水星からやって来たリロイ・ブラウン~Leroy Brown from Mercury~

埼玉県民サラリーマンの徒然なブログです。

My Brexit

2022-12-26 08:53:57 | 英国生活
2013年に英国駐在を終えたので、もうすぐ10年ってところ。

4年前までは、また英国駐在が有り得るのかなと思っていたのですが、事情は変わった。

それもあって当座のつもりの通勤車・306を昨年買い替え。

そして今年は残していた銀行口座も閉じました。稀に見る円安傾向だったので今しかない!?

まるで、「得したんでしょ?」と思われがちだが、全然違います。

我々が行ってたころは一時期1ポンド=200円超えの超ポンド高。大変だったなぁ。

リーマンショックからしばらく長いポンド安が続いていて、また駐在するかもしれないから眠らせておこと思っていました。

改めて、海外の口座を閉じるって結構手間が掛かる作業だったので、記録に残しておきます。

〇1stステップ
「口座を閉じたい」と連絡したら、書類が必要と言われ、フォーマットがエアメールで届く。

〇2ndステップ
パスポートコピーとその法的な認証書類が必要になる。

いろいろ探して、国際司法書士を訪ねました。

リーゾナブルに対応してくれる方が池袋にいらっしゃいまして、助かりました。

そこに行きつくまでは、費用が高かったり、事務所の指定フォーマットしか対応してくれなかったり…

とりあえず必要書類を作成して送付。

〇3rdステップ
送付から約1カ月経過すると、国内の受け側の銀行から電話がかかってくる。

埼玉のある支店に海外から送金されてくるとオオゴトなのか?って思うぐらいの勢いで、
『身に覚えありますか?』『今、英国に住んでるんですか?』とか…
本人確認のため銀行に来て欲しいということなので、「じゃあ明日の午前で良いですか?」と返したら、
『明日来れちゃうんですかー?!』って感じで…外国にいると勘違いしてるようです。

「何を持っていけば良いですか?」『マイナンバーカードとか通帳はお持ちですか?』
「通帳?…通帳は無いですね」『あ、通帳は無くて大丈夫です。マイナンバーカードはご存じですか?』
「あ、あの番号が書いてあるやつですよね。持ってますよ。先日取得したばかりなので」
『持ってるんですかー!?凄いですー(奇跡ですーと言わんばかり)』

自分の口座から自分の口座に送金するだけで、なんでこんな面倒なんだろ…どちらも私の名義なのに…
英国の口座だって、帰国時に日本の住所に登録変更してるし…

「明日の10時か11時ぐらいに」と言ったら、『明確に指定下さい』ってことなので、
「じゃあ10時に参ります」ってことになった。

銀行ってそんな忙しいのか?番号札取って待たされるんじゃないのか?

〇4thステップ
前日にワクチン4回目を打って、熱っぽいのですが、
その銀行には検温も無くバレずに到着。むしろそれのほうがドキドキでした。

「10時より早いのですが~」と恐る恐る窓口で説明したら、
『伺っております。少々お待ちください』と昨日の方より落ち着いた方が対応してくれた。

とりあえず送金に至った経緯と身分を証明できる物を確認して、終わり。
夕方には口座に着金。

無事英国の口座を閉じることが出来てホッとしました。

いくらも入ってるわけではないが、ずっと頭の中にあったのか、いろいろと込み上げる物を感じた。

もう英国に残してる物は無くなったなぁ。

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