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OSAMUの写真記録

まだ咲いていてくれたレンゲショウマ(エビネの森)

撮影日:2023年8月26日

今年の盆休みは台風の影響で後半ははっきりしない天気で、予定の変更を余儀なくされ、訪れることができたのがこの日になってしまいました。
エビネの森は香嵐渓の近くにある、川合さんが個人で自宅の裏山で山野草を育て管理されている森で、見せていただくよう声をかけて入らせてもらいます。
川合さんからは「もう終わりだよ」と言われましたが、森に入ってみるとまだまだ咲いている姿を見ることができました。

1)レンゲショウマ(蓮華升麻)はキンポウゲ科レンゲショウマ属の多年草で、日本特産の1属1種の花。
これはタイトル画像と同じ個体ですが、角度によってまったく違う見え方になっています。


2)花の写真を撮り始める時に図鑑を購入して、いつかは見たいを強く思った花の一つです。


3)いろいろ調べて、ここエビネの森で見られることを知り、初めて来たときはどきどきしましたが、森に入ることを快諾いただきホッとしたこと、また実際目にできて感動したことは忘れられません。


4)見頃の花と終わってしまって花弁を落としてしまったものと丸い蕾が同時に写っています。


5)今放送中の朝ドラ「らんまん」ではキレンゲショウマ(黄蓮華升麻)のエピソードがありましたが、こちらはアジサイ科キレンゲショウマ属の多年草で見た目は似ていても違う種ですね。
キレンゲショウマは日本人が日本の学術誌で初めて発表した植物の新属ということでドラマで取り上げられたのですが、これも1属1種です。
昨年だったかここで見たように記憶していますが、今年は見ることができませんでした。


6)本来は薄紫色ですが、こちらは白花です。


7)うっそうとした暗い森に灯るランプのようです。


8)花弁のように平らに開いているのは萼で、蕊を抱えるように筒状に見えるのが花弁。


9)


10)


11)


12)これは萼も花弁も細く見分けがつかないですね。


13)ヤブミョウガ(薮茗荷、ツユクサ科ヤブミョウガ属の多年生草)
暗い森に真っ白な花弁が印象的。


14)森を出て、川合さんにお礼を言って帰る際に駐車場近くに咲いていたサルスベリ(百日紅、猿滑、紫薇、ミソハギ科の落葉中高木)


15)センニンソウ(仙人草、キンポウゲ科センニンソウ属のつる性の半低木)


16)いっぱい花をつけていました。


17)花弁に見えるのは実は萼で、花弁はない。


18)川合邸とエビネの森を仰ぎ見てお暇しました。

帰りがけに見頃はやはりお盆前後と伺いました。
猛暑ではありますが、そんなことは言ってられないですね。

9月に入っても相変わらず猛暑が続いていますが、夜になると虫が鳴き始めました。
着実に季節は夏から秋へと移ろうとしてます。
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