会が行われました。写真はやはりタルレガの弟子で、プジョールと共にギター史に名を残す巨匠ミゲル・リョベート。写真で抱きしめているギターは愛器アントニオ・デ・トーレス。リョベートが使用したトーレスは私のごく近くの日本の著名ギタリストが所蔵されておられます、、、。
プジョールの弟子によるコンサートのパンフレツト。上はイタリアのサッサリー島の音楽院教授のアルマンド・マロッソ先生。レリダ近郊のセルベーラで開催された「エミリオ・プジョール国際ギター講習会」でレッスンを受けました。私が参加した時はギター、バイオリン、チェロ、ピアノに多数の管楽器、オーケストラ等400名程が参加。ギターはアンドレス・セゴビアの高弟ホセ・トマスとマロッソ先生により講習が行われ、学生は30人程。下はカルロス・トレパット。1989年に私が留学した当時、スペインで一番の若手ギタリスト。トレパットの幼少時の先生は私の親しい友人でレリダで一番の私設音楽院教授のモントグー氏。モントグー家には週に一度は伺い御馳走になりました。スペイン人では珍しくフレタのギターを所有しており、当時注文から20年待ちようやく手に入れたと語ってました。
上段はプジョールのお墓でのコンサートの案内。下はレリダ市内にある「エミリオ・プジョール記念館」での催しの告知。スペインに留学中、私もレリダにてプジョールの高弟で吉田先生の友人であるレリダ音楽院の教授リカルド・チック先生のもとで学びました。記念館には生前プジョールが愛奏したアントニオ・デ・トーレスはじめ、エンリケ・ガルシア、イグナシオ・フレタ等名器が多数展示されおり、他にも机、椅子、譜面台に足台、手稿譜や万年筆等々プジョールの愛用品の数々が展示されています。月に2、3度は足を運び資料に見入ってました。
昨年末にスペインのレリダ在住のギタリスト・メルカデ氏より2011年に開催された、F.タルレガの弟子にして、わが師、吉田光三先生が1965年にスペインで師事された巨匠エミリオ・プジョールの生誕125周年記念の催しのパンフレツトが届きました。次項より続けて掲載します。